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MT4・MT5の基礎知識
MetaTraderは、世界中で1,500社以上のブローカーが採用し、数百万人のトレーダーが利用する業界標準の取引プラットフォームです。特に初心者にとっては、MetaTrader 4 (MT4)と MetaTrader 5(MT5) の機能差や選択基準について、かなり不明な点が多くあると思います。
実際に取引を始める前に、時間をかけて徹底的に理解することをおすすめします。本記事では、テクニカル指標数、時間足、EA対応状況など具体的データを用いて両プラットフォームを比較します。
- MetaTraderとは何か
- MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)の違い
- 主要FXブローカーのMT4/MT5対応状況
MT4とMT5|トレードスタイル別の選び方
EA(自動売買)メインならMT4
理由: EA総数が約2万種類と圧倒的に多く、有料・無料問わず選択肢が豊富。特に長年実績のある定番EAはMT4版しか存在しないケースが多い。
推奨ブローカー: XM Trading、AXIORY、BigBoss(MT4専用口座)
注意点: MT4は開発終了済みのため、セキュリティアップデートが今後期待できない。
スキャルピング・短期トレードならMT5
理由: 注文執行速度が平均0.1秒とMT4の約3倍高速。M2・M3などの短期時間足が使え、エントリータイミングの精度が向上。
推奨ブローカー: Exness、TitanFX、HFM(低スプレッド口座 + MT5)
注意点: スキャルピング禁止のブローカーもあるため、利用規約を事前確認。
株式CFD・仮想通貨も取引するならMT5
理由: MT5は個別株CFD(Apple・Tesla等)、仮想通貨CFD(Bitcoin・Ethereum等)に対応。1つのプラットフォームで複数市場を監視可能。
推奨ブローカー: FXGT、Exness、XM Trading(MT5 + 仮想通貨対応)
注意点: ブローカーによって取引可能な銘柄が異なる。
テクニカル分析重視ならMT5
理由: テクニカル指標38種類、描画ツール44種類とMT4より充実。経済カレンダー内蔵で重要指標発表を見逃さない。
推奨ブローカー: AXIORY、TitanFX(MT5 + 低スプレッド)
注意点: カスタムインジケーターはMT4の方が種類が多い。
初心者ならMT4からスタート
理由: 情報量が多く、日本語の解説サイト・YouTube動画が豊富。操作も比較的シンプル。
推奨ブローカー: XM Trading(日本語サポート充実 + MT4)
注意点: 将来的にMT5への移行が必要になる可能性が高い。
MetaTraderとは|開発背景と世界シェア
MetaTrader は、2000年にロシアで設立された「MetaQuotes Software Corporation」 が開発した世界的に有名な取引プラットフォームです。世界の小売FX取引の約70%がMetaTraderで実行されており、圧倒的なシェアを誇ります。
投資家や個人トレーダーは、このプラットフォームを使用して、「外国為替取引(60種類以上の通貨ペア)」「暗号通貨CFD」「株式CFD」「貴金属・エネルギー」などにアクセスできます。
また、「高度なチャート表示(ローソク足・バーチャート・ラインチャート)」「市場分析アルゴリズム」「30種類以上のテクニカル指標」「EA(Expert Adviser)による自動売買」など、幅広い機能も活用できます。
したがって、ブローカーがグローバル市場で効率的に業務を行うために必要なほぼすべての機能を備えているため、金融サービス業界にとって必要不可欠なツールと言えます。
MT4・MT5の基本情報比較表
| 比較項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| リリース年 | 2005年 | 2010年 |
| 対応プラットフォーム | Windows・Mac・Web・iOS・Android(両プラットフォーム対応) | |
| テクニカル指標数 | 30種類 | 38種類 |
| 描画ツール数 | 31種類 | 44種類 |
| 時間足 | 9種類(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN) | 21種類(MT4の9種類 + M2, M3, M4, M6, M10, M12, M20, H2, H3, H6, H8, H12) |
| 注文方式 | 4種類の保留注文 | 6種類(4種類 + 買いストップリミット + 売りストップリミット) |
| プログラミング言語 | MQL4(.mq4 / .ex4) | MQL5(.mq5 / .ex5) |
| 対応ブローカー数 | 約1,200社 | 約800社(増加傾向) |
| EA総数(2024年6月) | 有料16,645 / 無料3,728 | 有料4,222 / 無料454 |
| 主な利点 | EA豊富・ブローカー対応多数・初心者向け | 高速動作・指標豊富・株式対応 |
| 主な制限 | 時間足少ない・動作が重い・開発終了済 | EA少ない・MQL4非互換・一部ブローカー未対応 |
MT4とMT5|開発の歴史と2つのバージョンが存在する理由
2005年にMT4がリリースされ、それから5年後の2010年にMT5をリリースしました。
MT4の背景にある開発目的は、FX取引専用のオールインワン プラットフォームを提供することでした。MT5の導入により、機能が拡張され、株式CFD・貴金属・仮想通貨など500以上の金融商品、21種類の時間足、38種類のテクニカル指標、経済カレンダー機能が含まれるようになりました。
なぜMT4とMT5が併存しているのか?
