
「押し目買い」という言葉、FXをやっているとよく耳にしますよね。
でも、「本当に機能するの?」「どこでエントリーすればいいの?」と迷うことも多いのではないでしょうか。
FXはただ闇雲に売買するだけでは勝てません。特に押し目買いは「上昇トレンドの中での一時的な下落」を狙う手法ですが、間違ったポイントでエントリーすると損失を抱えるリスクもあります。
「エントリーのタイミングを間違えて損失ばかり…」「どこで買えばいいのか分からない!」そんな悩みを解決するために、本記事では押し目買いの基礎から具体的なエントリーポイントの見極め方、リスク管理まで徹底解説します!
押し目買いの基本とエントリーポイントの見極め
しかし、どこが押し目なのかを見極めるのが最大の課題。ここを誤ると、上昇するどころか含み損を抱えてしまう可能性もあります。
押し目買いのメリットとデメリット
押し目買いはトレンドフォローの手法のひとつで、適切に活用すれば勝率を高めることができます。しかし、メリットだけでなくデメリットもあるため、両方を理解しておくことが重要です。
メリット | デメリット |
---|---|
トレンドの流れに沿った取引ができる エントリーポイントが明確になりやすい リスク・リワードが良好なトレードが可能 | タイミングを誤ると損失が大きくなる レンジ相場では機能しにくい 心理的な迷いが生じやすい |
メリット
- トレンドの流れに沿った取引ができる
→ 強い上昇トレンド中であれば、押し目を拾うことで効率よく利益を狙える。 - エントリーポイントが明確になりやすい
→ 移動平均線やサポートラインを活用することで、比較的エントリーのタイミングを測りやすい。 - リスク・リワードが良好なトレードが可能
→ 直近安値を損切りラインに設定しやすく、損失を最小限に抑えながらリターンを狙える。
デメリット
- タイミングを誤ると損失が大きくなる
→ 押し目と判断して買ったのに、実はトレンド転換だった…というケースも少なくない。 - レンジ相場では機能しにくい
→ 上昇トレンドが明確でない相場では、押し目が本当に機能するかどうか判断が難しい。 - 心理的な迷いが生じやすい
→ 「もう少し下がるかも…」「今が押し目なのか確信が持てない」といった不安がつきまとう。
エントリーポイントの判断基準
押し目買いで最も重要なのが「どこでエントリーするか?」という判断です。
間違ったポイントで入ると、思ったように価格が上昇せず、含み損を抱えることになりかねません。ここでは、代表的な3つの手法を紹介します。
サポートラインとレジスタンスラインの活用
サポートライン(支持線)は「価格が下がった際に反発しやすいライン」のことで、ここで押し目買いを狙うのが基本です。逆に、レジスタンスライン(抵抗線)は「価格が上がった際に反発しやすいライン」であり、ブレイク後の押し目を狙うのも有効な戦略です。

エントリーのポイント
- 過去の安値を結んだサポートラインで反発したら買いを検討
- レジスタンスラインを突破した後、押し目を形成したら買いを検討
具体例
例えば、過去のチャートで何度も反発している価格帯がある場合、そこが押し目となる可能性が高いです。ドル円(USD/JPY)の場合、例えば「145円付近で何度も反発している」といったケースがあれば、145円付近が押し目候補になります。
移動平均線を使ったエントリー手法
移動平均線(MA)は、価格の平均値を計算して線で表示する指標で、押し目買いのエントリーポイントを探るのに便利です。

おすすめの使い方
- 短期(20日)移動平均線まで下落して反発したらエントリー
- 中期(50日)移動平均線でサポートされていれば、さらに強い押し目として狙う
- ゴールデンクロス発生後の押し目は特に信頼度が高い
具体例
例えば、価格が50日移動平均線にタッチして反発する動きを見せたら、そこが押し目の可能性があります。実際のチャートを見て、過去に移動平均線で反発しているか確認すると、精度を高められます。
フィボナッチ・リトレースメントの活用
フィボナッチ・リトレースメントは、相場の押し目や戻りを測るのに使われるツールです。特に「38.2%、50%、61.8%」の水準が意識されやすく、多くのトレーダーが注目しています。

