
「どうしていつもエントリーのタイミングがズレるんだろう…」デイトレードにおいて、価格の変動に翻弄される経験は誰しも一度はあるはずです。
アドバイス実はその原因、勢い(モメンタム)を見逃していることにあるかもしれません。
今回は、価格の勢いを数値化して読み解ける「Intraday Momentum Index(IMI)」について、その仕組みから活用法まで徹底解説!
Intraday Momentum Indexとは?基礎知識と重要性
IMI(Intraday Momentum Index)は、短期トレーダーにとって強力な相棒ともいえる指標です。その最大の特徴は、日中の値動きに焦点を当て、ローソク足の実体ベースで価格の「勢い(モメンタム)」を数値化できる点にあります。
IMIはRSI(相対力指数)と構造が似ていますが、決定的な違いは「終値の変化」ではなく「陽線・陰線の本数」に注目する点。
具体的には、ある一定期間における陽線の日数を合計し、それを陽線+陰線の日数で割って100倍するというシンプルな計算式です。
RSIが中長期のトレンド全体に反応するのに対し、IMIは短期的な反発や過熱感を敏感にキャッチするため、デイトレードやスキャルピングといった「瞬発力重視」のスタイルと相性抜群!
アドバイス実際、「日中の強い値動きに対してどう動けばいいかわからない…」と悩む投資家にとって、IMIは明確なシグナルを提供してくれる心強い指標です。
IMIの定義と開発背景
IMI(Intraday Momentum Index)は、1990年代にテクニカルアナリストのトゥシャー・チャンデ(Tushar Chande)氏によって考案されました。チャンデ氏は、多くのテクニカル指標において「時間軸のズレ」や「反応の遅さ」に課題を感じており、より即時性のあるトレード判断を実現するためにこの指標を開発しました。
定義としては、IMIは一定期間の「陽線の価格変動の合計」と「陰線の価格変動の合計」を使い、その比率から価格のモメンタムを導き出すインジケーターです。
IMIが注目される理由の一つは、RSIのような「終値」に依存しない点です。日中の価格動向、つまり市場参加者のリアルタイムな動きに着目することで、価格の勢いをよりダイレクトに捉えることが可能になりました。
「今、買うべきか?売るべきか?」という疑問に対し、過去数日の“足取り”からヒントを与えてくれるのがこのIMI。投資初心者でも理解しやすいシンプルな構造ながら、その実用性はベテラントレーダーの間でも高く評価されています。
デイトレードでのIMIの活用シーン
理由は明快、IMIは1日の値動きから市場の“勢い”を即座にキャッチできるため、売買の「タイミング判断」に非常に適しているからです。
たとえば、IMIが70を超えていれば、その銘柄は“買われすぎ”の可能性が高く、逆張りでの売りを検討する余地があります。

反対に30を下回れば、“売られすぎ”の状態であり、リバウンド(反発)を狙った買いが視野に入るというわけです。
特に有効なのは「レンジ相場」や「方向感のない展開」において。ローソク足の“陽線・陰線の比率”を基に判断するIMIは、短期的な反転ポイントを的確に捉えるため、スキャルピングにも好相性。

また、「RSIやMACDでは反応が遅い」と感じる局面でも、IMIは1本のローソク足の動きに敏感に反応するため、素早い対応が可能です。
さらに、IMIは他のインジケーターと組み合わせることで真価を発揮します。たとえば、RSIで中期トレンドを、IMIで直近の反発ポイントを確認すれば、トレードの精度が格段に向上します。「ローソク足の本数」と「価格変動の方向性」という二つの視点が組み合わさることで、相場の“呼吸”を読む感覚が養われるのです。
Intraday Momentum Indexの計算方法
上昇ローソク足と下降ローソク足を区別して集計する方法
IMIの集計ルールは非常にシンプルです。
- 陽線(Close > Open) → 上昇実体として加算
- 陰線(Close < Open) → 下落実体として加算
これを指定期間で合計し、勢いのバランスを数値化します。
ローソク足の「実体の大きさ=市場の圧力」をそのまま指標化しているのがIMI。
IMIとRSIの計算プロセスの違い
RSIは「終値の変動」 IMIは「ローソク足の実体の変動」
この違いにより、IMIはローソク足パターンの変化(ピンバー、包み足など)に素早く反応し、強弱の初期変化を捉えます。
FXにおける一般的なIMIの期間設定(7・14など)
- 7期間:反応が速くスキャル向け
- 14期間:標準設定。RSIと同感覚で使える
速さを重視するか、精度を重視するかで調整します。