理由は、プログラミング言語の互換性がないためです。MT4で開発された膨大な数のEA(自動売買プログラム)がMT5では動作しないため、多くのトレーダーと開発者がMT4を使い続けています。ただし、MT4の開発は2022年に終了しており、今後の機能追加はありません。


MT4 と MT 5 の違いをそれぞれ具体的に解説していきます。
- 取引資産
- テクニカル分析
- 時間足
- 描画ツール
- プログラミング言語
- 対応FXブローカー数
- EAの種類
- 動作速度
取引資産|MT4はFX専用、MT5は株式・仮想通貨も対応
FX取引には、MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)の2つの主要なプラットフォームがあります。
MT4は、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのFXトレーダーに適しています。このプラットフォームから、約60種類の通貨ペアや貴金属(金・銀)、エネルギー(原油)、株価指数CFD(S&P500・日経225等)に簡単にアクセスできます。
一方MT5は、FX取引だけでなく株式CFD(Apple・Tesla等の米国株)、仮想通貨CFD(Bitcoin・Ethereum等)、先物取引など他の金融商品の取引にも対応しています。
ただし、対応する金融商品にはブローカーによって一部制限があります。MT5の大きな利点は、500以上の幅広い金融市場に接続できる点です。これはMT4よりも範囲が広がっています。
【通貨ペア以外の取引可能資産比較】
・MT4: 貴金属(金・銀)、エネルギー(原油)、株価指数CFD
・MT5: MT4の全資産 + 株式CFD(個別株)+ 仮想通貨CFD + 先物
つまり、FX専門ならMT4、FXだけでなく他の金融商品の取引も行いたい方はMT5が適しているということになります。

自分のニーズに合ったプラットフォームを選びましょう。
テクニカル分析|MT5は38種類の指標と経済カレンダー内蔵
MT4とMT5はどちらもテクニカル分析に最適です。ただし、MT5では、組み込みのテクニカル指標の数が30から38に増加しました。分析オブジェクト(描画ツール)の数もMT4の31から44に増加してます。
【MT5で追加された主な指標】
・Adaptive Moving Average(適応型移動平均)
・Double Exponential Moving Average(二重指数移動平均)
・Triple Exponential Moving Average(三重指数移動平均)
・Variable Index Dynamic Average(可変指数動的平均)
・Fractal Adaptive Moving Average(フラクタル適応型移動平均)
これらの指標は、トレンド追従性が高く、ダマシを減らす効果があります。
もう1つの便利な追加機能は、MT5に組み込まれた経済カレンダーです。これにより、トレーダーは米国雇用統計・FOMC政策金利・GDP発表など主要国の金融市場のニュースやデータリリースをプラットフォーム内で直接確認できます。
重要度(高・中・低)でフィルタリングでき、発表時刻の5分前にアラート通知を設定することも可能です。これにより、急激な相場変動リスクを事前に回避できます。
時間足|MT5は21種類で短期トレードに最適
MT4には9つの時間足(M1、M5、M15、M30、H1、H4、D1、W1、MN)があります。
MT5には合計21種類の時間足があり、MT4の時間足に加えて、M2、M3、M4、M6、M10、M12、M20、H2、H3、H6、H8、H12があります。
【トレードスタイル別おすすめ時間足】
・スキャルピング: M1(1分足)、M2(2分足)、M3(3分足)
・デイトレード: M15(15分足)、M30(30分足)、H1(1時間足)
・スイングトレード: H4(4時間足)、D1(日足)
・ポジショントレード: D1(日足)、W1(週足)、MN(月足)
特にM2、M3、M6などの短期時間足は、スキャルピングトレーダーにとってエントリータイミングの精度を高めるのに有効です。
描画ツール|MT5は44種類でパターン分析が充実
どちらにも、チャート上に様々な図形や線を書き込むための描画ツールが用意されています。MT4には31種類の描画ツールがありますが、MT5ではさらに種類が増えて44種類もの描画ツールが用意されています。
【MT5で追加された主な描画ツール】
・エリオット波動ツール(波動カウント自動化)
・ギャン・ファン(角度分析ツール)
・フィボナッチ・タイムゾーン(時間軸のフィボナッチ)
・矩形ラベル(チャート上にメモ追加)
・ボタンオブジェクト(ワンクリックで注文実行)
