
「レンジ相場で全然勝てない…どこでエントリーすればいいのか分からない」そんな悩みを抱えていませんか?
FXでは、価格が一定の範囲を行ったり来たりする場面が頻繁に訪れます。こうしたレンジ相場で迷わずトレードするために、ぜひ押さえておきたいのが「レクタングルパターン」です。
レクタングルとは、チャート上で価格がサポートラインとレジスタンスラインの間を水平に推移し、長方形(Rectangle)の形を作るチャートパターンのことです。
正しく見極めれば、レンジ内の逆張りトレードにもブレイクアウト後のトレンドフォローにも活用できる、非常に汎用性の高いパターンです。
この記事では、FXにおけるレクタングルパターンの基本から、具体的なトレード戦略、ダマシの回避方法、そしてMT4インジケーターの使い方まで、2026年の最新情報を交えて徹底解説します。
レクタングルとは?FXにおける基本概念と特徴
まずはレクタングルパターンの基本をしっかり理解しましょう。定義・市場心理・種類の3つの観点から解説します。
FXのチャートパターンのひとつ「レクタングル」は、相場の方向性を見極める上で重要なシグナルとなります。

価格が一定の範囲内で推移するこのパターンを理解することで、エントリーや決済のタイミングを的確に判断できるようになります。
アドバイスレクタングルは「箱」のイメージで覚えると分かりやすいよ。上下に水平ラインがあって、その中を価格が行ったり来たりするんだ!
レクタングルパターンの定義と基本ルール
レクタングル(Rectangle)とは、価格が上下のサポートラインとレジスタンスラインの間で推移し、横ばいの「長方形(Rectangle)」を形成するパターンです。このパターンは、トレンドの調整局面で出現しやすく、ブレイクアウトが発生すると次の大きな値動きにつながることが多いです。

レクタングルの基本ルール
- サポートラインとレジスタンスライン
- 下値を支えるサポートラインと、上値を抑えるレジスタンスラインが明確に引ける。
- 価格がこの2本のラインの間で反復し、複数回接触する。
- トレンドの継続 or 反転のシグナル
- レクタングルは「継続パターン」と「反転パターン」の両方のケースがある。
- どちらにブレイクアウトするかで、今後のトレンドを判断できる。
- ブレイクアウトの方向性を見極める
- 出来高が増加してブレイクすると、大きな値動きにつながりやすい。
- ダマシを回避するため、明確なブレイクを確認してからエントリーするのが鉄則。
レクタングルパターンの背景にある市場心理
レクタングルが形成される背景には、買い手と売り手の力が均衡する「綱引き状態」の市場心理があります。
レクタングルが形成されるとき、市場では以下のような心理が働いています。
- 買い手側:サポートライン付近で「ここが底だ」と判断し、買いを入れる
- 売り手側:レジスタンスライン付近で「ここが天井だ」と判断し、売りを入れる
- 様子見勢:方向感が出るまで静観し、ブレイク後にエントリーを狙う
この均衡が崩れたときに起きるのがブレイクアウトです。溜まったエネルギーが一気に解放されるため、ブレイク方向への値動きは大きくなりやすいという特徴があります。
レクタングルの形成期間が長ければ長いほど、蓄積されたエネルギーが大きくなり、ブレイク後の値幅も拡大する傾向があります。
レクタングルパターンの種類と見分け方
レクタングルパターンには、大きく分けて「継続パターン」と「反転パターン」の2種類があります。どちらのパターンであるかを正しく見極めることで、トレード戦略を最適化できます。


継続パターンとしてのレクタングル
継続パターンのレクタングルは、既存のトレンドが一時的に横ばいになり、その後再び同じ方向へ動き出す形です。
このパターンが出現するのは、トレンドの途中で市場参加者が調整を行っている場面が多く、買い手と売り手の力が拮抗している状態です。
- 上昇トレンド中のレクタングル(ブル型)
- 価格が上昇を続けた後、一定のレンジで推移する。
- ブレイクアウト時には、再び上昇トレンドに復帰しやすい。
- 成功例としては、出来高の増加とともに高値更新をするケース。
- 下降トレンド中のレクタングル(ベア型)
- 価格が下降を続けた後、横ばいの動きを形成する。
- レジスタンスラインを超えられず、下方向へブレイクする可能性が高い。
