
「トレンドが読みにくい…」「移動平均線だけじゃ反応が遅い!」そんな悩み、ありませんか?
ノイズを取り除きつつ、反応も早い、まさに“かゆいところに手が届く”インジケーターなんです!
本記事ではTEMAの計算式から活用方法、さらには他の指標との違いまで、わかりやすく解説していきます!
TEMAとは何か:基本構造と計算方法を理解する

TEMA(Triple Exponential Moving Average:トリプル指数平滑移動平均)は、EMAを三重に平滑化しつつ、遅れ(ラグ)を極限まで抑えた移動平均線です。
✔ 通常のEMAより敏感
✔ SMAより滑らか
✔ ノイズを削り「本質の流れ」を抽出
短期〜スイングまで幅広く使われ、プロの間でも評価が高い指標です。
TEMA=“早いのにブレない”究極の移動平均
TEMAの3つの強み
① トレンド方向を速く掴む(ラグが極小)
② ノイズに強く、だましを減らす
③ 相場の変化に素早く反応する
TEMAの定義とトリプルEMAの仕組み
TEMAの中身は「EMAを3段階で処理した構造」です。
① 価格に対して一次EMA(EMA1)を計算
② EMA1にEMAをかけて二次EMA(EMA2)を作成
③ EMA2にEMAをかけて三次EMA(EMA3)を作成
TEMAの公式
TEMA = 3 × EMA1 − 3 × EMA2 + EMA3
EMA1の即時性を残し、EMA2・EMA3の遅れ成分を打ち消すことで、
「滑らか・早い・ブレにくい」を同時に成立させています。
遅れを消しながら滑らかさを追加する“矛盾の解消”がTEMAの本質。
EMAとの違いとノイズ除去の特性
TEMAとEMAの違いは非常にシンプル。
| EMA | TEMA |
|---|---|
| ノイズ除去できるが遅れが大きい | ノイズをさらに削りながら、遅れを最小化 |
| 短期のブレに反応しがち | 短期のブレを無視して“本質の動き”だけ拾う |
| 転換は遅め | EMAよりも早く角度が変わる |
TEMAがトレードに有効とされる理由
TEMAが現場で評価される理由は以下の3つ。
遅れが極小のため、上向き・下向きの切り替えがスピーディ。初動に乗りやすい。
ノイズを無視するため「本物の押し戻り」だけが浮き上がる。
TEMAの角度・乖離・向きの変化が明確で、伸びる相場/止まる相場の判定が容易。
結論:TEMAは“スピード”と“安定”を両立した最強クラスの移動平均。
TEMAの計算式:三重平滑化によるメリットを解説する
TEMA(Triple Exponential Moving Average)は、
EMAを3段階で平滑化しつつ、“遅れ部分”を数式上で打ち消すように設計された移動平均です。
単にEMAを3回かけたラインではなく、「早いのに滑らか」という矛盾を解消した特殊な構造になっています。
TEMA = 3 × EMA1 − 3 × EMA2 + EMA3
TEMAは「EMAのラグを数式で処理して、価格に近いラインを作る」ための移動平均。
第一EMA・第二EMA・第三EMAの役割
TEMAの理解を一気に早くするコツは、EMA1・EMA2・EMA3それぞれの役割を分解して見ることです。
もっとも価格に近く、相場の方向性と反応速度を担うメイン成分です。TEMAの「速さ」の源泉になります。
EMA1の凹凸や振れをなだらかにし、トレンドの“純度”を高めるフィルターとして機能します。
さらに深いレベルで平滑化し、大局的なトレンドを滑らかに整える“最終調整”役です。
TEMA公式が価格遅延を小さくする理由
一般的なEMAは、平滑化と引き換えに「どうしてもラグが発生する」という欠点を持ちます。
TEMAは、このラグを「数式」で打ち消すように設計されているのが最大の特徴です。
TEMA = 3×EMA1 − 3×EMA2 + EMA3
この式では、
| 成分 | 役割 |
|---|---|
