FX取引を始めるにあたって、信頼できるFX会社の選択は最も重要な決断の一つです。
本記事では、人気の海外FXブローカーであるXMTradingとBIGBOSSを15項目にわたって徹底比較します。スプレッドやボーナス、取引環境から、入出金システム、セキュリティ対策まで、あらゆる角度から両社の特徴を解説していきます。
これから口座開設を検討している方はもちろん、すでにどちらかの口座をお持ちの方にとっても、各社の強みと弱みを理解する上で参考になる情報をご用意しました。
各項目で、客観的な視点から両社の特徴をご紹介していきます。それでは、XMTradingとBIGBOSSの詳細な比較をご覧ください。
XMとBIGBOSSの比較ガイド|基礎情報
FX取引において、信頼できるブローカーの選択は収益性を大きく左右する重要な情報です。ここでは、XMTradingとBIGBOSSの基本情報から、各社が提供するサービスの特徴まで詳しく見ていきましょう。
XMの概要と会社情報
会社概要
XMTRADINGは、初心者に最適な取引プラットフォームです。直感的なインターフェースと充実した学習サポートが特徴で、スマートフォンを使っていつでもどこでも取引を行うことができます。
デモ口座や豊富な教育資料を活用し、リスクを負うことなく取引の基礎を学ぶことができます。また、24時間対応の多言語サポートと魅力的なボーナス制度も整っており、取引初心者をしっかりサポートします。KIWAMI極口座を利用すれば、取引コストを抑えつつ、最大1,000倍のレバレッジを活用して少額からの取引が可能です。
会社情報
取引ツール | MT4/MT5 |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
日本語サービス | メール・オンラインチャット |
追証の取り扱い | ゼロカット対応 |

BIGBOSSの概要と会社情報

会社概要
BigBossは、最大2,222倍のハイレバレッジ、暗号通貨CFD取引、そして魅力的なボーナスキャンペーンなど、多彩なサービスが充実しています。
最新のデラックス口座や、ECN方式によるスムーズな約定を採用し、MT5プラットフォームの利用も可能。さらに、国内銀行送金にも対応しています。
会社情報
取引ツール | MT4/MT5 |
---|---|
最大レバレッジ | 2222倍 |
日本語サービス | メール・オンラインチャット |
追証の取り扱い | ゼロカット対応 |

XMとBIGBOSSの取引環境を比較
快適な取引環境は、効率的なトレードの基盤となります。口座タイプの違いから利用可能な取引ツール、そして取扱通貨ペアまで、実際の取引に関わる環境を詳しく比較検証します。
XMの口座タイプと口座タイプの特徴


- スタンダード口座:取引手数料無料、スプレッド約1.8pips
- マイクロ口座:少額取引向け、1ロットが1/100サイズ
- KIWAMI極口座:狭スプレッド、主要通貨ペアがスワップフリー
- ZERO口座:最小スプレッド、ECN方式採用
XMは4種類の口座タイプを提供しており、各口座はトレーダーの取引スタイルに合わせて設計されています。特にマイクロ口座は、0.01ロット(10通貨)からの取引が可能で、初心者の練習に最適です。
BIGBOSSの口座タイプと口座タイプの特徴


- スタンダード口座:取引手数料無料、スプレッド約1.4pips
- プロスプレッド口座:狭スプレッド、1Lot片道$4.5の手数料
- デラックス口座:狭スプレッド、1Lot片道$4.5の手数料、カスタマイズ可能な取引環境
BIGBOSSは3種類の口座タイプに特化しており、シンプルな選択肢を提供しています。プロスプレッド口座は、高頻度取引を行うトレーダー向けに設計されており、手数料を考慮しても総取引コストが抑えられる特徴があります。
ゼロカットシステムや100%の入金ボーナス(最大$13,700)など、安心して取引を始められるサポートも充実しています。

両口座とも最小取引単位は0.01Lotからで、USD/JPYを基準とした場合、スタンダード口座では平均1.4pips、プロスプレッド口座では平均0.9pipsのスプレッドを提供しています。
また、高レバレッジを求めるトレーダーにとって、BIGBOSS最大2222倍というレバレッジは魅力的な特徴となっています。
XMとBIGBOSSの取引環境を比較
主な違いは以下の点です
- レバレッジ
- BIGBOSS最大1111倍 vs XM最大1000倍
- スプレッド
- BIGBOSSの方が全体的に狭い
- 取引手数料
- XMのZERO口座は5通貨/Lot、BIGBOSSのプロスプレッド口座は$4.5/Lot
- ボーナス制度
- XMの方が充実(入金ボーナスやキャッシュバック等)
XMとBIGBOSSの取引ツール
両社ともにMT4/MT5を提供しています
- PC版取引ツール:MT4/MT5対応
- スマートフォン取引:MT4/MT5モバイル対応

