包み足とは?基本から実践まで徹底解説

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相場は常に動いており、トレーダーにとって大切なのは「次の動き」を予測すること。しかし、ローソク足のパターンを見誤ると、大きな損失につながる可能性もあります。

特に「包み足(つつみあし)」は、トレンド転換の重要なシグナルとして注目されるパターンですが、
「どの場面で出現した包み足が有効なのか?」
「本当にエントリーしても大丈夫?」

と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

本記事では、包み足の基本的な見方から、実際のトレードでの活用法、注意すべきポイントまで詳しく解説します。
「包み足を使ってエントリーの精度を上げたい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

包み足(つつみあし)とは?

FXにおける「包み足(つつみあし)」は、トレンド転換のサインとして多くのトレーダーが注目するローソク足のパターンです。

FX取引の包み足パターン - トレンド転換を示す重要シグナル

2本のローソク足で構成され、2本目のローソク足が1本目のローソク足の実体を完全に覆う形になります。

包み足が出現することで「トレンドの勢いが弱まり、相場が反転する可能性が高い」と判断できます。しかし、すべての包み足が信頼できるわけではなく、適切な相場環境や他の指標との組み合わせが重要になります。


包み足とは?基本的な見方と特徴

包み足(つつみあし)は、相場の転換点を示唆する2本のローソク足で構成されるパターンです。2本目のローソク足の実体が、1本目のローソク足の実体を完全に包み込む形になり、これが名前の由来となっています。

包み足には「強気の包み足(陽の包み足)」「弱気の包み足(陰の包み足)」の2種類があります。

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強気の包み足(陽の包み足)

  • 下降トレンドの終盤に出現
  • 1本目のローソク足は陰線、2本目のローソク足は陽線
  • 2本目の陽線の実体が1本目の陰線の実体を完全に覆う
  • 上昇トレンドへの転換を示唆

弱気の包み足(陰の包み足)

  • 上昇トレンドの終盤に出現
  • 1本目のローソク足は陽線、2本目のローソク足は陰線
  • 2本目の陰線の実体が1本目の陽線の実体を完全に覆う
  • 下降トレンドへの転換を示唆

包み足は単独でも転換シグナルとして注目されますが、信頼性を高めるためには「発生する場所」も重要です。例えば、サポートラインやレジスタンスライン付近での包み足は、より強力な転換のサインとなります。


包み足が示す相場のサイン

包み足は、トレンドの勢いが変化するタイミングで発生しやすく、相場の転換点を示唆する重要なサインになります。

しかし、どの包み足も同じように機能するわけではなく、発生する場面や組み合わせる指標によって信頼性が変わります。

包み足が発生する場面とその意味

包み足が有効に機能するのは、以下のような場面です。

  1. 下降トレンドの終盤で強気の包み足が発生 → 上昇トレンドへの転換サイン
    • 長期間の下落相場が続いた後、強気の包み足が発生すると、売りの勢いが弱まり、買い圧力が強まっている可能性があります。
  2. 上昇トレンドの終盤で弱気の包み足が発生 → 下降トレンドへの転換サイン
    • 長期間の上昇相場が続いた後、弱気の包み足が出現すると、買いの勢いが衰え、売りが優勢になり始めている可能性があります。
  3. 重要なサポートラインやレジスタンスライン付近での発生 → 反発のサイン
    • 価格が重要な水準に達したときに包み足が発生すると、相場が反転する可能性が高まります。

どんな相場で効果的なのか?