| 3 × EMA1 | 価格に追従する「速さ」を強調する |
| − 3 × EMA2 | EMA2が持つ“遅れ成分”を打ち消す |
| + EMA3 | 全体の滑らかさと安定感を補正する |
結果:価格に近い位置を通りながら、EMAよりも転換点に素早く反応するラインができあがる。
そのためTEMAは、
EMAより価格に寄り添って動く
トレンド転換の初動を捉えやすい
短期トレーダーでも使える“速さ”を持つ
TEMAがスイングと短期の両方に適する根拠
TEMAは「遅れが小さい × ノイズに強い」という特性から、短期〜スイングまで幅広いスタイルで機能します。
① 短期トレード:初動に乗りやすい
価格が反転したタイミングで、TEMAも素早く向きを変えます。
5分足・15分足などで「エントリーのきっかけ」として機能しやすいです。
② スイング:ノイズを除いて大局を掴める
EMA1だけだと拾ってしまう細かい揺れを、EMA2・EMA3が吸収。
1時間足・4時間足・日足では、だましを減らしながらトレンドを追いやすいラインになります。
③ 方向・勢い・継続の判定に強い
TEMAの角度、価格との乖離、反転のタイミングが明確なため、
- 今のトレンドがまだ伸びるのか
- そろそろ一旦止まりそうか
- 押し目・戻りとして狙えるか
といった判断が安定します。
短期:スピード重視で初動を捉える/中長期:ノイズを排除して大局を追う――
TEMAはどちらにも対応できる「万能型の移動平均」です。
TEMAを使うメリット:トレンド判定の精度が上がる要因
TEMA(トリプル指数平滑移動平均)は、移動平均の中でも最上位クラスの性能を持ち、
価格への追随性が高い
ノイズに強くダマしを削る
急変動でも安定してブレない
という3つを同時に満たしています。
結論:TEMAは「MAの弱点(遅い・ブレる)を極限まで減らした実戦型ライン」。
価格への追随性が高くダマしを減らす
TEMAの最大のメリットは、無駄に遅れず、無駄に動かないという“理想的なバランス”です。
TEMAは遅延成分(EMA2・EMA3)を相殺する構造のため、EMAより価格に近い位置を通ります。
・上昇初動
・下降初動
・押し目・戻りの再加速
こうした局面で“早く・正確に”反応するのが特徴。
ダマしが減る理由
三重平滑化によって、細かい揺れ(ノイズ)を切り捨て、方向性だけを残す。
これにより「上下に振られただけの無意味なシグナル」が大幅に減ります。
MAよりも早く転換点を捉えやすい
TEMAは、トレンド転換の局面で特に力を発揮します。
| 指標 | 反応速度 |
|---|---|
| SMA | 遅い |
| EMA | やや速い |
| TEMA | 最速クラス |
TEMAは向きの変化が非常に早く、
- ゴールデンクロス・デッドクロスの反応が早い
- 急反転の初動を拾える
- 損切り後の“再上昇・再下落”にも乗りやすい
といったメリットを持ちます。
初動を捉えやすい=順張りも逆張りも判断精度が上がる。
ボラティリティ環境下で安定しやすい特性
FXでは急激な上下(ボラティリティ増大)が頻繁に起こりますが、TEMAはその中でも強い安定性を示します。
三重平滑化により、ヒゲや瞬間的な乱高下でも過剰に反応せず、トレンドの大局を維持します。
指標発表・雇用統計・クロス円の急変でも、ラインが滑らかで判断しやすい状態を保ちます。
戦略の再現性が高い → EA化にも向く
TEMAの設定方法:最適な期間選びと注意点

結論:迷ったら “TEMA 20” を基準にするのが最も安定。
よく使われる期間設定(例:14・20・30)
TEMAで特に人気なのは、以下の3つの期間です。
・短期〜中期の判断に向く
・押し目・戻りの初動を拾いやすい
・スキャル〜デイトレで人気
・最もバランスが良い万能期間
・EAでもよく使われる標準値
・ノイズと反応速度が最適
・中期トレンドを重視したい人向け