- トレンド発生後に出現した場合は、基本的に継続パターンとして考える。
- サポート・レジスタンスラインの接触回数が多いほど、ブレイク後の動きが強くなる。
反転パターンとしてのレクタングル
反転パターンのレクタングルは、既存のトレンドが終了し、新たなトレンドへ転換する際に出現します。
この場合、レンジ相場の後にトレンドの向きが変わる可能性があるため、慎重な判断が求められます。
- 天井圏でのレクタングル(下降トレンドへの転換)
- 長期間の上昇トレンドが続いた後、高値圏でレクタングルを形成。
- レジスタンスラインを突破できず、売り圧力が強まると下降トレンドへ転換しやすい。
- 底値圏でのレクタングル(上昇トレンドへの転換)
- 下降トレンドが続いた後、安値圏でレクタングルが出現。
- サポートラインを割らずに反発すると、買い圧力が増して上昇トレンドへ移行する。
- 直前のトレンドが長期間継続している場合、反転パターンとして機能することが多い。
- ブレイクアウト後の出来高の増加を確認すると、トレンド転換の信頼性が高まる。
レクタングルの種類(Rectangleパターンの分類)
同じ「箱」の形でも、相場の文脈によって意味が大きく異なります。ここでは3つのタイプを整理しましょう。
レクタングル=価格が一定幅に閉じ込められた「箱」 ですが、その中身(相場の意味)は3タイプに分かれます。ここではレンジ型/ブレイクアウト型/リバーサル型の違いを整理します。
同じ「四角い箱」でも、
レンジ型レクタングル:純粋な揉み合い
ブレイクアウト型レクタングル:トレンド継続前の一服
リバーサル型レクタングル:トレンド転換前の停滞
レンジ型レクタングル|もっとも一般的な「横ばいの箱」
レンジ型レクタングルは、上限(レジスタンス)と下限(サポート)の間を価格が往復するだけの、もっともシンプルなパターンです。
トレンドがいったん途切れ、市場が「方向感なし」の状態になっているときに出現します。
特徴
直前トレンドが弱まり、需給が均衡している
レジスタンス&サポートの範囲内での逆張りが機能しやすい
トレンド方向の情報量は少ない(どちらにも抜けうる)
使いどころ
スキャル/デイトレでは、レクタングル上限で売り、下限で買う「逆張りボックス戦略」が有効です。EAロジックとしては、
一定幅の高値・安値を検出して「固定幅レンジ」と判定
レンジ内にいる間はトレンド系ロジックを停止
「方向は取らず、幅だけ抜きにいく」ときに使うのがレンジ型レクタングル。
ブレイクアウト型レクタングル|トレンド継続前の「休憩ボックス」
ブレイクアウト型レクタングルは、明確なトレンドの途中で出現する短期保ち合いです。
多くのトレンドフォローEAがこの「箱抜け」をエントリートリガーにしています。
特徴
上昇 or 下降トレンド中に一時停止するような保ち合い
ブレイク方向は直前トレンドと同方向になりやすい
出来高が増えたタイミングで一気に抜けることが多い
使いどころ
トレンドフォロー勢にとっては「押し目・戻り待ち」の典型パターンです。EAロジックでは、
レクタングル上限・下限の直近高値/安値更新をブレイク条件に使う
出来高指標やボラティリティでダマシ回避(確定足のみエントリー)
「トレンド中の箱」を見つけて、その外側にストップ注文を置くのが、もっともシンプルなブレイクアウト戦略です。
リバーサル型レクタングル|天井・底で出る「転換前の迷い箱」
リバーサル型レクタングルは、天井圏・底値圏で出現するトレンド転換サインです。
市場参加者が「これ以上伸びるのか、反転するのか」で迷っている状態を表します。
特徴
高値圏では分配(売り抜け)、安値圏では蓄積(買い集め)で出やすい
ブレイク方向は直前トレンドと逆方向に動きやすい
フェイクブレイク(だまし)が多く、ストップ位置が重要
トレンド終盤のレクタングルを継続パターンと勘違いすると「高値掴み・底売り」になりやすいので要注意です。
裁量ではトップ/ボトムの転換サインとして、スイングトレードのエントリーポイントに使えます。EA目線では、
「高値更新が止まったレンジ+オシレーターのダイバージェンス」で転換フィルターに使用
転換シグナル確定後に次の押し目/戻りを待ってエントリー
アドバイスEA開発の視点では、「レンジ型」「ブレイクアウト型」「リバーサル型」をロジック内で区別できるかが、勝率と損益曲線の安定性を大きく左右するよ!
