FX通貨ペアの種類と選び方|メジャー・マイナー・エキゾチックの違い

FX currency pair

FXの通貨ペアは大きくメジャー・マイナー・エキゾチックの3種類に分かれ、それぞれスプレッド・ボラティリティ・流動性が異なります。初心者はUSD/JPYやEUR/USDなどスプレッドが狭くテクニカルが効きやすいメジャー通貨ペアから始め、慣れてきたら分散を検討するのが定石です。

目次

FXの通貨ペアとは?初心者が知るべき基礎知識

FXにおける「通貨ペア」とは?

FX(外国為替証拠金取引)では、必ず2つの通貨を組み合わせて取引します。この組み合わせを「通貨ペア」と呼びます。たとえば、日本円で米ドルを買う場合は「USD/JPY(米ドル/円)」という通貨ペアで取引することになります。

では、なぜ通貨ペアが重要なのか? それは、ペアによって値動きの特徴が異なるからです。流動性が高く安定した値動きをするものもあれば、急激に変動しやすいものもあります。取引コスト(スプレッド)が低いものもあれば、高いものもあります。つまり、どの通貨ペアを選ぶかで「稼ぎやすさ」と「リスクの大きさ」が大きく変わるのです。

通貨ペアの基本ルール

FXでは、通貨ペアの最初に書かれている通貨を「基軸通貨」、後ろに書かれている通貨を「決済通貨」と呼びます。基軸通貨を1単位とし、決済通貨でいくらで買えるかを表示しています。

例えば、USD/JPY(米ドル/円)の場合

USD/JPY = 150.00の場合の意味
→ 1米ドルを買うために150円が必要という意味です。
この数字が151.00になれば「円安・ドル高」(円の価値が下がった)
149.00になれば「円高・ドル安」(円の価値が上がった)となります。

  • USD(米ドル) → 基軸通貨(買う通貨)
  • JPY(円) → 決済通貨(売る通貨)

通貨ペアの3つの分類

通貨ペアの特徴
  1. メジャー通貨ペア(主要通貨ペア)
    • 世界的に取引量が多く、流動性が高い通貨ペア。
    • 例:USD/JPY(米ドル/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)
    • 特徴:値動きが比較的安定し、スプレッド(取引コスト)が狭いため、初心者向き。
  2. マイナー通貨ペア
    • 主要通貨同士の組み合わせだが、米ドルを含まない通貨ペア。
    • 例:EUR/GBP(ユーロ/ポンド)、AUD/JPY(豪ドル/円)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)
    • 特徴:メジャー通貨ペアよりも流動性が低く、スプレッドが広がりやすいことがある。
  3. エキゾチック通貨ペア(新興国通貨ペア)
    • 先進国の通貨と新興国の通貨を組み合わせたペア。
    • 例:USD/TRY(米ドル/トルコリラ)、EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド)、GBP/MXN(ポンド/メキシコペソ)
    • 特徴:金利が高いためスワップポイント(保有時に得られる金利差)を狙えるが、値動きが激しくリスクも大きい。

どの通貨ペアを選ぶかによって、取引の難易度や戦略が変わるため、初心者はまず基本的な通貨ペアの種類や特徴を押さえておきましょう!次のセクションでは、メジャー・マイナー・エキゾチックの3分類について詳しく見ていきます。

初心者がまず選ぶべき通貨ペアの条件

FX初心者が最初に取引するなら、流動性が高く、スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶのがおすすめです。流動性が高いとは「取引量が多く、いつでもスムーズに売買できる状態」を意味します。流動性が低い通貨ペアだと、注文が通りにくかったり、急激な値動きが起こりやすくなります。

初心者向け通貨ペア(世界取引量ランキングTOP3)

  1. EUR/USD(ユーロ/米ドル):取引量No.1、スプレッド狭い
  2. USD/JPY(米ドル/日本円):日本人に馴染みがあり、動きが読みやすい
  3. GBP/USD(英ポンド/米ドル):ややボラティリティ高いが、トレードしやすい

FXの通貨ペア3分類と具体的な特徴

FXの通貨ペアには、取引量や値動きの特徴によってメジャー通貨ペア、マイナー通貨ペア、エキゾチック通貨ペアの3つの種類があります。初心者はこの分類を理解することで、自分のレベルに合った通貨ペアを選べるようになります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

メジャー通貨ペア(主要通貨ペア)

メジャー通貨ペアとは?