・ダマし削減効果が高い
・荒れ相場でも大局がブレにくい
時間足別の推奨設定(5分足・1時間足・日足)
TEMAは時間足によって適切な期間が変わります。主要3つの時間足で整理します。
推奨:TEMA 14〜20
・転換が早い時間足なので短期設定が合う
・10以下はノイズが急増するため非推奨
・“スピード重視”で14〜20が最適帯
推奨:TEMA 20〜30
・押し目・戻り判断に最適
・トレンド方向が最も安定するゾーン
・“教科書的なトレンド”を捉えやすい
推奨:TEMA 30〜50
・大局トレンドの把握が目的
・短期のブレを拾う必要がない
・安定性重視の長期設定が有効
移動平均の期間を変えすぎない方が良い理由
TEMAは本質的に「速い」指標のため、期間を極端に変えると逆効果になりやすいです。
短期に寄せすぎるとノイズが急増し、シグナルが過剰に発生。
本来の“滑らかさ”が失われ勝ちパターンが壊れる。
期間50〜100のような極端な設定では、TEMA本来の速さが消え、
という状態になる。
TEMAは「期間一定」での性能が最も安定する指標。
頻繁に設定を変えると、過剰最適化で実戦精度が落ちる。
結論:TEMAは“期間固定で使う”ことで本来の強さが最大化される。
TEMAはもともと“反応が速い”移動平均のため、短期に寄せすぎるとノイズを拾いやすくなります。
短期 → 速すぎてノイズが増える
長期 → 反応が遅くなりTEMAの良さが消える
しっかり使いたいなら「適度な期間設定」が必須です。
TEMAの設定パラメータ最適化の考え方
TEMAの基本パラメータは「期間(Length)」です。一般的には20~50程度の数値がよく使われますが、実際の最適解は「バックテスト」でしか導き出せません。
期間が短ければ感度は高くなりますが、ノイズも多くなります。逆に長くすれば滑らかになりますが、トレンドへの追従が遅くなります。
また、「TEMAを複数本使う」手法もあります。たとえば、短期TEMA(10期間)と長期TEMA(50期間)を同時に表示してゴールデンクロス・デッドクロスを見るといった活用法です。
● 自動売買やEAへの応用で取引の精度と効率を両立
さらに一歩進んだ使い方として、TEMAを使った自動売買(エキスパートアドバイザー:EA)の構築があります。特にMT4/MT5環境では、MQL4/MQL5という独自言語を使ってTEMAベースのEAを作成することが可能です。
たとえば、以下のようなルールをEA化できます
-
- 短期TEMAが長期TEMAを上抜けたら買い
-
- TEMAが一定の傾きを示したときのみエントリー
-
- 逆行時はトレーリングストップで利益を保護
これにより、感情に左右されないシステマティックなトレードが実現でき、トレーダーの負担も大きく軽減されます。
また、EAによるトレードはバックテストやフォワードテストを通じてパフォーマンス検証が可能なため、「理論的に納得できる戦略」だけを厳選して運用できます。
TEMAを使ったFXトレード手法:順張り・逆張りの実践例
TEMAは「速い × 滑らか × ノイズに強い」特性のおかげで、順張り・逆張りどちらにも対応可能。
ここでは実戦で最も使われる3つの戦略を紹介します。
結論:TEMAは“裁量・EAどちらでも使いやすい万能型MA”。
トレンドフォロー型TEMAクロス戦略
TEMAを2本使い、短期TEMAが長期TEMAをクロスするタイミングで入る、もっとも再現性の高い順張り戦略です。
短期:TEMA 14
長期:TEMA 30
■ 買いシグナル(ロング)
- 短期TEMAが長期TEMAを上抜けした瞬間
- 両TEMAが上向きで角度がついている
■ 売りシグナル(ショート)
- 短期TEMAが長期TEMAを下抜けした瞬間
- 両TEMAが下向きで下降角度が明確
EMAクロスよりも初動を捉えやすい
偽クロス(ダマし)が大幅に減る