レクタングルの活用方法とトレード戦略
レクタングルパターンを活用すれば、レンジ内の逆張りもブレイク後の順張りも狙えます。ここでは具体的な戦略を見ていきましょう。
レクタングルパターンを活用することで、トレンド相場だけでなくレンジ相場でも戦略的なトレードが可能になります。
重要なのは、パターンの発生条件を見極め、適切なエントリー・エグジットのポイントを判断することです。
レクタングルパターンの発生条件と形成サイン
レクタングルパターンは、トレンドの調整局面や転換点で出現することが多いです。
このパターンが形成される条件を正しく理解すれば、ダマシを回避しながら有利なトレードが可能になります。
サポートラインとレジスタンスラインの見極め方
- サポートライン
- 価格が何度も反発する水準がサポートラインとして機能する。
- 過去の価格推移を分析し、強い買い支えがあるか確認する。
- レジスタンスライン
- 価格が複数回押し戻される水準がレジスタンスラインとなる。
- 売り圧力が強いと、このラインを超えられず、再び下落する傾向がある。
- ラインの有効性を判断するポイント
- 少なくとも3回以上価格がラインに接触しているか確認する。
- 高い出来高を伴う反発が見られる場合、信頼性が高い。

取引量とボラティリティの関係
- 取引量(出来高)の増減を見る
- レクタングル内で出来高が減少する場合、市場が様子見ムードである証拠。
- ブレイクアウト時に出来高が急増すると、その方向へ強く動く可能性が高い。
- ボラティリティ(価格変動幅)の変化に注目
- レクタングルの幅が狭まるほど、次の大きな値動きの可能性が高まる。
- 急激なボラティリティの増加が見られたら、ブレイクアウトのサインかもしれない。
レクタングルパターンを活用したトレード戦略
レクタングルパターンを活用するには、大きく分けて「レンジ内でのトレード」と「ブレイクアウトを狙うトレード」の2つの戦略があります。

どちらを選ぶかは、トレーダーのスタイルや相場環境によって異なります。それぞれの戦略の特徴と、エントリー・エグジットのポイントを解説します。
レクタングル内でのレンジトレード戦略
レンジ相場では、サポートラインとレジスタンスラインの間で価格が推移するため、その動きを利用して売買を行う方法です。
エントリータイミング
- 買いエントリー: 価格がサポートライン付近まで下落し、反発の兆候(ピンバーや陽線包み足)が出現したとき。
- 売りエントリー: 価格がレジスタンスラインに接近し、反落の兆候(陰線包み足やダブルトップ)が見られたとき。
エグジットポイント
- 利確の目安は、エントリーの反対側のライン付近。
- 損切りは、エントリー方向と逆にブレイクした場合に即撤退。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 明確な売買ポイントがあるため、リスク管理がしやすい。 トレンドに依存せず、相場が横ばいのときでも利益を狙える。 | ブレイクアウトが発生すると、一気に逆方向へ動く可能性がある。 ダマシが多く、早めの損切り判断が求められる。 |
レクタングルブレイクアウトを狙うエントリー方法
ブレイクアウトを狙う方法では、レクタングルの範囲を超えたタイミングでエントリーし、大きな値動きを取る戦略です。
エントリータイミング
- 上抜け(買いエントリー): 価格がレジスタンスラインを突破し、高値を更新したタイミング。
- 下抜け(売りエントリー): 価格がサポートラインを割り込み、新安値を記録したタイミング。
エグジットポイント
- レクタングルの高さ(値幅)と同程度の距離を目安に利確。