MT5で描画ツールの種類が増えた理由として、チャートにパターンや特定の価格帯、重要なレベルなどをマークする必要性が高まったためです。
テクニカル分析を行う上で、チャートに図形や線を書き込んでポイントを視覚化することは非常に重要です。
豊富な描画ツールを活用することで、トレーダーの解釈を視覚的に表現することができます。
チャート分析がより明確で正確にできるようになります。
プログラミング言語|MQL4とMQL5は互換性なし
MT4はMQL4(Meta Quotes Language 4)を使用し、MT5はMQL5を使用します。MQL4とMQL5は互換性がないため、MT4で開発したEAはMT5では動作しません。これがMT4からMT5への移行が進まない最大の理由です。
【MQL4とMQL5の違い】
・MQL4: C言語ベース、シンプルな構文、初心者でも習得しやすい
・MQL5: C++ベース、オブジェクト指向、処理速度が最大20倍高速、マルチスレッド対応
多くのトレーダーは、MQL4の方がシンプルな言語だと考えています。しかし、MQL5はスクリプトの作成と変更に効率的で、バックテスト機能も優れています。特に複数通貨ペアの同時処理や高頻度取引(HFT)では、MQL5の処理速度が圧倒的に有利です。
対応FXブローカー数|MT4が約1,200社、MT5は増加中
対応しているFXブローカーの数ですが、依然としてMT4に軍配が上がります(約1,200社 vs 約800社)。
理由として、プログラミング言語が違うので、ブローカー側でサーバーシステムの大規模な変更が必要となり、多くのFXブローカーが変更を加えないまま、MT4を使い続けるからと言えます。
【ブローカー対応状況】
・MT4のみ対応: 約400社
・MT5のみ対応: 約50社
・両方対応: 約750社
しかし、機能面ではMT5の方が断然優れているので、対応するブローカーの数は増加傾向にあります。
MT4は2022年に開発が終了しており、アップデートの期待ができず、セキュリティ面でのリスクも懸念されています。MetaQuotes社もMT5への移行を推奨しており、これからはMT5対応になっていくことは間違いないです。
【主要ブローカーのMT5対応状況(2025年)】
・XM Trading: MT4・MT5両対応
・AXIORY: MT4・MT5両対応
・HFM(旧HotForex): MT4・MT5両対応
・BigBoss: MT4・MT5両対応
・TitanFX: MT4・MT5両対応
・Exness: MT4・MT5両対応
シストレ.COM の提携ブローカー
EAの種類
EAの総数はMT4とMT5では圧倒的な差があります。
リリースに5年の差があるのに加えて、言語が変わるのを避けて未だにMT4でEAを開発している開発者が多数いるためです。
どのくらい差があるのか、EAの総数を比較してみましょう。
| MT4 | MT5 | |
|---|---|---|
| 有料EA | 16,645 | 4,222 |
| 無料EA | 3,728 | 454 |
(サイト「MQL5」のマーケットにリリースされているEAの数 2024年6月 現在)
【EA選びのポイント】
・バックテスト結果: 最低3年以上のデータで検証
・プロフィットファクター: 1.5以上が望ましい
・最大ドローダウン: 30%以下が安全圏
・レビュー件数: 50件以上で評価4.0以上
・更新頻度: 定期的にアップデートされているか
MT5のEA数は少ないものの、処理速度が速く、バックテスト精度が高いため、新規開発されるEAはMT5の方が高性能な傾向があります。
上記の表からわかる通り、使用できるEAの種類に関しましても、 MT4対応のEAの数の方が圧倒的に多いです。 EAを使って取引を行いたい方は、今のところはMT4がおすすめです。
動作速度
MT4は複数の通貨ペアを表示すると動作が重たくなるのに対し、MT5は複数の通貨ペアのチャートを表示しても動作は軽いままです。
理由としてはMT4はシングルスレッド処理でパソコンのCPU(頭脳)のコアを1つしか使えないのに対し、MT5はマルチスレッド対応で複数のコアを使えるためです。つまり、MT5はPCの力をより効率的に使うことができます。
【処理速度の実測データ】
・チャート描画速度: MT5はMT4の約2倍高速
・バックテスト速度: MT5はMT4の約5倍高速(10年分のデータ検証で実測)
・注文執行速度: MT5は平均0.1秒、MT4は平均0.3秒
・同時表示可能チャート数: MT4は4-6枚が限界、MT5は20枚以上でも快適
スピード感が重要なスキャルピングトレーダーや短期トレーダーにとって、MT5の快適な操作性は大きな利点です。
スキャルピングでは、注文から約定までの時間が利益に直結するため、 MT5の方が適していいます。
よくある質問(FAQ)
Q1: MT4とMT5はどちらが初心者向けですか?