取扱通貨ペアの違い
XMの取扱銘柄
- 通貨ペア:55銘柄
- 仮想通貨:58銘柄(ZERO口座除く)
- その他:株価指数、貴金属、エネルギー等
BIGBOSSの取扱銘柄
- FX通貨ペア:32銘柄
- 仮想通貨CFD:8銘柄
- その他:株価指数、貴金属、エネルギー等
取扱銘柄数ではXMが優位に立っていますが、主要な通貨ペアについては両社とも十分なラインナップを揃えています。
XMとBIGBOSSの取引コストを徹底比較
BigBossとXMTradingの取引コストを詳しく比較していきましょう。両社とも複数の口座タイプを提供しており、それぞれに異なる特徴があります。


スタンダード口座での比較
- BigBoss:USD/JPY 平均1.4pips、取引手数料なし
- XMTrading:USD/JPY 平均1.8pips、取引手数料なし
- BigBossの方が0.4pips有利
- 両社とも初心者向けの基本的な口座タイプ
スタンダード口座を比較すると、BigBossの方が若干有利な取引コストとなっています。特に頻繁に取引を行う場合、この差は大きな違いとなってきます。
プロトレーダー向け口座の比較
- BigBossプロスプレッド口座:
- USD/JPY 平均0.9pips
- 取引手数料:1Lot片道$4.5
- XMTrading ZERO口座:
- USD/JPY 最小0.1pipsから
- 取引手数料:1ロット片道5通貨
プロトレーダー向けの口座では、XMTradingのZERO口座の方が狭いスプレッドを提供しています。ただし、取引手数料を考慮する必要があります。例えば、1日に10回の取引を行う場合、取引手数料の差額は約100円程度となり、実質的な取引コストはほぼ同等となります。
ポイントプログラムによるコスト軽減
- BigBoss:
- スタンダード口座で最大33 BBP/Lot
- プロスプレッド口座で最大19 BBP/Lot
- XMTrading:
- 最大20 XMP(約0.66pips相当)
- 取引量に応じて4段階のステータス
両社ともポイントプログラムを提供しており、実質的な取引コストを下げることができます。BigBossの方が高いポイント還元率を提供していますが、XMTradingはポイントの使い勝手が良く、現金化が容易という特徴があります。
このように、取引コストだけを見ると、スタンダード口座ではBigBoss、プロトレーダー向け口座では取引頻度によって優位性が変わってきます。
ただし、取引コストは口座選択の一要素に過ぎず、取引環境やサービス内容なども含めて総合的に判断することをお勧めします。
XMとBigBossの入出金システム
スムーズな入出金は、取引をストレスなく行う上で欠かせない要素です。両社の対応決済方法や手数料、処理時間の違いについて、実務的な観点から比較します。
XMの入出金方法と手数料


XMは、7つの入金方法を提供しており、特に銀行送金とクレジットカードが全入金の約80%を占める主力の入金手段となっています。
- 国内銀行送金:1万円以上は手数料無料
- クレジットカード(VISA・JCB):手数料無料、即時反映
- bitwallet:手数料無料(ただしbitwallet側で824円)
- STICPAY:手数料無料(ただしSTICPAY側で2.5%+$0.3)
- BXONE:手数料無料(ただしBXONE側で0.5%)
- Apple Pay:手数料無料
- コンビニ送金:5万円未満300円、5万円以上無料
BigBossの入出金方法と手数料