アドバイス基本は「14」。スキャルで勝負するなら「7」が使いやすい。
Intraday Momentum Indexの見方
IMIの70・30が意味する買われ過ぎ・売られ過ぎ
- IMI 70以上 → 買われ過ぎ(売り圧力に注意)
- IMI 30以下 → 売られ過ぎ(買い戻しが入りやすい)
RSIよりも早く反転シグナルが出るのがIMIの強み。
トレンド相場とレンジ相場でのIMIの挙動
トレンド相場 IMI70/30の逆張りは危険。シグナルが無視されやすい。
レンジ相場 IMIの最適環境。反転サインの精度が高い。
IMIは「レンジ最強・トレンド弱め」の典型的逆張り系オシレーター。
ダマシを見抜くためのIMIの応用視点
IMI単独ではシグナルが単発になりがちなので、以下と組み合わせると精度が跳ね上がる。
- ダイバージェンス
- ローソク足反転パターン
- 移動平均(MA)との接触ポイント
アドバイス「IMI + ローソク足パターン + MA」の3点セットが最強構成。
Intraday Momentum Indexの使い方|エントリーと決済方法
反転サインを使った逆張りエントリー
IMIが30以下から反発、または70以上から下向きに折れたタイミングは、短期反転が起きやすい局面です。特にレンジ相場では精度が高く、反転ピンバーや包み足と重なると強力な逆張り根拠になります。
逆張りは「反転足+IMI反発」のセットで精度が跳ね上がる。
直近高値・安値に損切りを置くことで期待値が安定する。
トレンド継続を狙う順張り戦略へのIMI活用
IMIは逆張りだけではなくトレンド継続判断にも使えます。
- IMIが70付近で横ばい → 強い上昇圧力
- IMIが30付近で張り付き → 強い下落圧力
張り付き=強トレンド。逆張りせず順張りで取る判断材料になる。
アドバイスIMIを「反発待ち」じゃなく「強トレンド継続」の根拠として使うのが上級者の使い方。
IMIとローソク足パターンを併用した精度向上
IMIはシグナルが単発になりやすいため、ローソク足パターンと組み合わせると精度が大幅に向上します。
- 反転ピンバー
- 包み足(エンゴルフィング)
- ブレイクフェイク(騙し)
IMI30付近+反転足が同時形成 → 逆張りの信頼度が一気に上がる。
Intraday Momentum Indexと他のオシレーター指標の比較分析
IMIとRSIの違い・使い分け
RSI=終値基準、IMI=ローソク足実体基準という構造の違いにより、IMIのほうが短期勢いに敏感です。
RSI:中期の強弱を見る IMI:短期の反発・勢いを測る
併用することで「短期×中期」を補完でき、エントリー判断が明確になります。
IMIとStochasticの相性
Stochasticは「価格位置」、IMIは「実体の勢い」を見る指標で役割が異なります。
- IMIが反転
- Stochasticがゴールデンクロス(またはデッドクロス)
レンジ相場ではこの組み合わせが鉄板。
IMIとCCIを組み合わせた勢いの測定
CCIは「価格の逸脱度」を示す指標。±100付近で極端な値を示すことが多い。
IMI = 反転のタイミング CCI = 勢いの限界値
2つを組み合わせると、逆張りの根拠がさらに強くなります。
Intraday Momentum Indexの設定方法
IMIの期間設定による反応速度の違い
IMIは期間を短くすると反応が速くなり、長くすると安定します。
- 7期間:スキャル向け(反応最速・ノイズ多い)
- 14期間:標準(RSIと同感覚)
- 20期間以上:スイング向け(安定性重視)
アドバイス短期足ほどノイズが増えるため「少し期間を伸ばす」のが実戦的。
通貨ペア別に調整したいIMIのパラメータ
- GBPJPY・XAUUSD → 期間長め(安定性重視)
- USDJPY・EURUSD → 標準の14でOK
- クロス円 → ボラが高いので20前後が扱いやすい
ボラティリティに合わせて微調整するのが最適化のコツ。
スキャルピング・デイトレード向けの設定
- スキャル:7期間(反応最優先)
- デイトレ:10〜14期間(ノイズ抑制×精度)
Intraday Momentum Indexインジケーター ダウンロード
以下のボタンから、「IMI_systre.ex4」をダウンロードできます。
使い方
- ダウンロードした
IMI_systre.ex4を
MT4の「Indicators」フォルダに移動
(例:ファイル → データフォルダを開く → MQL4 → Indicators) - MT4を再起動、またはナビゲーターで「更新」をクリック
- チャートにドラッグ&ドロップして使用開始!

