「トレンドの方向がもっとはっきり分かれば、迷わずエントリーできるのに…」
こんな悩みを持っているトレーダーは多いですよね? ローソク足の動きだけを見ていると、細かい値動きに振り回されてしまいがちです。
そこで活躍するのが 「平均足」 というテクニカル指標です。平均足は、価格変動のノイズを軽減し、トレンドの方向を視覚的にわかりやすくしてくれるチャート分析手法。特にFXや株式トレードでは、多くのトレーダーが活用しています。
しかし、「平均足ってどうやって使えばいいの?」「普通のローソク足と何が違うの?」という疑問を持っている方もいるはず。そこで本記事では、平均足の基本から、実際のトレードでの活用法、注意点までをわかりやすく解説します!
平均足チャートの基礎知識
平均足の基本を理解したら、次は具体的なトレード戦略に活用していきましょう!平均足は、トレンドの把握がしやすいため、特にトレンドフォロー型のトレードに適しています。
トレンドフォロー戦略
平均足の強みは、トレンドの方向を明確に示してくれることです。そのため、トレンドが発生している相場でのトレンドフォロー戦略が有効になります。
✅ エントリーのタイミング
- 上昇トレンドでの買いエントリー
- 陽線が連続して出現
- 下ヒゲが短くなり、実体が大きくなっている
- 他のテクニカル指標(例:移動平均線の上に価格がある)と組み合わせる
- 下降トレンドでの売りエントリー
- 陰線が連続して出現
- 上ヒゲが短く、実体が大きくなっている
- 他のテクニカル指標(例:移動平均線の下に価格がある)と組み合わせる
✅ 利確と損切りの設定
- 平均足が転換し、陽線→陰線、陰線→陽線になったら決済のサイン
- ただし、ダマシの可能性もあるため、移動平均線やRSIなどで確認する
押し目買い・戻り売りの活用
トレンドが発生していても、価格は一直線に動くわけではありません。一時的に逆方向に動く「押し目」や「戻り」を狙うことで、より有利なエントリーポイントを探ることができます。
✅ 押し目買い(上昇トレンド中の一時的な下落で買う)
- 上昇トレンド中に、一時的に陰線が出現
- その後、再び陽線が出始めたら買いエントリー
- 損切りは直近の安値を基準に設定

✅ 戻り売り(下降トレンド中の一時的な上昇で売る)
- 下降トレンド中に、一時的に陽線が出現
- その後、再び陰線が出始めたら売りエントリー
- 損切りは直近の高値を基準に設定

📌 注意点!
- 押し目や戻りが「本当に一時的な動き」なのかを見極めることが重要!
- 移動平均線やフィボナッチリトレースメントなどの補助指標を活用することで、より精度の高い判断が可能
他のテクニカル指標との併用
平均足はトレンドを把握しやすい指標ですが、単独で使うとダマシに引っかかるリスクがあります。 そこで、他のテクニカル指標と組み合わせることで、より精度の高いトレードが可能になります。
1. 移動平均線(MA)との組み合わせ
移動平均線(MA)は、相場の大局的な方向を示すテクニカル指標で、平均足と非常に相性が良い です。
✅ エントリーのポイント
- 平均足が陽線で、価格が移動平均線(MA)の上にある → 買いエントリー
- 平均足が陰線で、価格が移動平均線(MA)の下にある → 売りエントリー
✅ エグジット(決済)のポイント
- 平均足が反転し、移動平均線を逆方向にブレイクしたら決済
📌 ポイント!
短期MA(例:5MA)と中期MA(例:20MA)を組み合わせると、ゴールデンクロス・デッドクロスも活用できる!

2. ボリンジャーバンドとの組み合わせ
ボリンジャーバンドは、価格の振れ幅(ボラティリティ)を視覚化する指標で、平均足と組み合わせることでトレンドの勢いを判断 できます。
✅ エントリーのポイント
- 平均足が陽線で、ボリンジャーバンドの+2σを超えたら上昇トレンド継続 → 買いエントリー
- 平均足が陰線で、ボリンジャーバンドの-2σを割ったら下降トレンド継続 → 売りエントリー
📌 ポイント!
バンドが広がっている(スクイーズ → エクスパンション)ときは、トレンドが強いサイン!

3. RSIとの組み合わせ
RSI(相対力指数)は、相場の過熱感を測る指標で、平均足のダマシを見極めるのに有効 です。
✅ エントリーのポイント
- 平均足が陽線で、RSIが70以上(買われすぎ)なら注意! → 上昇トレンドの終わりの可能性
- 平均足が陰線で、RSIが30以下(売られすぎ)なら注意! → 下降トレンドの終わりの可能性
📌 ポイント!
- 平均足とRSIのダイバージェンス(逆行現象) が発生すると、トレンド転換の可能性が高まる!