メジャー通貨ペアとは、取引量が最も多く、流動性が高い通貨ペアのことを指します。世界の基軸通貨である「米ドル(USD)」を含む組み合わせがほとんどです。世界のFX取引の約87%は米ドルを含む通貨ペアで行われており(国際決済銀行BIS 2022年調査)、その中でもメジャー通貨ペアが中心となっています。

FX市場の取引量の約70%はメジャー通貨ペア!EUR/USDだけで全取引の約22.7%を占めるという圧倒的な人気です(BIS 2022年データ)。

メジャー通貨ペアのメリット・デメリット

流動性が高く、注文が通りやすい
スプレッド(取引コスト)が狭い → 短期トレード向き
情報が豊富で分析しやすい → 経済ニュースの影響を受けやすい
ボラティリティが比較的低め → 大きな利益を狙うにはレバレッジが必要

メジャー通貨ペアの詳細一覧

通貨ペア取引量特徴取引のポイント
EUR/USD(ユーロ/米ドル)世界1位流動性が最も高く、値動きが安定。トレンドが発生しやすく、テクニカル分析向き。
USD/JPY(米ドル/円)世界2位日本の個人投資家に人気。スプレッドが狭く、初心者におすすめ。
GBP/USD(ポンド/米ドル)世界3位変動が大きく、利益チャンスが多い。上級者向け。指標発表時の急変動に注意。
USD/CHF(米ドル/スイスフラン)世界4位「安全通貨」スイスフランを含むペア。地政学リスク時にスイスフランが買われやすい。
USD/CAD(米ドル/カナダドル)世界5位原油価格の影響を受けやすい。カナダは資源国のため、原油市場の動向をチェック。
AUD/USD(豪ドル/米ドル)世界6位中国経済の影響を強く受ける。オーストラリアは資源国で、鉄鉱石・石炭の価格に左右される。

メジャー通貨ペアは、スプレッド0.1〜1.0pipsと狭く、流動性が高いため初心者におすすめ!取引量が多いため「注文が通らない」「急激なスリッページが起こる」といったリスクが最小限です。

マイナー通貨ペア(クロス通貨ペア)

マイナー通貨ペアとは?

メジャー通貨ペアと異なり、米ドル(USD)を含まない通貨ペアのことを指します。EUR/GBP(ユーロ/ポンド)やGBP/JPY(ポンド/円)などが代表例です。「クロス通貨ペア」とも呼ばれ、2つの主要通貨を米ドルを介さずに直接交換する形になります。

取引量はメジャー通貨ペアの次に多いが、スプレッドは0.5〜2.0pips程度とやや広い傾向あり。ただし、ボラティリティ(値動きの幅)が大きいため、短期トレードで利益を狙いやすいという特徴があります。

マイナー通貨ペアのメリット・デメリット

ボラティリティ(変動率)が大きく、利益チャンスが多い
メジャー通貨とは異なるトレンドが発生しやすい
スプレッドが広めで取引コストが高い
流動性が低く、大口注文が通りにくいことがある

マイナー通貨ペアの詳細一覧

通貨ペア変動率特徴取引のポイント
EUR/GBP(ユーロ/ポンド)イギリスとEUの関係に影響を受ける。EUやイギリスの政策金利に注目。
GBP/JPY(ポンド/円)値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターン。スキャルピング・短期トレード向き。
EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)豪ドルが資源価格に影響される。中国経済の動向にも注意が必要。
AUD/CAD(豪ドル/カナダドル)両国とも資源国であり、比較的安定した動き。原油価格やコモディティ市場に注目。

マイナー通貨ペアは、値動きが大きいため中級者向き。ただしスプレッドが広がることがあるので注意が必要です。特にGBP/JPYは1日100〜200pips動くこともあり、デイトレードやスキャルピング向きですが、損切りラインの設定が重要です。

エキゾチック通貨ペア(新興国通貨ペア)

エキゾチック通貨ペアとは?