- 損切りは、ブレイクしたラインの内側に戻ったら即撤退。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 一方向に強く動くことが多いため、大きな利益を狙いやすい。 トレンドフォロー型のトレードなので、成功率が比較的高い。 | ブレイクアウトがダマシになるリスクがある。 エントリーのタイミングを間違えると、大きな損失につながることも。 |
レクタングルのリスクリワード設定と損益管理
レクタングルを使ったトレードでは、リスクリワード比の設定が勝率に直結します。ここでは具体的な数値の考え方を紹介します。
レクタングルパターンはサポート・レジスタンスが明確なため、損切り幅と利確幅を事前に計算しやすいのが大きな強みです。
レンジトレード時のリスクリワード
レンジ内トレードでは、レクタングルの値幅がそのまま利確の目安となります。
- 利確目標:エントリーの反対側のライン(レクタングル値幅の80~100%)
- 損切り:エントリー側のラインから10~20pips外側
- リスクリワード比:最低でも1:1.5以上を目指す
ブレイクアウト時のリスクリワード
ブレイクアウトトレードでは、レクタングルの値幅をそのままブレイク方向に投影して利確目標を設定するのが定石です。
- 利確目標:レクタングルの値幅と同じ距離(1倍)を最低目標、2倍を理想目標に設定
- 損切り:ブレイクしたラインの内側(レクタングル内)に設定
- リスクリワード比:最低1:2以上が望ましい
ブレイクアウト後に一度ラインへ戻る「リテスト」を待ってからエントリーすると、損切り幅を小さくでき、リスクリワード比がさらに改善します。
ポジションサイズの決め方
レクタングルトレードにおけるポジションサイズは、損切り幅から逆算して決定します。
1回のトレードでの最大損失額は、口座残高の2%以内に抑えるのが資金管理の基本です。損切り幅が広い場合はロットを小さくし、狭い場合はロットを大きくして調整しましょう。
レクタングルと他のチャートパターンの比較
レクタングルに似たパターンとの違いを正確に理解することで、誤った判断を避けられます。
レクタングルパターンは、他のチャートパターンと見た目が似ていることがあります。特に、フラッグやペナントと混同しやすいため、それぞれの違いを理解しておくことが重要です。
アドバイス形が似ているからこそ、違いを知っておくと判断力がグッと上がるよ!
ペナント、フラッグとの比較
レクタングル、フラッグ、ペナントは、いずれも調整局面で現れることが多いパターンですが、形状やブレイクの方向性が異なります。
| パターン名 | 形状 | 形成される局面 | ブレイク方向 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| レクタングル | 長方形 | トレンドの調整または転換 | 上下どちらにも可能性あり | 価格が一定の範囲で推移し、水平なサポート・レジスタンスを形成 |
| フラッグ | 平行四辺形(傾きあり) | トレンド継続 | トレンド方向へブレイクしやすい | 価格が緩やかに逆方向に動きながら、次の大きな値動きに備える |
| ペナント | 三角形 | トレンド継続 | トレンド方向へブレイクしやすい | 価格変動が収束し、ブレイクアウト時に急激な動きを見せる |
- レクタングル: 価格の上下の動きが明確で、サポート・レジスタンスラインが水平。
- フラッグ: トレンド方向に対して斜めのラインを形成するため、レクタングルと異なり、角度がつく。
- ペナント: 価格が徐々に収束する三角形を形成し、ブレイク時に急激な値動きが起こる。
どのパターンを優先的に狙うべきか?
