
チャートではトレンドが続いているのに、インジケーターが逆方向に動いている…そんな場面に遭遇したことはありませんか?この記事では、トレンド転換を事前に察知できるダイバージェンスについて、種類の違い、RSI・MACDとの組み合わせ、具体的なエントリー手法まで初心者にもわかりやすく解説します。
この現象こそがダイバージェンスです。ダイバージェンスはトレンド転換を事前に察知できる強力なシグナルとして、2026年現在も多くのFXトレーダーに活用されています。
ダイバージェンスとは?基本概念をわかりやすく解説
FXトレードで利益を上げるためには、テクニカル分析を駆使して市場の動向を予測することが重要です。
その中でもダイバージェンスと呼ばれる現象は、特にトレンド転換を予測するために非常に有効な手法として知られています。
ダイバージェンスの定義と仕組み

ダイバージェンスとは、価格の動きとインジケーター(RSIやMACDなど)の動きが一致しない現象のことです。通常、価格が上昇しているのにインジケーターは下がる、またはその逆のパターンが発生するとき、ダイバージェンスが起こります。
例えば、価格が高値を更新しているにもかかわらず、RSIが過去の高値を超えない場合、これは弱気のダイバージェンスと呼ばれます。
この状態は、トレンドが転換し、価格が下落する可能性を示唆しています。逆に、価格が下落しているにも関わらず、インジケーターは新たな安値をつけない場合は、強気のダイバージェンスと呼ばれ、上昇トレンドへの転換の兆しと見なされます。
ダイバージェンスが注目される理由は、多くのトレーダーがこのシグナルを察知してポジションを反転させることで、市場全体の動きに影響を与え、トレンド転換が加速しやすくなるからです。
ダイバージェンスの種類とその特徴
ダイバージェンスには主に通常のダイバージェンス(レギュラー)と隠れダイバージェンス(ヒドゥン)の2つの種類があります。
アドバイスこの2つの違いを正しく理解することが、ダイバージェンスを使いこなす第一歩です。

- 通常のダイバージェンス(レギュラー)
価格とインジケーターの方向が逆向きになる現象です。価格が新しい高値をつける一方で、RSIが過去の高値を超えない場合などが該当します。トレンド転換を示唆する強いサインとなり、特に反転を狙う逆張りトレーダーにとっては重要なポイントです。 - 隠れダイバージェンス(ヒドゥン)
トレンドの継続を示唆する現象です。例えば、上昇トレンド中に価格が安値を切り上げているのに、RSIが安値を切り下げている場合に発生します。現在のトレンドが継続する可能性を示すため、順張りトレーダーにとって注目すべきポイントです。
隠れダイバージェンスは、順張り戦略において活用されることが多いため、通常のダイバージェンスとは売買の方向が逆になる点に注意が必要です。

通常のダイバージェンスと隠れダイバージェンスの比較表
| 項目 | 通常のダイバージェンス | 隠れダイバージェンス |
|---|---|---|
| 示唆する方向 | トレンド転換 | トレンド継続 |
| 強気パターン | 価格:安値更新 / インジケーター:安値切り上げ | 価格:安値切り上げ / インジケーター:安値更新 |
| 弱気パターン | 価格:高値更新 / インジケーター:高値切り下げ | 価格:高値切り下げ / インジケーター:高値更新 |
| 活用戦略 | 逆張り | 順張り(押し目買い・戻り売り) |
| 信頼度 | 単体でも比較的高い | 他の根拠との併用推奨 |