新興国の通貨と主要通貨を組み合わせた通貨ペアのことを指します。USD/TRY(米ドル/トルコリラ)やUSD/ZAR(米ドル/南アフリカランド)などが代表例です。高金利通貨として人気がある一方、政治・経済リスクが大きく、1日で5%以上変動することもあるため、上級者向けの通貨ペアです。

エキゾチック通貨ペアはボラティリティが非常に高く、ハイリスク・ハイリターン!トルコリラは2018年に対ドルで約40%下落した例もあり、リスク管理が必須です。

エキゾチック通貨ペアのメリット・デメリット

スワップポイント(金利差)が高く、長期投資向き
価格変動が激しく、大きな利益を狙える
流動性が低く、スプレッドが非常に広い
政治・経済の影響を強く受けるため、ハイリスク

エキゾチック通貨ペアの詳細一覧

通貨ペア金利特徴取引のポイント
USD/TRY(米ドル/トルコリラ)トルコの高金利政策でスワップが高い。政治不安やインフレに注意。
EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド)資源価格に影響を受ける。長期投資向き。
USD/MXN(米ドル/メキシコペソ)メキシコ経済や原油価格に左右される。スワップ狙いなら有力候補。

💡 エキゾチック通貨ペアはリスク管理が必須!初心者にはおすすめできない。スワップポイント(金利差収入)を狙う場合でも、証拠金維持率は300%以上を維持し、損切りラインを明確に設定することが重要です。

FX通貨ペアごとの取引戦略

通貨ペアごとに動きの特性が異なるため、戦略も変わります。

通貨ペア特徴おすすめ戦略
EUR/USD安定した値動きスキャルピング・デイトレ向き
USD/JPY日本人トレーダーに人気長期保有にも向く
GBP/JPY変動が大きい短期トレード向き
USD/TRY高金利通貨スワップ狙い

FX初心者のための通貨ペアの選び方【実践ガイド】

初心者に最適な通貨ペアとは?

FX初心者にとって最も重要なのは、「安定した値動き」「取引コストの低さ」「情報の多さ」です。これらの条件を満たす通貨ペアを選ぶことで、リスクを抑えながらFX取引の経験を積むことができます。初心者向けの通貨ペアには、次の3つの特徴があります。

初心者向け通貨ペアの3つの条件

流動性が高い → 取引が活発で、売買がスムーズにできる
スプレッドが狭い → 取引コストが低く、利益を出しやすい
値動きが安定している → 急激な変動が少なく、リスク管理しやすい

これらの条件を満たす通貨ペアとして、USD/JPY(米ドル/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(ポンド/米ドル)が特におすすめです。

初心者におすすめの通貨ペア3選

① USD/JPY(米ドル/円)【初心者向けNo.1】

このペアは、アメリカ(世界最大の経済体)と日本(アジアの経済大国)の通貨を組み合わせたものです。簡単に言うと、アメリカの経済が良ければアメリカドルが強くなり、日本の経済が良ければ日本円が強くなると考えられます。

【USD/JPYの具体的なメリット】
スプレッド:0.1〜0.2銭(業界最狭水準)
1日の値動き:30〜70pips程度で比較的安定
取引時間:東京・ロンドン・ニューヨーク市場すべてで活発

日本は長らく低金利の国として知られているため、金利の高い国の通貨(例: アメリカドル)と低金利の国の通貨(例: 日本円)の間で、金利の差を利用して取引をする「金利差取引」の対象として、多くのトレーダーに人気があります。

