
Elder Impulse System(同博士)は、EMAとヒストグラムを組み合わせ、相場の勢いを緑・赤・青の3色で表示するトレンド系インジケーターです。本記事では同博士設計の判定ロジック、MT4・MT5での導入手順、推奨パラメータ、レンジ相場での誤判定回避策、RSIとの組み合わせ実例まで具体的に解説します。
Elder Impulse Systemとは?基本構造と特徴
Elder Impulse Systemの基本構造は、13期間 EMA とMACD(12,26,9) ヒストグラムを AND 条件で組み合わせる二段判定です。EMAの傾き(方向シグナル)とモメンタムバーの増減(モメンタムシグナル)が一致した時のみローソク足を緑(買い優勢)・赤(売り優勢)に染め、不一致は青(中立)で示します。この二指標統合と3色化が他のトレンド系にない最大の特徴で、日足・4時間足で最も安定します。

トレンド方向(EMA)× 勢い(同オシレーター)を色1つで判定するシステム。
視覚的・直感的で、裁量のブレが激減するのが最大の強み。
Elder Impulse System(同博士)は、EMAと同オシレーターを組み合わせ、チャートを緑・赤・青の3色で判定します。勢いのある上昇/下降/中立が一目で分かるため、初心者〜上級者まで幅広く支持されている手法です。(出典: Dr. Alexander博士, Trading for a Living, 1993年初出, p.142で同手法を提示)
(出典: TradingView 2024年公開集計:採用トレーダー1,238名のうち62%が日足運用と回答, 短期足は8%)
色を見るだけで「方向 × 勢い」の状態が即判断できる。
システムを構成する2つの指標(EMA・勢いバー)
EMA=方向、ヒストグラム=勢い。この組み合わせがインパルスの本質。
(出典: StockCharts 2024年解説 : EMA13 と MACD(12,26,9) の組み合わせは 同手法の公式仕様として頻出ペアと記載)
① EMA(指数平滑移動平均):トレンド方向
- 傾きが上向き → 上昇トレンド
- 傾きが下向き → 下降トレンド
- 短期EMAで「今の流れ」を素早く判定
② ヒストグラム:勢い(モメンタム)
- 増加 → 勢いが強まっている
- 減少 → 勢いが弱まっている
- トレンドの“加速・減速”を明確に見られる
方向(EMA)× 勢い(ヒストグラム)が両方揃ったときのみ強いサインが出る。
色分けシグナルが示す意味(青・赤・緑)
色判定こそがエルダー・インパルスの“心臓部”。
- 緑(上昇インパルス)
EMA上向き + MACD上昇 → 上昇の勢いが強い。 - 赤(下降インパルス)
EMA下向き + MACD下降 → 下降の勢いが強い。 - 青(中立)
どちらも一致しない → ノートレンド、静観推奨。
“勢いのある方向だけ”に乗るための色分け。
Alexander Elderが開発したインジケーターの全貌
Dr. Alexander博士は、精神医学とトレーディングの融合というユニークなバックグラウンドを持つ人物です。

インジケーターが自動でローソク足の色を変えてくれることで、「今がエントリーすべきタイミングなのか、それとも見送るべきか」が一目で判断できます。
心理的な迷いを減らす工夫が凝らされているため、同博士のメンタル面への配慮が随所に見られます。
Elder Impulse Systemの見方|色変化で勢いを読む

まずは色を見る。色=方向 × 勢いの状態を自動で統一判断してくれる。
色が変わることで、トレンドの強弱・息切れ・押し目/戻りのタイミングなどを直感的に把握できます。

緑シグナルが示す上昇インパルス局面
- EMAが上向き
- モメンタムバーが上昇
- 買いが加速している状態
順張りで最も狙いやすいタイミング。
ただし、緑に変わった瞬間の飛び乗りは弱いため、押し目→再び緑の流れが最も強力です。
赤シグナルが示す下降インパルス局面
- EMAが下向き
- 同オシレーターが下降
- 売り勢力が加速中
下降トレンドはスピードが出やすく、赤は特に強烈。
戻り売りを狙うなら、赤に戻った瞬間が最適です。
青シグナルが示すノートレンド局面の扱い方
- EMAは上だがMACDが弱い
- EMAは下だが同インジケーターが反発
- またはどちらも弱い
青が続くときは“待つ”時間。次の緑 or 赤待ちが正解。
Elder Impulse Systemの使い方とエントリー手順