まとめ
平均足は単独でも強力ですが、移動平均線・ボリンジャーバンド・RSIと組み合わせることで、より精度の高いトレードが可能 になります。複数の指標を組み合わせることで、トレンドの勢いや転換点をより正確に判断しましょう!
平均足チャートの作成方法
平均足を活用するには、まずチャートに平均足を表示させる方法を知っておく必要があります。トレードツールやスマホアプリでも簡単に設定できるので、ここで詳しく解説します!
トレードツールでの設定方法
✅ MT4・MT5(MetaTrader)の場合
- チャート画面を開く
- メニューから「インディケーター」→「カスタム」→「Heikin-Ashi」を選択
- 設定を確認し、「OK」をクリック
✅ TradingViewの場合
- チャート画面を開く
- 画面上部の「チャートの種類」をクリック
- 「Heikin Ashi」を選択
✅ その他の取引ツール(例:GMOクリック証券、DMM FXなど)
- ほとんどの国内FX業者のツールにも平均足チャートの設定が可能
- 設定方法は各ツールの「チャート設定」から変更可能
スマートフォンアプリでの活用
「PCがなくてもスマホで平均足を見たい!」 という方も多いはず。最近のトレードアプリは、スマホでも簡単に平均足を表示できます。
✅ MT4/MT5アプリ(iOS/Android)
- アプリを開き、チャートを表示
- 「インディケーター」メニューから「Heikin-Ashi」を選択
- 設定を確認し、「OK」をタップ
✅ TradingViewアプリ(iOS/Android)
- アプリを開く
- 「チャートの種類」→「Heikin Ashi」を選択
📌 ポイント!
- スマホでもトレンドの確認は可能だが、細かい分析にはPC版が便利
- 短期トレードでは、スマホアプリを使ってエントリーのタイミングをリアルタイムで確認するのが効果的
平均足を活用する際の注意点
平均足はトレンド判断に優れたテクニカル指標ですが、完璧ではありません! 「使い方を間違えると損失を出してしまった…」ということもあるため、注意点を押さえておきましょう。
ダマシへの対処法
平均足は、過去のデータを平均化して表示する という特性上、トレンドの転換を示すのが遅れる ことがあります。そのため、トレンドが変わったと思ってエントリーすると「ダマシ」に引っかかることも。

✅ ダマシを回避するためのポイント
- 一本の平均足だけで判断しない!
- 例えば、陽線が出たからといってすぐに「買いエントリー」は危険!
- 最低でも3本以上の足の流れを確認 してから判断する。
- 他のテクニカル指標と組み合わせる
- RSI(相対力指数)やMACD(移動平均収束拡散手法)を併用し、本当にトレンド転換しているのかを確認する。
- 例:平均足が陽線転換 + MACDゴールデンクロス → エントリーOK!
- 短期トレードには不向き!
- 平均足はトレンドをなめらかに表示するため、スキャルピング(超短期トレード)には不向き。
- デイトレードやスイングトレード向きの指標として使うのがベスト。
リスク管理の重要性
「平均足でトレンドが分かるから、損切りしなくても大丈夫!」…なんてことはありません。トレードにおいてリスク管理は最重要!
✅ 損切り(ストップロス)の設定を忘れずに!
- 買いエントリー時 → 直近の安値を損切りラインに設定
- 売りエントリー時 → 直近の高値を損切りラインに設定
✅ 資金管理を徹底する!
- 1回のトレードで資金の2%~3%までのリスクに抑える。
- 「1回のトレードで大きく儲けよう」としないことが、長期的な成功の鍵。
📌 ポイント!
平均足は「トレンドの流れを把握するためのツール」。
絶対ではないので、リスク管理と併用することが大切!
まとめ
平均足は、トレンドの方向を明確にし、ノイズを軽減することでトレードの判断を助けてくれる強力なツールです。
✅ 本記事のポイント
- 平均足は、過去の価格データを平均化することでトレンドを分かりやすく表示
- ローソク足よりもトレンド継続の判断に適しているが、反応が遅れる欠点もある
- 移動平均線やRSIと組み合わせると精度が向上し、ダマシ回避に役立つ
- 損切りと資金管理を徹底することが重要!
平均足を活用すれば、価格のブレに惑わされず、冷静にトレード判断ができるようになります。
ただし、万能ではないため、他の指標と組み合わせて、リスク管理をしっかり行うことが成功へのカギです!
「トレンドが分かりにくい…」「ダマシに引っかかりたくない…」と悩んでいる方は、ぜひ平均足を試してみてください!