トレード戦略において、どのパターンを重視するかは、市場環境やトレーダーのスタイルによって異なります。
- レンジ相場が続いている場合: レクタングルを活用し、レンジトレードまたはブレイクアウトを狙う。
- トレンド継続が見込まれる場合: フラッグやペナントを活用し、ブレイクアウト戦略を取る。
レクタングルを見極めるためのツールと分析方法
ツールを使えばレクタングルの認識精度が格段に上がります。2026年時点で使える主要ツールを紹介します。
レクタングルパターンを効果的に活用するためには、視覚的にパターンを認識しやすくするツールや、ブレイクアウトの信頼性を高める分析手法を取り入れることが重要です。
レクタングルパターンを自動検出するインジケーター
手動でレクタングルを見つけるのは経験が必要ですが、インジケーターを活用すれば、自動的にパターンを検出できます。
特に、TradingViewやMT4/MT5には、レクタングルパターンを見極めるための強力なツールが用意されています。
TradingViewのインジケーター活用法
TradingViewには、レクタングルパターンを自動検出できるインジケーターがいくつか存在します。
- Auto Chart Patterns: チャート上に形成されたレクタングルやトライアングルを自動的に描画。
- Support & Resistance Indicators: 水平線を自動表示し、レクタングルを視覚的に判断しやすくする。
おすすめの設定方法
- 時間足を選択(1時間足や4時間足が適切)。
- Auto Chart Patternsを適用し、レクタングルパターンがあるか確認。
- ブレイクアウトポイントでアラートを設定し、エントリータイミングを逃さない。
MT4/MT5でレクタングルを見つける方法
MT4やMT5では、手動で水平線を引くこともできますが、便利なカスタムインジケーターを活用すると、パターン分析がより簡単になります。
レクタングル描画インジケーターは本記事下部のボタンからダウンロード可能です。
活用のポイント
- インジケーターが示すラインと、過去の価格推移を照らし合わせて信頼性を確認。
- レクタングルブレイク時の出来高も合わせてチェックし、ダマシを回避する。
AIを活用した最新のチャート分析
2026年現在、AI(人工知能)を活用したチャート分析が急速に進化し、トレーダーの意思決定をサポートするツールが増えています。
AIを利用することで、レクタングルパターンの自動認識や、ブレイクアウトの成功確率を高めることが可能になります。
AIによるパターン認識技術の進化
従来のテクニカル分析は、トレーダーが目視でパターンを判断していましたが、AIを活用すると以下のような高度な分析が可能になります。
- レクタングルの自動検出: AIが過去の相場データを学習し、リアルタイムでパターンを認識。
- ブレイクアウトの信頼性評価: 過去のデータを基に、ブレイクアウトが成功する確率を予測。
- ダマシ回避: AIが出来高や市場の流動性を分析し、信頼性の低いブレイクを警告。
自動売買とレクタングルパターンの組み合わせ
自動売買(アルゴリズムトレード)を利用することで、レクタングルパターンを基にしたトレードを自動化することも可能です。
- レクタングル形成時にエントリー
- AIがレンジ相場を検出し、サポート・レジスタンスライン付近でのエントリーを実行。
- ブレイクアウト時にエントリー
- AIが出来高や市場の勢いを分析し、ブレイクが発生したタイミングで注文を発注。
- 損切り・利確の最適化
- AIが過去のデータを基に、最もリスクが少なく利益を伸ばせるポイントを計算。
自動売買のメリット
- 感情に左右されないトレードができる。
- 24時間相場を監視し、チャンスを逃さない。
レクタングルのメリット・デメリットと注意点
レクタングルパターンの長所と短所を正しく理解して、リスクを管理しながら活用しましょう。