BigBossは、仮想通貨対応を含む多様な入出金手段を提供しています。
入金方法:
- 国内銀行送金:5万円以上は手数料無料(5万円未満は1,000円)
- クレジットカード:手数料無料
- bitwallet/BXONE:手数料無料
- 海外銀行送金:手数料は銀行により異なる
- 仮想通貨:手数料無料
出金方法:
- 国内銀行送金:2,000円(JPY)/20ドル(USD)
- bitwallet:無料(bitwallet側で777円)
- BXONE:無料(BXONE側で500円)
- 仮想通貨:BTC 0.002BTC / ETH 0.01ETH
両社の入出金所要時間の比較
XMの入金反映時間
- 銀行送金:1時間以内
- クレジットカード:即時
- 電子決済サービス:即時
- コンビニ送金:即時
BigBossの入金反映時間
- 銀行送金:0~1営業日
- クレジットカード:即時
- 電子決済サービス:即時
- 仮想通貨:即時
- 海外銀行送金:2~5営業日
出金所要時間については、XMが銀行送金で1-2営業日、BigBossが2-5営業日と、XMの方が若干速い処理が特徴です。ただし、クレジットカードでの出金は両社とも時間がかかり、XMは2-4週間、BigBossは60日間の制限があります。
即時性を重視する場合はXM、仮想通貨での入出金を希望する場合はBigBossが適していると言えます。ただし、いずれの場合も、出金時の制限事項や手数料について事前に確認しておくことが重要です。
XMとBIGBOSSのリスク管理体制
海外FXでは、投資家の資金を守るリスク管理体制が重要な選択基準となります。BIGBOSSとXMTradingは、それぞれ独自の資金保護システムを整備しています。
XMのロスカットルールとゼロカット制度
XMTradingは以下のようなリスク管理体制を整えています
- マージンカット水準:証拠金維持率50%
- ゼロカット制度:全口座で標準装備
- 段階的な証拠金警告:70%、60%でアラート
- 自動ロスカット執行:システムによる24時間監視
XMTradingのシステムは、特に市場の急激な変動時に効果を発揮します。証拠金維持率が50%を下回った時点で、自動的にポジションが決済される仕組みにより、投資家の資金を保護しています。
BIGBOSSのロスカットルールとゼロカット制度
BIGBOSSのリスク管理体制における主要な特徴は以下の通りです
- マージンカット(ロスカット)水準:証拠金維持率50%
- ゼロカットシステム:全口座タイプで適用
- リアルタイムの証拠金チェック:24時間体制
- アラート通知:証拠金維持率70%で警告メール
これらの保護システムにより、投資家は予期せぬ大きな損失から守られます。特に、ゼロカットシステムは、急激な相場変動時でも投資家の損失が預け入れ資金を超えることがないよう保護する重要な機能です。
XMとBIGBOSSのGMT(両建て)対応の違い
両社の両建て(ヘッジ)取引に対する方針は以下のように異なります
XMTradingの場合
- すべての口座タイプで両建て可能
- 証拠金計算は各ポジションの大きい方を基準
- スワップポイントは売買それぞれに発生
BIGBOSSの場合
- 両建て取引が可能
- 必要証拠金は売買ポジションの大きい方のみ
両建て取引は、リスクヘッジの手段として活用できますが、取引コストが増加する可能性があることを理解しておく必要があります。
両社とも充実したリスク管理体制を整えていますが、取引スタイルや資金量に応じて、より適切な方を選択することが重要です。特に初心者トレーダーの場合は、リスク管理機能の使い方を十分に理解してから取引を開始することをお勧めします。
XMとBIGBOSSのキャンペーンと特典内容
海外FX業者を選ぶ際、キャンペーンや特典は重要な判断材料の一つです。BIGBOSSとFXGTは、それぞれ特徴的なボーナスプログラムを提供しています。
取引ボーナスの特徴
XM

- 新規口座開設で13,000円相当の取引ボーナス(入金不要)
- 最大10,500ドルの入金ボーナス(2段階制:500ドルまで100%、その後20%)
- 全額出金可能な新春おみくじキャンペーン(2025年1月限定)
BigBoss

- 口座タイプに応じた入金ボーナス(最大120%)
- BBC入金で追加10%ボーナス
- デラックス口座なら最大6,000ドルの初回入金ボーナス
両社ともに充実した入金ボーナスを提供していますが、特徴が大きく異なります。XMは入金不要の新規ボーナスを提供することで、初心者でも気軽に取引を始められる環境を整えています。一方、BIGBOSSは口座タイプごとに異なるボーナス体系を採用し、取引スタイルに合わせた選択が可能です。
ロイヤルティプログラムの違い
XM
- 取引期間に応じた4段階のステータス制度
- 1ロットあたり10-20XMPを獲得
- ポイントは取引クレジットに交換可能
BigBoss
- 取引量に応じたBBPポイント制度
- 口座タイプにより6-32BBP/Lotを獲得
- ポイントは現金または取引クレジットに交換可能
ロイヤルティプログラムにおいて、XMは取引期間を重視する一方、BIGBOSSは取引量に応じた還元を重視しています。特にBIGBOSSは現金への換金が可能(1BBP = $0.013)という特徴があり、直接的な収益として受け取ることができます。
特別キャンペーンの展開
XM
- 総額100,000ドル規模の新春おみくじキャンペーン
- 最大130ドルの友人紹介プログラム
- キャンペーン併用が可能
BigBoss
- BBC入金による10%追加ボーナス
- 口座タイプ別の特別レート適用
- VIPサポートやカスタマイズ可能な取引条件
両社とも独自の特別キャンペーンを展開していますが、XMは期間限定の大規模キャンペーンを実施する傾向にあります。一方、BIGBOSSは独自の仮想通貨(BBC)を活用した継続的な特典プログラムを提供しています。
XMとBIGBOSSのサポート体制
海外FX業者を選ぶ際、カスタマーサポートの充実度は非常に重要な判断基準となります。
XMのカスタマーサポートと対応時間