⚠ 注意事項
無料配布のサンプルです
商用利用・再配布は禁止とさせていただきます
本インジケーターは シストレ.COMの登録口座でご利用いただけます。
※ 認証が行われていない口座ではご使用いただけません。
Intraday Momentum Indexのよくある質問
Intraday Momentum Indexとは何ですか?
Intraday Momentum Index(IMI)は、ローソク足1本の始値と終値の値動きだけで「その足が買い優勢か売り優勢か」を判定し、RSIのように過熱感を数値化するインジケーターです。 “ローソク足RSI”と呼ばれることもあります。
IMIは何を示す指標ですか?
・買われすぎ(上昇過熱)
・売られすぎ(下落過熱)
・短期反転のタイミング
・足ごとの買い/売り圧力のバランス
RSIより反応が早く、スキャル・デイトレでの精度が高い指標です。
どのように計算されていますか?
RSIと構造は似ていますが、価格の上昇幅・下降幅ではなく“陽線/陰線の実体”を採用します。
具体的には:
・陽線の実体 → 上昇分
・陰線の実体 → 下落分
これを一定期間で合計し、上昇割合を%表示する仕組みです。
IMIの基本シグナルは?
・70以上 → 買われすぎ → 反転下落の可能性
・30以下 → 売られすぎ → 反転上昇の可能性
・50付近 → 中立
RSIのように“過熱からの反転”を狙う手法に有効です。
IMIはどんな相場で強いですか?
・レンジ相場(逆張りが機能しやすい)
・短期の行き過ぎを狙うスキャルピング
・短期の自律反発を取りたい場面
ローソク足ベースのため、“瞬間的な偏り”に敏感です。
おすすめの設定期間はありますか?
標準:14期間(RSIと同じ) より早い反応が欲しい → 7〜9 安定性重視 → 20〜25 短期足(1分〜15分)なら、9〜14が使いやすいです。
どのインジケーターと組み合わせると相性が良い?
IMI × トレンド系 が最強です。
・EMA(方向フィルター)
・ボリンジャーバンド(行き過ぎの補強)
・MACD(勢いの裏付け)
・CCI(短期反転の補強)
“方向=EMA”“タイミング=IMI”が鉄板構成です。
IMIの弱点・注意点は?
・強トレンドでは逆張りが危険 ・実体ベースなのでヒゲの情報を拾えない ・RSIより騙しが増えるケースもある トレンドフィルターなしの単独使用はNGです。
IMIはダイバージェンスにも使えますか?
可能です。 ・価格が高値更新+IMIが下落 → 上昇の失速 ・価格が安値更新+IMIが上昇 → 下落の失速 短期反転の初期兆候をつかむのに向いています。
初心者でも使えますか?
使えますが、安全な使い方は以下:
1. EMAが上 → IMI30付近の反転だけ買う
2. EMAが下 → IMI70付近の反転だけ売る
3. 値幅の小さいレンジ相場で使わない
4. 必ず損切り幅を固定
これだけで逆張りの失敗を大幅に減らせます。