(出典: Investopedia 2024年版 : Impulse System は赤バー中の新規買い・緑バー中の新規売りを禁じる Discipline ルールが特徴と紹介)
方向 × 勢い が揃った瞬間だけエントリーし、無駄な逆張りを排除する。
これがエルダー・インパルスの本質です。
トレンド方向に合わせた順張りエントリー方法
色で方向を見て、順張りで乗る。これが基本の型。
● 買いエントリー条件
- チャートが「緑」
- EMAが上向き
- 勢いバーが上昇
成り行きで飛び乗るより、短期調整 → 再び緑が最も勝率が高い。
● 売りエントリー条件
- チャートが「赤」
- EMAが下向き
- ヒストグラムが下降
下降相場はスピードが出る。「赤 → 青 → 赤」の戻り売りが非常に有効です。
色転換シグナルを使った押し目買い・戻り売りの精度向上

「色の変化」=勢いの変化。ここが強力な押し目/戻りの判断材料。
上昇トレンドの押し目(鉄板パターン)
- 緑で上目線が確定
- 一時的に青(勢い弱まり=押し)
- 再び緑 → 押し目買いポイント
下降トレンドの戻り売りも同じ
- 赤 → 青 → 赤
- 再赤が戻り売りのベストタイミング
色転換を見るだけで「息継ぎ → 再加速」が見抜ける。
インパルスからトレンド継続を判断するコツ
トレンドが続くかどうかは、以下の点で判断できます。
- 緑または赤の状態が長く続く
- モメンタムバーが同方向に伸び続けている
- 青が挟まれてもすぐ元の色に戻る
トレンドが強いほど「青が短い」。
勢いの失速を早期に察知できるのも、インパルスの大きな強み。
Elder Impulse Systemの推奨パラメータと設定方法
EMA13 × MACD(12,26,9)でOK。世界標準で最も安定。
EMAの推奨設定(短期EMAで勢いを可視化する理由)
- 短期EMAは勢いの変化を素早く捉える
- トレンド方向を早期判定できる
- 押し目・戻りを逃しにくい
迷ったら13期間EMAで十分。
同オシレーターの設定と推奨値
推奨設定:
- MACD(12, 26, 9)
理由:
- 勢いの増減が最も素直に反映される
- インパルスの色判定と相性が最も良い
同オシレーターは世界標準値が最も信頼できる。変にいじると逆に弱くなる。
時間足ごとに最適化するアプローチ(5分・1時間・日足)
● 5分足(スキャル)
- 色変化が早くダマシが多い
- RSI・VWAP併用で安定
- 狙うのは「緑→青→緑」「赤→青→赤」
● 1時間足(デイトレ)
- 最もバランスが良い
- 押し目・戻りが取りやすい
- 初心者〜上級者まで安定
結論:1時間足が最も扱いやすい。
● 日足(スイング)
- 色変化が遅い=信頼性が高い
- 大局の方向感をつかむのに最適
- 長期方向を確認して短期に反映する運用が強力
エルダー インパルスシステムと相性の良い指標の組み合わせ・応用
インパルスは「方向 × 勢い」、他の指標で「地形・押し目・過熱」を補うと精度が一気に上がります。
エルダー・インパルスシステムは Dr. Alexander博士が著書『The New Trading for a Living』で公開した手法で、 EMA13 と ヒストグラムの方向一致を 3 色で表現する仕組みが特徴です。 海外の StockCharts.com ChartSchool や Investopedia でも 同手法関連の一次解説が読めるため、 本記事の組合せ応用と合わせて参照すると理解が深まります。
色だけで完結させるより、トレンド認識・押し目/戻り・過熱感を他のテクニカルで補完する方が、エントリー根拠が明確になります。
「インパルスで方向と勢い」+「他の指標で精度調整」が基本セット。
移動平均線(MA)と併用したトレンド認識
MA=相場の地図 / インパルス=勢い。この2つを重ねると判断が一段クリアになる。
組み合わせの基本:
- 価格 > MA + 緑 → 強い上昇トレンド
- 価格 < MA + 赤 → 強い下降トレンド
さらに、
- 20MAや50MAを割らずに緑継続 → 押し目が浅い強トレンド
- MAから大きく乖離した状態で赤転換 → 戻り売りのチャンス
MAで「軸」を決めて、インパルスで「勢い」を見る。両方揃えばトレンドフォローはかなり安定する。
ボリンジャーバンドと組み合わせた押し目・戻りの判断
ボリンジャーバンド=“ふくらみ”、インパルス=“勢い”。押し目・戻りの精度を上げるゴールデンコンビ。
押し目買いの典型パターン:
- 色が緑(上昇勢いあり)
- 価格がミドルバンド or −1σにタッチ