- ライブチャット:月〜金曜日の午前9時〜午後9時、土日は午前9時〜午後1時まで
- Eメールサポート:24時間365日対応(返信は1営業日以内)
- コールバックサービス:希望時間を指定して電話対応を受けられる
特徴的なのは、コールバックサービスを提供している点です。これにより、ユーザーは国際電話料金を気にすることなく、電話でのサポートを受けることができます。
BIGBOSSのカスタマーサポートと対応時間

- ライブチャット:午前10時〜深夜24時まで
- メールサポート:24時間受付(返信は当日〜翌営業日)
- 対応部門:一般サポート、技術サポート、入出金専門デスク
ライブチャットの対応時間は、日本のトレーダーの活動時間に合わせて設定されているのが特徴です。
このような比較から、XMはグローバルな多言語対応と幅広い時間帯のサポートが特徴である一方、BIGBOSSは日本語を母国語としたトレーダーには、より身近な対応を提供していると言えます。
XMとBIGBOSSのセキュリティ対策
海外FX業者を選ぶ際、セキュリティ対策は最も重要な検討要素の一つです。XMとBIGBOSSは、以下のような包括的なセキュリティ対策を実施しています。
XMのセキュリティシステム
XMでは、以下の主要なセキュリティ機能を提供しています
- SSL暗号化(256ビット)による通信保護
- 2段階認証システムの実装
- ゼロカットシステムによる証拠金保護
- マイナス残高保護機能
- 分別管理による顧客資金の保護
これらの対策に加えて、XMは取引プラットフォーム(MT4/MT5)へのアクセスに関して、独自の多層的セキュリティを採用しています。
BIGBOSSのセキュリティシステム
BIGBOSSは以下のセキュリティ機能を実装しています
- SSL暗号化による通信の保護
- 二要素認証(2FA)の提供
- ゼロカットシステム搭載
- マイナス残高防止機能
- 顧客資金の分別保管
BIGBOSSでは、特にログイン時のセキュリティを強化しており、不正アクセスの防止に力を入れています。取引プラットフォームへのアクセスには、登録デバイスの認証が必要となり、新しいデバイスからのログインには追加の認証ステップが要求されます。
不正アクセス対策の比較
両社の不正アクセス対策を比較すると、以下のような特徴があります
XMの対策
- IPアドレスの監視と制限
- 疑わしいログイン試行の自動ブロック
- 定期的なパスワード変更の推奨
- アカウントロック機能
BIGBOSSの対策
- デバイス認証システム
- 不正ログイン検知システム
- セッションタイムアウト機能
- アクセス履歴の確認機能
両社とも高度なセキュリティ対策を実装していますが、XMはより包括的な多層防御アプローチを採用している一方、BIGBOSSはデバイスベースのセキュリティに重点を置いています。トレーダーは自身の取引スタイルや利用環境に応じて、より適した業者を選択することが推奨されます。
セキュリティシステムの詳細な技術仕様や具体的な対策方法の一部については、セキュリティ上の理由から公開されていない情報もあります
まとめ:XMとBIGBOSSはどちらがおすすめ?
XMとBIGBOSSはそれぞれ特徴的な強みを持っており、トレーダーのニーズや取引スタイルに応じて選択することが重要です。以下に、それぞれの会社が特に適している層を詳しく解説していきます。
XMがおすすめなトレーダー
- 安定性を重視するトレーダー
- ボーナスプログラムを活用したいトレーダー
- スイングトレードやミドルスパンの取引が多いトレーダー
- 自動売買(EA)を利用するトレーダー
XMは2009年からの運営実績があり、高い信頼性と安定性を誇るブローカーです。特に、KIWAMI極口座ではメジャー通貨ペアでスワップフリー取引が可能で、中長期保有を考えているトレーダーに適しています。また、最大13,000円の新規口座開設ボーナスや、取引量に応じてXMポイントが付与されるなど、充実したボーナスプログラムを展開しています。
BIGBOSSがおすすめなトレーダー
- スキャルピングを主体とするトレーダー
- より高いレバレッジを求めるトレーダー
- コストを重視するトレーダー
- 暗号通貨取引に興味があるトレーダー
BIGBOSSは最大レバレッジ2222倍という業界でもトップクラスのレバレッジを提供しており、少額資金でも大きな取引が可能です。プロスプレッド口座ではUSD/JPYの平均スプレッドが0.9pipsと非常に狭く、高頻度取引を行うトレーダーにとって有利な環境となっています。また、暗号通貨取引も充実しており、24時間取引が可能です。
どちらの選択においても、まずは口座開設前にデモ取引を行い、取引環境や使い勝手を確認することをお勧めします。また、ボーナスプログラムや取引コストについても、自身の取引スタイルに合わせて詳細に確認することが重要です。