取引量が多い

世界中で非常に多くの人々がこのペアを取引しているため、市場は流動性が高く、取引がスムーズです。

情報が豊富

アメリカと日本の経済に関するニュースやデータは容易に入手できるため、市場の動きを予測しやすいです。

金利差取引のチャンス

金利の差を利用して、利益を狙うことができます。

USD/JPYの値動きの特徴

USD/JPYは、日本時間の午前中(9時〜11時)やロンドン市場が開く夕方以降(16時〜翌2時)に活発に取引されます。
特に、米国の雇用統計(毎月第1金曜日21:30発表)やFOMC(年8回)の影響を強く受けるため、指標発表時の値動きには注意が必要です。雇用統計発表時には10〜50pips以上動くこともあります。

詳しくはこちら→米ドル/日本円(USDJPY)について

② EUR/USD(ユーロ/米ドル)【世界No.1の取引量】

ユーロの価格は、ユーロ圏の経済状況や欧州中央銀行の政策などによって大きく影響を受けます。そして、このペアは世界で最も取引量が多いため、非常に注目されています。

高い流動性

世界で最も取引量が多い通貨ペアなので、取引がスムーズに行えます。

情報アクセス

ユーロ圏とアメリカの経済に関する情報は豊富に提供されているため、市場の動きを予測しやすいです。

時間帯の利点

ヨーロッパとアメリカの市場時間が重なる時間帯には、取引の活発さが増すため、チャンスを掴みやすい。

EUR/USDの値動きの特徴

EUR/USDは、欧州時間(16時〜翌2時)に最も活発に取引されます。特にロンドン・ニューヨーク市場が重なる21時〜翌2時は1日の取引量の約40%が集中します。
また、アメリカの経済指標や、欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表(年8回)が大きな影響を与えます。ECB発表時には20〜80pips動くこともあるため、発表前後は注意が必要です。

詳しくはこちら→ユーロ/米ドル(EURUSD)について

③ GBP/USD(ポンド/米ドル)【値動きが大きく、短期トレード向き】

イギリスの中央銀行の政策や政治的な出来事は、このペアの動きに大きな影響を与えることが多いです。

情報のアクセス性

イギリスとアメリカの経済や政策に関する情報は容易に入手できるため、市場の動きを予測しやすいです。

動きの大きさ

イギリスの政治的な出来事や経済指標の発表時には、このペアの価格変動が大きくなることがあります。これは、チャンスだけでなくリスクも大きいということを意味します。

時間帯の利点

ヨーロッパとアメリカの市場時間が重なる時間帯には、取引の活発さが増すため、チャンスを掴みやすい。

GBP/USDの値動きの特徴

GBP/USDは、ロンドン時間(16時〜翌2時)に最も動きます。特にロンドン市場のオープン直後(16時〜18時)は値動きが活発です。
他のメジャー通貨ペアに比べてボラティリティが高い(値動きが大きい)ため、短期トレード向きです。1日の値動きは100〜150pipsと、USD/JPYの約2倍のため、損切り幅を広めに設定することがポイントです。

短期トレードやデイトレードをしたい人におすすめです。自分のFX取引手法に合った通貨ペアを選ぶことが重要ですが、GBP/USDの急激な値動きには注意が必要です。

詳しくはこちら→ポンド/米ドル(GBPUSD)について

初心者が避けるべき通貨ペア

初心者のうちは、以下のような値動きが激しい通貨ペアや、取引コストが高い通貨ペアは避けたほうがよいでしょう。

通貨ペア理由
GBP/JPY(ポンド/円)値動きが非常に激しく、急変動が多い。上級者向け。
USD/TRY(米ドル/トルコリラ)金利差が大きいが、値動きが不安定で政治リスクが高い。
EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド)スワップポイントは魅力的だが、流動性が低くスプレッドが広い。

💡 初心者のうちは、スプレッドが狭く、値動きが安定した通貨ペアを選ぶことが大切!