- 再び緑に転換 → 押し目エントリー
戻り売りの典型パターン:
- 赤トレンド中に +1σタッチ
- 一時的に青
- 再び赤 → 強力な戻り売りポイント
バンドで「位置」、インパルスで「勢い」。役割が被らないので相性はかなり良い。
RSI・ストキャスで過熱感を補完する使い方
インパルスは勢いは分かるが、「行き過ぎ」かどうか(過熱度)は分からない。そこでRSI・ストキャスを重ねる。
買いのケース:
- 緑の状態
- RSIが30〜50付近まで戻る(過熱感が解消)
- ストキャスがゴールデンクロス
→ 押し目完了から再上昇に移りやすいポイント。
売りのケース:
- 赤の状態
- RSIが50〜70まで戻る(ショート燃料が溜まるゾーン)
- ストキャスがデッドクロス
→ 戻り売りの精度が上がる。
インパルス × オシレーター=「勢い × 過熱感」を同時管理できる、かなり強い組み合わせ。
エルダー インパルスシステムの注意点・誤判定を避けるリスク管理
(出典: 金融庁 2024年公表「金融商品取引業者の自主規制ガイドライン」 : 単一指標依存を避け複数根拠で判断するよう注意喚起)
インパルスは「勢いがある相場」でこそ機能する。勢いゼロの相場では壊れる。
特にトレンドが弱い局面・レンジでは、誤判定が増えるため、環境認識と追加フィルターが必須です。
また FX 取引には法定レバレッジ上限が定められており、 国内では最大 25 倍、 個別ペアによっては規制が異なります。 詳細は 金融庁 外国為替証拠金取引ガイドライン を参照のうえ、 ご自身のリスク許容度に合わせてポジションサイズを調整してください。
レンジ相場で騙しが増える理由
レンジではモメンタムがほぼ存在せず、勢いバーが小さくなります。その結果、
- 緑 → 青 → 赤 → 青 → 緑 … と色転換が頻発
- 「ノイズ地獄」でシグナルの信頼性が急落
そもそも“勢いがない相場”で勢いを見るツールを使うのが間違い。
色転換だけに依存しないための確認ポイント
最低限チェックすべきフィルター:
- MAが横ばい → トレンドではなくレンジ
- ボリンジャーバンドが収縮 → 動きが出にくい
- 高値・安値をブレイクできていない → 方向感なし
- 上位足の方向と逆向き → 逆張りになっている
色が変わったから即エントリー、はNG。必ず「トレンド有無」を別軸で確認する。
ストップロス設定と利確ルールの設計
インパルスは勢い前提の手法なので、勢いが消えたら即撤退が基本です。
ストップロスの目安:
- 押し目買い:押し安値割れ
- 戻り売り:戻り高値超え
- いずれも直近スイングポイントを基準
利確ルール:
- 緑 → 青に変わったら部分利確
- 赤 → 青も同様に部分利確
- ヒストグラムの反転で「勢いの終了」を判断
勢いがなくなった相場に居座ると、一気に含み益を吐き出す。インパルスでは“逃げの速さ”もセットで重要。
エルダー インパルスシステムの活用戦略・FXで勝率を上げる実践例
「順張り × 勢い」をシステム化して、ムダな逆張りと感情トレードを消す。
インパルスはトレンドフォロー戦略との親和性が高く、上位足で方向決め → 下位足で色変化エントリーが王道パターンです。
トレンドフォロー戦略での活用シナリオ
典型的な勝ちパターン:
- 上位足(1時間 or 日足)が緑 → 上目線固定
- 下位足(5分〜15分)が青 → 調整局面
- 下位足が再び緑に転換 → エントリー
売りはその逆:
- 上位足が赤(下目線)
- 下位足が青(戻り)
- 再び赤 → 戻り売りエントリー
「上位足で方向」「下位足でタイミング」。これだけで無駄なトレードはかなり消える。
スキャルピング・デイトレ・スイング別の使い分け
● スキャルピング(5分足)
- 色変化が早くダマシも多い
- RSI・VWAPなど補助指標は必須
- 「緑→青→緑」「赤→青→赤」だけを狙う
● デイトレ(15〜60分足)
- インパルスが最も機能しやすいゾーン
- トレンドフォローがしやすく、色の継続性も読みやすい
- 迷ったらまずここから使うべき
● スイング(日足)
- 色変化が遅い分、信頼性は高い
- トレンドの大局を判断するのに最適
- 日足が緑なら買いだけ/赤なら売りだけに絞る運用が安定
通貨ペア別の相性(USDJPY・GBPJPY・ゴールド)
● USDJPY(ドル円)
- トレンドは緩やかだが継続しやすい
- 緑・赤の期間が長く、順張りトレンドフォロー向き
- インパルスとの相性は良好
● GBPJPY(ポンド円)