レクタングルパターンを活用することで、相場の動きを予測しやすくなり、トレードの精度が向上します。
しかし、すべての手法にはメリットとデメリットがあり、適切なリスク管理が必要です。
レクタングルパターンを使うメリット
明確なエントリー&エグジットポイントがある
レクタングルパターンでは、サポートラインとレジスタンスラインが明確に示されるため、トレーダーは以下のポイントで売買判断がしやすくなります。
- サポートラインで買い、レジスタンスラインで売る(レンジトレード)。
- レジスタンスブレイクで買い、サポートブレイクで売る(ブレイクアウトトレード)。
リスク管理がしやすい
- 損切りラインをサポート・レジスタンスの内側に設定できるため、リスクを限定しやすい。
- ブレイクアウトを狙う場合も、エントリー後の値幅を計算し、適切なストップロスを設定できる。
トレンドの初動を捉えやすい
- レクタングルブレイク後のトレンドは勢いが強いため、トレンドフォロー戦略にも有効。
- 特に高い出来高を伴うブレイクアウトは、信頼性が高く、大きな利益を狙える。
レクタングルパターンのリスクと注意点
ダマシの発生頻度とその対策
- ダマシとは?
一度ブレイクしたように見せかけて、再び元のレンジ内に戻る現象。- 例えば、価格がレジスタンスラインを超えたものの、数時間後には再び下落するケース。
- ダマシを避けるポイント
- 出来高を確認する: ブレイク時に出来高が増えているかチェック。
- リテストを待つ: 一度ブレイク後、ラインまで戻って再上昇するかを見極める。
- ファンダメンタルズを考慮: 経済指標発表や要人発言の影響でダマシが発生しやすい。

ファンダメンタルズ要因との兼ね合い
- 市場ニュースに注意:
- 中央銀行の発言や金利政策の影響:
- 例えば、FRBが金利引き上げを発表した場合、相場の流れが一変する可能性がある。
- レクタングルパターンが形成されていたとしても、その後の動きが予測しにくくなる。
レクタングルトレードで初心者が陥りやすい失敗パターン
初心者がレクタングルトレードで損失を出す原因には共通のパターンがあります。事前に知っておけば回避できるものばかりです。
レクタングルはシンプルなパターンですが、実際のトレードではいくつかの落とし穴があります。ここでは代表的な失敗パターンとその対策を紹介します。
失敗1:レクタングルの「完成前」にエントリーしてしまう
サポートとレジスタンスが確定する前、つまり価格が2回程度しかラインに触れていない段階でレクタングルと判断してしまうケースです。
- 対策:サポート・レジスタンスそれぞれ最低2回以上(合計4回以上)の接触を確認してからエントリーする
失敗2:ブレイクアウト直後に飛びついてしまう
ブレイクした瞬間にすぐエントリーすると、ダマシに巻き込まれるリスクが高まります。
- 対策:ブレイク後に確定足(終値ベース)でラインの外側にいることを確認するか、リテストを待ってからエントリーする
失敗3:損切りを置かない・広すぎる損切り設定
レクタングル内でのトレードなのに損切りを設定せず、ブレイクされて大きな損失を出すケースは非常に多いです。
- 対策:エントリー前に必ず損切りラインを決め、レクタングルの値幅に基づいてリスクリワードを計算する
失敗4:時間足を無視してパターンを判断する
レクタングル描画インジケーター ダウンロード
MT4用のレクタングル描画インジケーターを無料で配布しています。実際のチャートで確認してみましょう。
以下のボタンから、「rectangle_systre.ex4」をダウンロードできます。
使い方
- ダウンロードした
rectangle_systre.ex4を
MT4の「Indicators」フォルダに移動
(例:ファイル → データフォルダを開く → MQL4 → Indicators) - MT4を再起動、またはナビゲーターで「更新」をクリック
- チャートにドラッグ&ドロップして使用開始!