使い方
- 直近の上昇幅(安値から高値)に対してフィボナッチを引く
- 38.2%、50%、61.8%の水準で価格が反発するか確認
- これらの水準とサポートラインや移動平均線が重なれば、さらに強い押し目の可能性
具体例
例えば、ドル円が140円→150円まで上昇した後、145円(50%戻し)付近で反発すれば、押し目としてエントリーを検討できます。
エントリーポイントを見極めるコツ
- 1つの手法に頼らず、複数の分析方法を組み合わせる
- サポートライン+移動平均線の組み合わせは特に有効
- フィボナッチを使って、より精度の高い押し目を見つける
押し目買いは単純な手法に見えますが、正しいエントリーポイントを選ぶには複数の視点で分析することが重要です。
押し目買い成功のための戦略とリスク管理
押し目買いは有効な手法ですが、「エントリーした途端にさらに下落…」「損切りを設定せずに大損…」という失敗も少なくありません。そこで、このセクションでは押し目買いを成功させるためのリスク管理の方法を解説します。
リスク管理の重要性
押し目買いは「上昇トレンドが継続する」という前提のもとに成り立つ戦略です。
しかし、相場には100%の正解はなく、「押し目だと思ったらトレンド転換だった…」ということも起こります。
こうしたリスクに備えるため、事前に損切りラインを決めておくことが重要です。

損切り設定の適切なポイント

基本ルール
- 直近の安値を損切りラインにする(安値を割り込んだらトレンド崩壊の可能性)
- 許容リスクに応じて損切り幅を設定(一般的には1回のトレードで資金の1~2%をリスク許容範囲とする)
具体例
- USD/JPYの押し目買いを145円で入れる場合、144.50円を損切りラインにする
- 移動平均線を基準にするなら、50日移動平均線を明確に割ったら損切り
資金管理の基本ルール
押し目買いに限らず、FXで生き残るには「資金管理」が不可欠です。無計画にロットを大きくすると、数回の負けで資金が尽きてしまいます。

資金管理のポイント
- 1回のトレードでリスクを取りすぎない(資金の1~2%が目安)
- 複数ポジションを持つ場合はリスクを分散する
- 証拠金維持率を常にチェックし、余裕を持ったトレードをする
具体例
- 10万円の資金で1%リスクなら、1回の損失は1,000円までに抑える
- 100万円の資金で最大リスク2%なら、1回の損失は2万円まで
損失をコントロールすることで、長期的に相場で戦うことができます。
押し目買いの実践テクニック
押し目買いを成功させるためには、テクニカル分析だけでなく、経験則も重要です。
成功するトレーダーの共通点
- エントリールールを徹底して守る(衝動的な売買をしない)
- 押し目を待つ忍耐力がある(焦ってエントリーしない)
- トレードの記録をつけて改善する(過去の失敗から学ぶ)
失敗例から学ぶ押し目買いの注意点
- エントリーが早すぎると、さらに下落する可能性がある
- 「押し目」と「トレンド転換」を混同すると、大きな損失につながる
押し目買いは強力な手法ですが、リスク管理を怠ると痛い目に遭います。適切な損切りと資金管理を徹底し、安全なトレードを心がけましょう。
まとめ
押し目買いは、FXのトレード手法の中でも比較的シンプルでありながら、戦略次第で高いリターンを狙える手法です。しかし、適切なエントリーポイントを見極めることが重要であり、サポートライン・移動平均線・フィボナッチなどの指標を組み合わせることで精度を高めることができます。
また、リスク管理を怠ると、大きな損失につながる可能性があります。損切りルールを決め、資金管理をしっかりと行うことで、長期的に安定したトレードを続けることが可能になります。
最後に、「押し目買いで稼ぎたい!」と考えている方は、焦らずしっかりとエントリーポイントを見極めること、そしてリスクをコントロールすることを忘れないでください。
「次の押し目を、今までよりも自信を持って狙えるようになった!」と思えるように、ぜひ今回の内容を実践に活かしていきましょう!