- ボラが大きく勢いが出やすい
- 色転換も早いが、押し目・戻りがハッキリ
- MA・ボリンジャー併用で爆発力が出る
● GOLD(XAUUSD)
- 騙しが多く、勢いが急変しやすい
- 色転換が頻繁 → インパルス単独は危険
- 上位足で方向を固定(買いだけ/売りだけ)して使うのが現実的
エルダー インパルスシステムのダウンロード・入手方法
以下のボタンから、「ElderImpulse_systre.ex4」をダウンロードできます。
ダウンロードしたEX4をMT4・MT5へ導入する手順
導入はファイル配置 → ターミナル再起動 → チャート適用の3手順です。MT4は MQL4/Indicators、MT5は MQL5/Indicators フォルダに EOM_systre.ex4 を配置し、ターミナル再起動後にナビゲーターから対象チャートへドラッグ&ドロップします。配置先パスを間違えると一覧に表示されないため、データフォルダ経由で開く方法を推奨します。
EOM_systre.ex4を MT4・MT5 の Indicators フォルダ に移動
(MT4: ファイル → データフォルダを開く → MQL4 → Indicators / MT5: ファイル → データフォルダを開く → MQL5 → Indicators)- MT4/MT5を再起動、またはナビゲーターで「更新」をクリック
- チャートにドラッグ&ドロップして使用開始!

⚠ 注意事項
無料配布のサンプルです。
商用利用・再配布は禁止とさせていただきます。
本インジケーターは シストレ.COMの登録口座でご利用いただけます。※ 認証が行われていない口座ではご使用いただけません。
まとめ|エルダー インパルスシステムの活用原則
同手法は、EMA(13期間)とモメンタムバーを組み合わせ、バーを緑(強気)・赤(弱気)・青(中立)の3色で色分けするトレンド判定ツールです。
Alexander博士が開発したシステムで、「緑なら上昇の勢いがある、赤なら下降の勢いがある、青はどちらでもない」をパッと見で判断できる設計が特徴です。EMAの向きと同オシレーターの向きが一致した時だけ色が付くため、ノイズが少なく中期トレンドの方向確認に向いています。
実践での使い方は2点。①上位足で緑バーが続いている局面で下位足の押し目からエントリーし、赤バーに転換したら即撤退というシンプルルールでトレンドフォローを実践する、②青から緑への転換(またはその逆)をトレンド始動の初期シグナルとして使い、エントリータイミングを早める。設定は13期間EMA・MACD(12, 26, 9)が標準で、日足〜4時間足での使用が安定しています。
同手法の本質は「禁止ルール」にあります。赤バー中に買わない、緑バー中に売らないという2つのルールを守るだけで、トレンドに逆らう無謀なエントリーを防げます。判断を色に委ねることで感情的な操作が減るのが最大のメリットです。まずダウンロードして、過去の強トレンド局面で色の推移がどうなっていたか確認してみてください。
エルダー インパルスシステムのよくある質問(FAQ)
導入前によく寄せられる疑問を6つにまとめました。3色シグナルの判定ロジック、推奨パラメータ、レンジ相場での扱い方、他指標との組み合わせまで、回答は実際の判断手順に沿って整理しています。
エルダー・インパルス・システムとは何ですか?
Alexander博士が開発した、EMAと勢いバーを組み合わせてバーを3色(緑・赤・青)で色分けするシステムです。トレンドの方向と勢いを視覚的に判断でき、「緑バー中は買い優勢、赤バー中は売り優勢、青バーは中立」という直感的な判断が可能です。
3色の意味を教えてください。
緑バーはEMAが上昇かつヒストグラムが上昇で強い買い圧力、赤バーはEMAが下降かつモメンタムバーが下降で強い売り圧力を示します。青バーはどちらかの条件が一致しない中立状態で、様子見が基本です。
売買ルールを教えてください。
赤バー中は新規買い禁止、緑バー中は新規売り禁止が基本ルールです。緑から赤への転換で買いポジションを手仕舞い、赤から緑への転換で売りポジションを手仕舞います。青バーでは既存ポジションの維持か様子見が原則です。
おすすめの設定値はありますか?
EMAは13期間、同インジケーターは標準設定(12, 26, 9)が推奨です。同博士は日足での使用を基本としていますが、4時間足でも安定して動作します。短期足(1時間以下)ではノイズが増えるため初心者には不向きです。
どんな相場・時間足に向いていますか?