スキャル〜スイングまで対応
クロス戦略の弱点(ダマし連発)を最も抑えられるMAがTEMA。
押し目買い・戻り売りを狙うTEMA回帰戦略
トレンド中に価格がTEMAへ「一度戻る」瞬間を狙う、安定性の高い順張り戦略です。
価格は必ず一度TEMAに回帰します。
その瞬間が押し目(上昇)・戻り(下降)になりやすい。
■ 買い(押し目)の条件
- 上昇トレンドでTEMAが上向き
- 価格がTEMAへ戻る
- 再びTEMAから離れ始める(反発)
■ 売り(戻り)の条件
- 下降トレンドでTEMAが下向き
- 価格がTEMAにタッチ・接近
- 再びTEMAから離れる(反落)
“最も安全なエントリー”を狙える
押し目・戻りが視覚的で判断しやすい
リスクリワードが自然と改善
特にスイング勢に刺さる“鉄板戦略”。
反転ポイントを捉えるTEMA逆張り戦略
TEMAは転換点の反応が早く、短期的な“乖離の戻り”を狙う逆張り戦略にも使えます。
- 価格がTEMAから大きく乖離
- ローソク足が明らかに過剰売られ
- TEMAの下降角度が弱まる(減速)
売りの場合はその逆を見ます。
■ 利確の目安
価格がTEMAに“戻った”タイミング(回帰完了)
レンジやトレンドレス環境でも機能
過剰な伸びを狙う短期カウンターが可能
ボラティリティのピーク判断に強い
ただし、強トレンドの逆張りは危険。必ずRSI・BBなどで裏付けを取ること。
TEMAと相性が良いインジケーター:組み合わせで精度を高める
TEMAは単独でも強力ですが、他の指標と組み合わせることで、エントリー精度・だまし回避・利確判断が一段階上がります。
ここでは特に相性が良い3つを厳選して解説します。
TEMA×RSIで過熱感とトレンド方向を両取りする
RSIは過熱状態、TEMAはトレンド方向を示します。
組み合わせると「方向性が正しく、過熱が緩んだタイミング」で入れるため精度が跳ね上がります。
- TEMAが上向き(上昇トレンド)
- RSIが30〜50で反発
- 価格がTEMAより上で推移
- TEMAが下向き(下降トレンド)
- RSIが50〜70付近で反落
- 価格がTEMAより下で推移
方向 × 過熱の“二段フィルター”で精度が高い
押し目買い・戻り売りのタイミングが整う
RSI単独の逆張りを順張りに矯正できる
TEMA×MACDでエントリータイミングを明確にする
MACDは勢い(モメンタム)、TEMAは方向性(トレンド)を示します。
両方が揃うと「正しい方向に勢いが乗った瞬間」が分かり、エントリーが極めて明確になります。
- TEMAが上向き
- MACDがシグナル上抜け
- ヒストグラムが0ライン上へ転換
- TEMAが下向き
- MACDがシグナル下抜け
- ヒストグラムが0ライン下へ転換
方向性+勢いの一致で勝率が安定
MACD単独の“遅さ”をTEMAが補う
デイトレ・スイングどちらでも使える
TEMA×ボリンジャーバンドで押し戻りを判断する
ボリンジャーバンドは価格の位置と偏り、TEMAは方向性を示すため、押し目買い・戻り売り判断との相性が抜群です。
- TEMAが上向き
- 価格がBBミドル〜下限で反発
- 価格がTEMA方向へ回帰
- TEMAが下向き
- 価格がBBミドル〜上限で反落
- 価格がTEMA方向へ戻る
押し・戻りの“深さ”が分かる
逆張り暴走を防げる
トレンド継続の判断が圧倒的にしやすい
TEMA=方向、BB=位置と偏り。押し戻り戦略の黄金コンビ。
TEMAインジケーター ダウンロード
以下のボタンから、「TEMA_systre.ex4」をダウンロードできます。
使い方
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TEMA_systre.ex4を
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