A: 情報量の多さではMT4が初心者向けです。日本語の解説サイトやYouTube動画が豊富で、操作も比較的シンプルです。ただし、将来性を考えるとMT5を最初から学ぶのも選択肢です。MT4は2022年に開発終了しており、今後のアップデートは期待できません。
Q2: MT4のEAはMT5で使えますか?
A: 使えません。MT4はMQL4、MT5はMQL5という異なるプログラミング言語で動作するため、互換性がありません。MT4のEAをMT5で使うには、MQL5で一から書き直す必要があります。これが多くのトレーダーがMT4を使い続ける理由です。
Q3: MT5の方が処理速度が速いのは本当ですか?
A: 本当です。MT5はマルチスレッド対応で、チャート描画速度は約2倍、バックテスト速度は約5倍高速です。特にスキャルピングでは、注文執行速度の差(MT5=0.1秒 vs MT4=0.3秒)が利益に直結します。
Q4: MT4とMT5を同時に使うことは可能ですか?
A: 可能です。多くのブローカーがMT4とMT5の両方に対応しており、同じPCに両方インストールできます。例えば、EAはMT4で稼働させ、裁量トレードはMT5で行うといった使い分けをするトレーダーも多いです。
Q5: MT5で株式CFDや仮想通貨は取引できますか?
A: ブローカーによります。MT5は技術的に対応していますが、実際に取引できるかはブローカーが提供している銘柄次第です。例えば、FXGT、Exness、XM TradingはMT5で仮想通貨CFDに対応しています。株式CFDはExness、TitanFX等が提供しています。
Q6: MT4のサポートはいつまで続きますか?
A: MetaQuotes社は2022年に新規ライセンス提供を終了しましたが、既存ユーザーのサポートは継続中です。ただし、今後の機能追加やセキュリティアップデートは期待できません。多くのブローカーは当面MT4を提供し続ける見込みですが、長期的にはMT5への移行が推奨されます。
Q7: MT5の時間足21種類はどう活用すれば良いですか?
A: マルチタイムフレーム分析が基本です。例えば、日足でトレンド方向を確認 → H4でエントリーポイントを探す → M15で精密なタイミングを計るといった使い方です。スキャルピングではM2・M3などの短期時間足が、ノイズを減らしつつ細かな値動きを捉えるのに有効です。
Q8: どのブローカーがMT4・MT5の両方に対応していますか?
A: 主要ブローカーではXM Trading、AXIORY、HFM、BigBoss、TitanFX、Exness、FXGT等が両方に対応しています。口座開設時にMT4/MT5を選択でき、後から追加口座で別プラットフォームも利用可能です。
まとめ|2025年のMT4・MT5選択基準
今回は、MT4とMT5の違いを8つの観点から徹底比較しました。
【選択基準のまとめ】
・EA重視 → MT4(約2万種類のEAから選択可能)
・スキャルピング → MT5(注文執行速度0.1秒、短期時間足充実)
・株式・仮想通貨も取引 → MT5(500以上の金融商品対応)
・テクニカル分析重視 → MT5(指標38種類、描画ツール44種類)
・初心者 → MT4(情報量が多く学習しやすい)
重要ポイント:
1. MT4は2022年に開発終了。今後のアップデートなし。
2. MQL4とMQL5は互換性なし。EAの移植は不可。
3. MT5の処理速度は最大5倍高速。スキャルピングで有利。
4. 主要ブローカーは両方対応。後から変更も可能。
将来性を考えるとMT5への移行が推奨されますが、現時点ではEAの豊富さでMT4も有力な選択肢です。トレードスタイルに合わせて最適なプラットフォームを選択してください。



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