包み足は「明確なトレンドがある相場」で特に有効です。

レンジ相場(横ばいの相場)では、ダマシが発生しやすいため、他の指標と組み合わせることが重要です。

他のローソク足パターンとの違い

包み足と混同しやすいローソク足パターンとして「ピンバー」や「はらみ足」があります。

  • ピンバー:長いヒゲが特徴で、トレンド転換のサイン
  • はらみ足:包み足とは逆に、2本目のローソク足が1本目の実体の中に収まるパターン

包み足の特徴は「直前の流れを完全に覆す強さ」があることです。特に、出来高が増えている場合は、より強力な転換サインとなることが多いです。


包み足が発生する理由

市場心理の急転換

包み足=「市場の空気が一瞬でひっくり返った証拠」

包み足は、直前のローソク足の方向を完全に飲み込むほどの圧力が入ったときに発生する。
それはつまり、買い・売りの優勢が一気に反転した瞬間を意味する。

急転換が起きやすい典型パターン

・悪材料・好材料への素早い反応
・大口のポジション一斉転換
・想定外の値動きによる投げ売り・買い戻し

市場心理が一方向に偏りきった直後、
逆方向への巻き返しが起こると包み足になりやすい。

出来高・流動性の影響

包み足は「ただの大きなローソク」ではなく、必ず“量”が伴っている

包み足の裏には、通常以上の出来高・注文量がほぼ必ず存在する。

発生しやすい流動性環境

・流動性が低い時間帯に、まとまった注文が入る
・ロンドン/NY開始の“資金の本流”による一気の支配
・重要指標前後の極端な注文偏り

流動性が薄いところで大口が動く → 揉み合いを一気に飲み込み、包み足として出現。

逆に、“厚い板の中”で出た包み足は「本物の値動き」である確率が高い。

短期勢の損切りと踏み上げ

包み足の背後には、必ず“連鎖的なロスカット”がある

包み足は、多くの場合連鎖反応で生まれる。

・直前足の方向に乗っていた短期勢の損切り
・逆方向へのロスカット巻き込み
・追随勢の踏み上げ/踏み下げ

代表的な例

下落 → 陽線包み足:
ショート勢の損切り → 買い戻し → 陽線拡大 → さらに踏み上げが連鎖。

上昇 → 陰線包み足:
ロング勢の投げ → 売りが加速 → 実体を飲み込む強い陰線へ。

包み足の裏には、必ず“誰かが強制的に退場させられている”構造がある。
その圧力の偏りが、パターンとしての強さを生む。

包み足の精度を上げるテクニカル

サポレジとの位置関係

包み足の価値は「どこで出るか」で決まる

包み足はパワーの強い足だが、位置が合っていなければただのノイズ
サポレジ(サポート・レジスタンス)と重なるかどうかで精度は劇的に変わる。

・強いサポート付近での陽線包み足 → 反発の初動

・強いレジスタンスでの陰線包み足 → 戻り売りの起点

過去に複数回反発している価格帯で出た包み足は信頼度が非常に高い。
逆に、ラインから離れた“中途半端な位置”での包み足はほぼ無価値

サポレジ × 包み足=初動シグナル
ラインと組み合わせて初めて「意味のある包み足」になる。

ボリンジャーバンドの収縮・拡張

BBは「勢いの前兆」と「放出」を見抜く最高の補助指標

ボリンジャーバンドは、エネルギー蓄積 → 放出の流れを可視化する。
これと包み足を組み合わせると、強烈なシグナルになる。

BB × 包み足の強い組み合わせ

・バンド収縮(スクイーズ)+包み足
→ 大口が仕込んでいる可能性。トレンド点火ポイント。

・バンド拡張(エクスパンション)直後の包み足
→ 伸び切った相場の反転シグナルになりやすい。

収縮=エネルギー蓄積
包み足=方向性の決定

この組み合わせは非常に強力。

RSI/MACDとの併用

モメンタム系と重なると包み足の“ダマシ”が激減

RSI・MACDは勢いと転換の裏付けを与える。
包み足と方向が一致すると、迷う余地がないレベルのシグナルになる。

・RSI30付近+陽線包み足 → 売られすぎ反転の根拠が揃う
・RSI70付近+陰線包み足 → 過熱上昇の失速を示す

・MACDクロス+包み足 → トレンド転換の“確定感”
・MACDダイバージェンス+包み足 → 精度最強クラス

RSI/MACD=モメンタム、包み足=価格アクション。
両方が同方向を示すと精度は圧倒的。

包み足を活用したトレード手法

包み足はトレンド転換のサインとして知られていますが、単体での判断は危険です。

実際のトレードでは、適切なエントリータイミングやリスク管理を組み合わせることで、勝率を高めることができます。

アドバイス

このセクションでは、包み足を活用した具体的なトレード手法を解説します。


包み足を使ったエントリー・エグジット戦略

包み足をトレードに活用する際、エントリーとエグジットのポイントを明確にすることが重要です。

エントリータイミングの見極め方

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  1. 下降トレンドの終盤で「強気の包み足」が発生した場合
    次のローソク足が陽線で確定したらロングエントリー(買い)
  2. 上昇トレンドの終盤で「弱気の包み足」が発生した場合
    次のローソク足が陰線で確定したらショートエントリー(売り)
  3. サポート・レジスタンスラインでの包み足を確認する
    • サポートラインで強気の包み足が出れば買いサイン
    • レジスタンスラインで弱気の包み足が出れば売りサイン

