この記事では、FXGTの各種口座におけるスプレッドについて詳しく解説します。
スプレッドは、FX取引において重要な要素であり、取引のコストに直結します。スプレッドが狭いほど、取引者にとってコストが低くなり、利益の可能性が高まります。この記事を通じて、FXGTの各口座のスプレッドの違いや、取引コストの詳細を理解することができます。
【基本】取引の際のコストとしてのスプレッド

通常、ブローカーは取引者に対して買い入れ時にはアスク価格(Ask)を提示し、売り出し時にはビッド価格(Bid)を提示します。スプレッドはこれら2つの価格の差であり、これを支払うことで取引が成立します。
スプレッドは取引のコストの一環と見なされ、これによってブローカーが収益を得る仕組みです。投資家はスプレッドを支払って通貨を購入し、その後市場価格が有利に変動することで利益を得ることが期待されます。
スプレッドの単位
FX業者 | FXGT |
---|---|
単位 | pips (ピップス) |
0.01円 | 1 pip |
0.1円 | 10 pips |
円に関連する通貨ペア(例: ドル円、ユーロ円)では、小数点第2位が1pipsとなります。一方で、ドルに直接関連する通貨ペア(例: ユーロドル、ポンドドル)では、小数点第4位が1pipsに相当します。
通貨 | pips |
---|---|
日本円 | 1pips:0.01円 10pips:0.1円 100pips:1円 |
日本円以外 (米ドル、ユーロなど) | 1pips:0.0001通貨 10pips:0.001通貨 100pips:0.01通貨 |
FXGTのメジャー通貨ペアのスプレッド
通貨ペア | スタンダード+ | ECN | プロ | ミニ |
---|---|---|---|---|
USDJPY | 2.4 | 0.5 | 0.8 | 2.6 |
EURUSD | 2.3 | 0.3 | 0.7 | 2.6 |
GBPUSD | 2.6 | 0.5 | 0.8 | 3.8 |
AUDUSD | 2.3 | 0.4 | 0.9 | 2.8 |
NZDUSD | 3.3 | 0.6 | 1.0 | 3.1 |
USDCAD | 2.5 | 0.9 | 1.1 | 3.9 |
USDCHF | 4.3 | 0.5 | 0.9 | 4.3 |
EURGBP | 3.4 | 1.2 | 1.7 | 3.7 |
EURCHF | 4.4 | 1.3 | 1.5 | 4.6 |
FXGTのマイナー通貨ペアのスプレッド
通貨ペア | スタンダード+ | ECN | プロ | ミニ |
---|---|---|---|---|
EURJPY | 3.7 | 0.9 | 1.4 | 3.5 |
GBPJPY | 4.4 | 1.0 | 1.6 | 7.3 |
AUDJPY | 3.5 | 1.4 | 1.9 | 4.6 |
NZDJPY | 4.1 | 1.7 | 2.6 | 5.2 |
CADJPY | 4.7 | 1.8 | 2.6 | 4.8 |
CHFJPY | 6.5 | 2.1 | 2.4 | 5.8 |
EURUSD | 4.4 | 2.3 | 2.7 | 5.1 |
EURNZD | 7.2 | 4.1 | 5.2 | 8.8 |
EURCAD | 4.5 | 2.6 | 2.8 | 6.0 |
GBPAUD | 7.0 | 3.2 | 3.7 | 6.7 |
GBPNZD | 10.4 | 4.6 | 6.8 | 11.6 |
GBPCAD | 6.0 | 3.9 | 4.0 | 8.9 |
GBPCHF | 6.3 | 4.0 | 4.2 | 8.5 |
AUDNZD | 4.1 | 2.7 | 2.7 | 6.1 |
AUDCAD | 3.2 | 1.8 | 2.0 | 5.6 |
AUDCHF | 3.8 | 2.1 | 2.6 | 5.3 |
NZDCAD | 4.4 | 2.3 | 3.4 | 6.1 |
NZDCHF | 4.2 | 2.1 | 2.4 | 5.7 |
CADCHF | 3.9 | 1.5 | 2.1 | 5.2 |
スプレッドは特に以下のタイミングで広がることがあります。
- 早朝や深夜などの低ボラティリティな時間帯。
- 経済指標やニュース、要人発言があるとき。
- 有事などの非常事態が発生したとき
FXGTのスプレッド表示方法を画像付きで解説!
MT4でスプレッドを表示する方法
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スプレッドを選択
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スプレッドを確認しよう
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FXGTの取引コストを最適化するためのスプレッド戦略
FXGTでは、適切な戦略を実践することで、このコストを効果的に抑えることが可能です。以下では、コスト削減のための具体的な方法と、それぞれの詳細について説明していきます。
- 取引通貨ペアの最適な選択
- 取引時間帯の戦略的な活用
- 口座タイプの適切な選択
- リスク管理とコスト管理の両立
取引通貨ペアの選択による最適化
メジャー通貨ペアは、一般的にスプレッドが狭く設定されています。
例えば、USD/JPYのスプレッドは1.3pips程度であり、マイナー通貨ペアの10pips以上と比較すると、大幅にコストを抑えることができます。

特に短期取引を行う場合は、この差が収益に大きく影響します。
取引時間帯の効果的な活用
東京市場(9:00-18:00 JST)やロンドン市場(17:00-25:00 JST)が活発な時間帯は、一般的にスプレッドが安定しています。特に、両市場が重なる17:00-18:00 JSTは、最も流動性が高く、スプレッドが狭くなる傾向にあります。


口座タイプの戦略的選択
FXGTでは複数の口座タイプを提供しており、それぞれにスプレッド設定が異なります
- ECN口座:最小0.0pipsの超狭スプレッド
- PRO口座:最小0.6pipsの狭スプレッド
- スタンダード口座:標準的なスプレッド設定
頻繁に取引を行うアクティブトレーダーの場合、ECN口座やPRO口座を選択することで、取引コストを大幅に削減できます。


リスク管理との両立
市場の状況が不安定な時は、多少スプレッドが広がっても、安全な取引環境を優先することが賢明です。特に、重要経済指標の発表前後は、一時的にスプレッドが大きく広がる可能性があるため、注意が必要です。
FXGTのスプレッドに関するよくある質問(FAQ)
口座タイプによってスプレッドは異なりますか?
はい、MT5の口座タイプごとに異なるスプレッドが設定されています:
- ECN口座:最小0.0ピップス(最も狭い)
- Crypto Max口座:最小0.2ピップス
- PRO口座:最小0.6ピップス
- その他の口座:口座タイプに応じて異なる


スプレッドは固定ですか、それとも変動しますか?
FXGTはNDD方式を採用しており、変動スプレッド制を採用しています。
これにより市場の状況に応じてスプレッドが変動します
スプレッドが広がりやすい時間帯はありますか?
取引時間帯によってスプレッドは大きく変動することがあります。
特に注意が必要な時間帯
- 日本時間の早朝(午前6時〜8時)
- 深夜帯
- 主要市場の休場時間
これらの時間帯でスプレッドが広がる主な理由は、市場参加者が少なく流動性が低下するためです。特に早朝は東京市場の開場前で、欧米市場も閉場しているため、取引量が少なく価格の売買差が開きやすい状況となります。
どの通貨ペアのスプレッドが広がりやすいですか?
一般的に以下の通貨ペアでスプレッドが広がりやすい傾向があります
- エキゾチック通貨ペア(マイナー通貨ペア)
- 一部の株価指数
- 市場の流動性が低い銘柄
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