取引スタイル別のおすすめ通貨ペア

FXの取引スタイルによって、適した通貨ペアが異なります。
自分のトレードスタイルに合った通貨ペアを選ぶことが成功のカギとなります。

短期トレード(スキャルピング・デイトレード)向き

短時間で細かく利益を狙うトレードには、スプレッドが狭く、値動きが活発な通貨ペアが最適です。

おすすめ通貨ペア

  • USD/JPY(米ドル/円) → スプレッドが狭く、取引コストが低い
  • GBP/USD(ポンド/米ドル) → 値動きが大きく、短期売買に適している
  • EUR/USD(ユーロ/米ドル) → 取引量が多く、流動性が高い

💡 短期トレードでは、スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶのがポイント!

中長期トレード(スイングトレード・スワップ投資)向き

数日〜数週間、または数ヶ月単位でポジションを保有する場合は、スワップポイント(金利差)を活かせる通貨ペアが向いています。

おすすめ通貨ペア

  • AUD/JPY(豪ドル/円) → 日本円よりも金利が高く、スワップポイントが得られる
  • USD/TRY(米ドル/トルコリラ) → スワップポイントが高いが、リスクも大きい
  • EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド) → 高金利通貨で、スワップ投資向き

💡 スワップ投資をするなら、金利差の大きい通貨ペアを選ぶのがポイント!ただし、リスク管理が重要。

FXの通貨ペアを選ぶ際のポイントと注意点

FX取引では、どの通貨ペアを選ぶかによって利益の出やすさやリスクの大きさが大きく変わります
「取引コスト」「値動きの特徴」「スワップポイント」「リスク要因」などを総合的に考え、最適な通貨ペアを選ぶことが重要です。

① 取引コスト(スプレッド)を重視する

スプレッドとは?

スプレッドとは、「買値(ASK)」と「売値(BID)」の差額のことです。
スプレッドが狭いほど取引コストが低く、利益を出しやすくなります。

📌 スプレッドの影響を理解しよう!

  • 短期トレード(スキャルピング・デイトレード)の場合、スプレッドが狭いほど有利
  • 長期トレード(スイング・スワップ投資)では、スプレッドよりもスワップポイントを優先

スプレッドが狭い通貨ペアランキング

通貨ペア平均スプレッド特徴推奨トレード
USD/JPY(米ドル/円)0.1〜0.2銭取引量が多く、初心者向け短期・中期
EUR/USD(ユーロ/米ドル)0.3pips世界最大の取引量短期・中期
GBP/USD(ポンド/米ドル)1.0pips値動きが大きく短期向き短期
AUD/JPY(豪ドル/円)0.4〜0.6銭長期スワップ向き長期
USD/TRY(米ドル/トルコリラ)5.0pips〜高金利だがリスク大長期

💡 短期トレードはスプレッドの狭いUSD/JPY・EUR/USDが最適!

② 値動きの大きさ(ボラティリティ)を考慮する

ボラティリティとは?

ボラティリティ(Volatility)とは、価格変動の大きさのこと。

  • 値動きが大きい通貨ペア → 短期間で大きな利益を狙えるが、リスクも大
  • 値動きが安定している通貨ペア → 初心者向きで、リスクが抑えられる

📌 値動きの大きさ(ボラティリティ)が重要!

通貨ペア1日の平均変動幅(pips)特徴適したトレード
GBP/JPY(ポンド/円)150〜200pips値動きが激しく、短期向きデイトレ
GBP/USD(ポンド/米ドル)100〜150pips方向感が出やすいデイトレ
EUR/USD(ユーロ/米ドル)50〜100pips安定したトレンド中期
USD/JPY(米ドル/円)30〜70pips初心者向けの安定ペア中期・長期

💡 初心者は値動きが安定しているUSD/JPYを選ぶのが無難!

③ スワップポイント(金利差)を活かす

スワップポイントとは?