注意事項
- 本インジケーターは シストレ.COMの登録口座でご利用いただけます。
※ 認証が行われていない口座ではご使用いただけません。 - 無料配布のサンプルです
商用利用・再配布は禁止とさせていただきます
レクタングル(FX)に関するまとめ
レクタングルパターンは、FXトレードにおいて非常に実用的なチャートパターンです。サポートラインとレジスタンスラインが水平に明確に引けるため、エントリー・損切り・利確のポイントが設定しやすく、初心者にも取り入れやすい手法といえます。この記事で解説した「レンジ型」「ブレイクアウト型」「リバーサル型」の3分類を理解し、出来高やリテストの確認でダマシを回避しながら、リスクリワード比を意識したトレードを心がけましょう。
レクタングルのよくある質問
- FXのレクタングルパターンとは何ですか?
-
レクタングルパターンとは、FXチャート上で価格がサポートライン(下限)とレジスタンスライン(上限)の間を水平に推移し、長方形の形を作るチャートパターンです。トレンドの調整局面や転換点で出現しやすく、ブレイクアウト後に大きな値動きが発生しやすい特徴があります。
- レクタングルのブレイクアウトはどう判断すればいいですか?
-
ブレイクアウトの判断には3つのポイントがあります。まず「確定足(終値)がラインを明確に超えているか」を確認します。次に「ブレイク時に出来高が増加しているか」をチェックします。最後に「ブレイク後のリテスト(ラインへの戻り)で反発するか」を見ることで、ダマシを回避しやすくなります。
- レクタングルパターンはどの時間足で使うのが効果的ですか?
-
一般的に、1時間足以上の時間足で形成されたレクタングルが信頼性が高いとされています。4時間足や日足で確認できるパターンはさらに信頼度が上がります。5分足や15分足では市場のノイズが多くダマシが発生しやすいため、短期足の場合は上位足のトレンド方向と合致しているか確認してからトレードしましょう。
- レクタングルとフラッグ・ペナントの違いは何ですか?
-
レクタングルはサポートラインとレジスタンスラインが水平で、ブレイク方向は上下どちらにもなりえます。フラッグはトレンドの逆方向に傾いた平行四辺形で、基本的にトレンド方向へブレイクしやすいです。ペナントは三角形の形で価格が収束していき、やはりトレンド方向へブレイクしやすい傾向があります。
- レクタングルトレードの損切りはどこに置くべきですか?
-
レンジ内トレードの場合は、エントリー側のラインから10~20pips外側に損切りを設定するのが一般的です。ブレイクアウトトレードの場合は、ブレイクしたラインの内側(レクタングル内)に損切りを置きます。いずれの場合も、1回のトレードで口座残高の2%以内に損失を抑えるポジションサイズに調整しましょう。
- レクタングルパターンのダマシを回避する方法は?
-
ダマシの回避には、出来高の確認が最も効果的です。ブレイク時に出来高が増加していなければ、ダマシの可能性が高まります。また、ブレイク後にリテスト(ラインへの戻り)を待ってからエントリーすることで、偽のブレイクを避けられます。さらに、経済指標発表前後はボラティリティが急変するため、重要指標のスケジュールを事前に確認しておくことも大切です。
- レクタングルパターンは自動売買(EA)に組み込めますか?
-
はい、レクタングルパターンはサポートラインとレジスタンスラインが数値化しやすいため、EA化に向いています。直近の高値・安値を検出してレンジ幅を定義し、ブレイク条件と損切り・利確ロジックを設定すれば、MT4/MT5上で自動化できます。本記事で紹介しているrectangle_systre.ex4インジケーターも活用してみてください。