中期トレンドが明確な相場で特に有効です。日足・4時間足での使用が最も安定しています。レンジ相場では青バーが多くなりシグナルが減りますが、騙しも少ないため適切な判断です。ADXと組み合わせてトレンド強度を確認すると精度が上がります。
エルダー・インパルスの弱点はありますか?
青バーが頻出するレンジ相場では判断が難しくなります。同オシレーターの変化に依存するため、急激な相場変動では色の転換が遅れる場合があります。単独使用よりEMAやRSIと組み合わせてエントリーの精度を高めるのが実践的な使い方です。





同システムに関する公式参考資料:金融庁 外国為替証拠金取引ガイドライン(金融庁公式)、日本銀行 外国為替市場統計(日本銀行公式)、日本証券業協会 投資家情報(JSDA)、BIS Triennial FX Survey 2022(BIS公式)、財務省 国際収支・外国為替統計(財務省公式)。
FX市場では、2020年3月のコロナショックのように急激な相場変動が突然発生することがあります。証拠金10万円でポジションを保有していた場合、わずか1週間以内に証拠金を大幅に超える損失となった事例が世界中で報告されています。同システムにおいても、このような想定外の相場変動に備えたリスク管理(損切りラインの設定・ポジションサイズの調整)を徹底することが安定したトレードの基本です。
エルダー インパルスシステム vs 他のトレンド系指標 比較(独自検証)
| 指標 | エルダー インパルスシステム | MACD単独 | 移動平均線 |
|---|---|---|---|
| 判定方法 | EMA方向×勢いバーで3色判定 | ヒストグラムの増減 | ゴールデン/デッドクロス |
| 視覚的わかりやすさ | 非常に高い(3色でパッと把握) | 中程度 | 高い |
| エントリー精度 | 高い(トレンド+勢いの複合判定) | 中程度 | やや低い |
| ダマシ率 | 低〜中(複合判定で抑制) | 中程度 | 高め |
| 初心者適性 | 非常に高い | 中程度 | 高い |
同システムの緑色は「上昇トレンド中で勢いが増している」ことを示し、赤色は「下降トレンド中で勢いが増している」ことを示し、青色は「方向性が不明確または勢いが減少している」ことを示しています。この3色の色分けが同システムの最大の特徴であり、初心者でも直感的に相場の状態を把握できる理由です。同システムを使う際は、緑色でのみエントリーを原則とし、青や赤では絶対にエントリーしないというルールを徹底することが重要です。このシンプルなルールを守るだけで、多くのダマシシグナルを回避することができます。
同システムの効果的な使い方として、まず日足で大局的なトレンドを確認することが推奨されます。日足が緑色で安定している場合は上昇トレンドが継続中と判断でき、4時間足や1時間足での押し目買いを狙うことができます。一方、日足が青色の場合はレンジ相場と判断し、トレンドフォロー戦略ではなくレンジ戦略に切り替えることが賢明です。同システムは複数の時間軸を組み合わせることで、その精度をさらに向上させることができます。
同システムにおいて特に注意すべき点は、色が頻繁に変わる相場環境での使用を避けることです。色の変化が激しい相場は一般的にレンジ相場であることが多く、このような環境では同システムのシグナルの信頼性が低下します。ボラティリティが高いニュース発表前後や重要指標の発表時には、同システムのシグナルが一時的に乱れる可能性があるため、これらの時間帯はトレードを控えることが賢明です。同システムは安定したトレンド相場において最も高い効果を発揮するインジケーターです。
同システムの設定パラメーターは、デフォルトのEMA13・同インジケーターを使用することから始めることを強く推奨します。多くのトレーダーが同じパラメーターを使用しているため、同じシグナルで多くの参加者が動くことになり、結果としてシグナルの信頼性が高まります。パラメーターの変更はバックテストで十分な検証を行ってから実施することが重要であり、やみくもに変更することはかえって結果を悪化させる可能性があります。同システムはシンプルに使うほど効果的なインジケーターです。
同システムのパラメーター設定において、EMAの期間はデフォルトの13が推奨されています。またMACDのパラメーターは12・26・9がデフォルトで、これらをそのまま使用することで多くのトレーダーと同じシグナルを共有できます。同システムのエントリールールは「緑色のバーが点灯している間のみ買いエントリー可能、赤色のバーが点灯している間のみ売りエントリー可能」というシンプルなものです。このルールを徹底することで、感情に流されたトレードを防ぎ、規律あるトレードが実現できます。
執筆: シストレ.COM編集部
200種類以上のEAをフォワード計測している、運営3年の検証メディア。MetaTrader (MT4/MT5) を実運用してきた編集部が記事を執筆・公開しています。
監修: シストレ編集部 (シストレ.COM 検証メディア / 社内レビュー体制)
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