損切りラインと利確ポイントの設定方法

  • 損切り(ストップロス)
    • 包み足の直近安値または高値を損切りラインに設定
    • 例えば、強気の包み足なら直近の安値を下回ったら損切り
  • 利確(テイクプロフィット)
    • 直近の高値・安値、または重要な移動平均線を目安に設定
    • リスクリワード比 1:2 以上を目標にすると安定しやすい

他のインジケーターと組み合わせた活用方法

包み足単体の判断はリスクがあるため、以下のインジケーターと併用すると精度が高まります。


トレンド転換の見極め方

包み足はトレンド転換のサインとして有効ですが、すべての包み足が確実に機能するわけではありません。
ダマシ(フェイクシグナル)」を回避し、本当にトレンドが転換するかを見極める方法を解説します。

包み足とサポートライン・レジスタンスラインの関係

トレンド転換シグナル:包み足とサポート・レジスタンスラインの関係図
  • サポートラインで強気の包み足が発生上昇トレンドへ転換の可能性大
  • レジスタンスラインで弱気の包み足が発生下降トレンドへ転換の可能性大
  • ラインをブレイクした場合は注意:サポートやレジスタンスを大きく突き抜けた場合、トレンド継続の可能性があるため慎重に判断する

相場の勢いを判断するポイント

  1. 出来高(ボリューム)を確認
    • 包み足が発生したときに出来高が増加していると、転換の信頼性が高い
    • 逆に、出来高が少ない場合はダマシの可能性がある
  2. 移動平均線(MA)の傾きをチェック
    • 例えば、50日移動平均線が上向きなら上昇トレンドが継続しやすい
    • 200日移動平均線を基準に、価格が上なら上昇、下なら下降の可能性が高い
  3. 高値・安値の更新状況を確認
    • 強気の包み足が出た後、高値を更新すれば上昇トレンド確定の可能性大
    • 弱気の包み足が出た後、安値を更新すれば下降トレンド確定の可能性大

偽のシグナルを回避する方法

  • 指標を複数組み合わせる(RSI・MACD・ボリンジャーバンドなど)
  • トレンドの方向を確認してからエントリー(短期と長期のトレンドが一致しているか)
  • 経済指標の発表前後は注意(急激な値動きでダマシが発生しやすい)

トレンド転換のサインを正しく見極めることで、無駄な損失を減らし、エントリーの精度を高めることができます。

包み足の精度を上げるテクニカル

サポレジとの位置関係

包み足の価値は「どこで出るか」で決まる

包み足はパワーの強い足だが、位置が合っていなければただのノイズ
サポレジ(サポート・レジスタンス)と重なるかどうかで精度は劇的に変わる。

・強いサポート付近での陽線包み足 → 反発の初動

・強いレジスタンスでの陰線包み足 → 戻り売りの起点

過去に複数回反発している価格帯で出た包み足は信頼度が非常に高い。
逆に、ラインから離れた“中途半端な位置”での包み足はほぼ無価値

サポレジ × 包み足=初動シグナル
ラインと組み合わせて初めて「意味のある包み足」になる。

ボリンジャーバンドの収縮・拡張

BBは「勢いの前兆」と「放出」を見抜く最高の補助指標

ボリンジャーバンドは、エネルギー蓄積 → 放出の流れを可視化する。
これと包み足を組み合わせると、強烈なシグナルになる。

BB × 包み足の強い組み合わせ

・バンド収縮(スクイーズ)+包み足
→ 大口が仕込んでいる可能性。トレンド点火ポイント。

・バンド拡張(エクスパンション)直後の包み足
→ 伸び切った相場の反転シグナルになりやすい。

収縮=エネルギー蓄積
包み足=方向性の決定

この組み合わせは非常に強力。

RSI/MACDとの併用

モメンタム系と重なると包み足の“ダマシ”が激減

RSI・MACDは勢いと転換の裏付けを与える。
包み足と方向が一致すると、迷う余地がないレベルのシグナルになる。

・RSI30付近+陽線包み足 → 売られすぎ反転の根拠が揃う
・RSI70付近+陰線包み足 → 過熱上昇の失速を示す

・MACDクロス+包み足 → トレンド転換の“確定感”
・MACDダイバージェンス+包み足 → 精度最強クラス

RSI/MACD=モメンタム、包み足=価格アクション。
両方が同方向を示すと精度は圧倒的。


包み足トレードの注意点とリスク管理

包み足は強力な転換シグナルですが、すべての場面で有効とは限りません。

「ダマシ」に引っかかると、思わぬ損失を招く可能性があります。


包み足が機能しないケースとは?

