チャートの種類としては1時間足（または30分足）のローソク足やバーチャートを使用します。そして、トレンドの判断に役立つ指標として、18期間の指数移動平均（EMA）と28期間のEMAを使用します。これらのEMAは赤色で表示されます。また、トレンドの参入タイミングや強さを見るために、5期間の加重移動平均（WMA、青色）と8期間のWMA（黄色）も使用します。

18期間のEMAと28期間のEMAは、トレンドの始まりと終わりを示すトンネルとなります。長期のトレンドを見ることができます。一方、5期間のWMAと8期間のWMAは短期のトレンドを示します。

エントリーシグナルでは、赤いトンネルが非常に狭くなったり交差したりした時にのみポジションを開くべきです。ロングポジションの場合は、5期間のWMAと8期間のWMAが赤いトンネルを上向きに交差することが重要です。さらに、5期間のWMAが8期間のWMAを上向きに交差すると、シグナルの強さが増します。ショートポジションの場合も同様で、5期間のWMAと8期間のWMAが赤いトンネルを下向きに交差し、さらに5期間のWMAが8期間のWMAを下向きに交差すると、シグナルの強さが増します。

エグジットシグナルでは、トレンドの終わりを示すシグナルを見ていきます。ロングポジションの場合、価格が高値に達し、5期間のWMAが8期間のWMAの下に下落すると、ポジションをクローズします。ショートポジションの場合は逆で、価格が安値に達し、5期間のWMAが8期間のWMAの上に上昇すると、ポジションをクローズします。また、赤いトンネルの境界が交差したり非常に狭くなったりした場合も、ポジションをクローズする必要があります。これはトレンドの逆転の明確なサインです。このサインを確認したら、ポジションをクローズし、逆方向に新しいポジションを開くようにします（ロングポジションの場合はショートポジションを開く）。

トレード中には、5期間のWMAと8期間のWMAが赤いトンネルを交差するサインに注意が必要です。赤いトンネルの境界が交差しない限りは問題ありませんが、しばしば交差することがあります。

基本ルールとして、ポジションを開くタイミングは赤いトンネルの境界が交差した時点であり、再度交差した時点でポジションをクローズすることが必要です。また、常にストップロスを使用しましょう。ストップロスは10〜15ピップ程度が推奨されています。