1. 横ばい相場(レンジ相場)での包み足

  • トレンドがない相場では、包み足が出ても方向感がなく、フェイクシグナルになりやすい
  • 対策:レンジの上限・下限(サポート・レジスタンス)付近でのみエントリーを検討する

2. ファンダメンタルズ要因による影響

  • 重要な経済指標発表時(雇用統計GDP金利決定など)は、テクニカル分析が機能しにくい
  • 対策:経済カレンダーをチェックし、指標発表前後のエントリーを避ける

3. 他のパターンとの組み合わせがない場合

  • 単独の包み足だけでは、トレンド転換を確信するのは難しい
  • 対策
    • 移動平均線との組み合わせ → トレンド方向を確認
    • RSI(相対力指数)との組み合わせ → 買われすぎ・売られすぎをチェック

リスク管理の重要性

1. 包み足に頼りすぎないトレードの考え方

  • 1回のエントリーで「絶対に勝つ」と考えず、リスクとリターンのバランスを取る
  • 「損失を最小限に抑え、勝ちトレードを伸ばす」意識が重要

2. 資金管理とロットサイズの調整方法

  • 1回のトレードで資金の2%以上をリスクにさらさない(リスク2%ルール)
  • 例えば、10万円の口座なら、1回のトレードで最大2,000円までの損失に抑える

3. 適切なストップロスとリスクリワードの考え方

  • ストップロス(損切り)は、包み足の直近安値・高値の少し外側に設定
  • リスクリワード比(利益:損失)は最低1:2を目標にする
    • 例:リスク100pipsなら、ターゲットは200pips以上

リスク管理を徹底することで、包み足のダマシに遭遇しても、資金を守りながらトレードを続けることができます。

包み足のよくある質問

包み足とは何ですか?

包み足(Engulfing)は、後ろのローソク足が前の足の実体を完全に飲み込む形のことです。強い方向転換シグナルとして扱われます。

どんなときに包み足は強いシグナルになりますか?

①トレンド末期
②強いサポート・レジスタンス付近
③ボラティリティが急拡大した場面

この3条件が重なると反転の信頼度が跳ね上がります。

上昇包み足と下降包み足の違いは?

上昇包み足 → 強い買い圧力の出現(反発サイン)
下降包み足 → 強い売り圧力の出現(下落サイン)
どちらも相場の勢いが一気に切り替わったことを示します。

包み足のエントリータイミングは?

包み足が確定した次の足の初動で入るのが王道です。
中途半端な途中エントリーはだましに巻き込まれます。

包み足はだましも多いですか?

多いです。特にトレンド途中の包み足はほぼノイズ。
「どこで出たか」が最重要で、方向転換の文脈の中で初めて意味を持ちます。

包み足と相性が良いテクニカルは?

・サポレジ(最重要)
・ボリンジャーバンド収縮→拡張
・RSIのダイバージェンス
・MACDのクロス
これらと重なると精度が一段跳ねます。

包み足の損切り位置はどこ?

上昇包み足 → 包んだ足の最安値の下
下降包み足 → 包んだ足の最高値の上
これより近い損切りはノイズで飛ばされます。

初心者でも包み足は使えますか?

使えます。形が明確で、視覚的に判断しやすい。
ただし“出現ポイント”の見極めが9割なので、必ずサポレジとセットで見ることが絶対条件です。

まとめ:包み足を正しく理解し、勝率を上げよう

包み足は、トレンド転換のサインとして多くのトレーダーに活用されています。しかし、単独ではなく、発生する相場環境や他の指標と組み合わせることで、より精度の高いトレードが可能になります。

この記事のポイントまとめ

包み足は、2本目のローソク足が1本目の実体を完全に包み込むパターン
「強気の包み足(陽の包み足)」は上昇トレンド転換のサイン
「弱気の包み足(陰の包み足)」は下降トレンド転換のサイン
エントリーは、次のローソク足が確定してから判断するのが安全
サポート・レジスタンスラインや移動平均線との組み合わせが効果的
ダマシを避けるために、出来高やRSIなどの指標もチェックする
適切な損切りとリスクリワード比を意識し、資金管理を徹底する

包み足をマスターすれば、トレンド転換の精度が向上し、より安定したトレードが可能になります。
焦らず、実際のチャートで包み足の出現を確認しながら、少しずつ実践していきましょう!

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