スワップポイントとは、2つの通貨の金利差から発生する利息のこと

  • 高金利通貨を買う → スワップポイントを受け取れる(プラス)
  • 低金利通貨を買う → スワップポイントを支払う(マイナス)

📌 スワップ投資向けの通貨ペアランキング

通貨ペア金利差特徴推奨トレード
USD/TRY(米ドル/トルコリラ)約50%世界最高金利だがリスク大長期
EUR/ZAR(ユーロ/南アフリカランド)約8.5%資源国通貨でスワップ狙いに適している長期
USD/MXN(米ドル/メキシコペソ)約10.75%メキシコ経済が安定しており長期向き長期
AUD/JPY(豪ドル/円)約4%初心者向きの安定ペア長期

💡 スワップ投資をするなら、リスクが低めのAUD/JPYやUSD/MXNが狙い目!

④ 通貨ペア選びのリスクと注意点

  • スプレッドの急拡大に注意!
    • 重要経済指標発表時(雇用統計、FOMC)にはスプレッドが急拡大
    • 新興国通貨は通常時でもスプレッドが広い
      📌 対策:
       指標発表時は取引を控える
       スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ(USD/JPY、EUR/USD)
  • 金融政策の影響を受ける通貨ペアに注意!
    • 金利変動の大きい通貨ペア(トルコリラ、南アフリカランドなど)は急落リスクあり
    • 中央銀行の政策変更(FOMC、ECB、日銀)で相場が大きく動く
      📌 対策:
       中央銀行の発表スケジュールをチェック
       高金利通貨はリスク管理を徹底する
  • 地政学リスクがある通貨ペアに注意!
    • 戦争、政情不安がある国の通貨は大暴落のリスクがある
    • 例)USD/TRY(トルコリラ) → 近年、政治リスクによる急落が頻発
      📌 対策:
       安定したメジャー通貨ペアを選ぶ(USD/JPY、EUR/USD)
       新興国通貨は長期的な値動きをチェックする

まとめ

FXの通貨ペア選びは、トレードの成果を大きく左右する重要なポイントです。本記事の要点を振り返りましょう。

  • 初心者はUSD/JPYやEUR/USDなどスプレッドが狭いメジャー通貨ペアから始める
  • 通貨ペアごとの値動きの特徴(ボラティリティ・流動性)を理解して選定する
  • 自分の取引手法スキャルピング・デイトレ・スイング)に合った通貨ペアを選ぶ
  • エキゾチック通貨ペアは高金利が魅力だが、政治・経済リスクが高いため上級者向け

通貨ペア選びに迷ったら、まずはUSD/JPYでトレード経験を積み、慣れてきたら複数ペアに分散していくのがおすすめです。

FX通貨ペアに関するよくある質問

初心者におすすめの通貨ペアは?

USD/JPY(米ドル/円)が最もおすすめです。スプレッドが狭く、日本語の情報が豊富で値動きが比較的安定しているため、トレードの基礎を学ぶのに適しています。

メジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの違いは?

メジャー通貨ペアは取引量が多くスプレッドが狭い一方、マイナー通貨ペアは流動性が低くスプレッドが広がりやすい傾向があります。初心者はメジャー通貨ペアから始めてください。

通貨ペアの相関関係とは?

2つの通貨ペアが同じ方向に動く(正の相関)または逆方向に動く(負の相関)関係です。EUR/USDとGBP/USDは正の相関が強く、USD/JPYとEUR/USDは負の相関になる傾向があります。

何種類の通貨ペアを取引すべきですか?

初心者は2〜3種類に絞ることを推奨します。多すぎると分析が追いつかずリスク管理も複雑になります。慣れてきたら徐々に増やしてください。

ドルストレートとクロス円の違いは?

ドルストレートはUSDを含む通貨ペア(EUR/USD等)、クロス円はUSDを介さず円と直接交換する通貨ペア(EUR/JPY等)です。クロス円はドルストレートを合成して計算されるため値動きが複雑になります。

通貨ペア選びで最も重要なポイントは?

スプレッドの狭さ、適度なボラティリティ、自分のトレード時間帯との相性の3点です。ロンドン〜NY時間に取引するならEUR/USD、東京時間ならUSD/JPYが適しています。

⚠ リスクに関する注意事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

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この記事を書いた人

シストレ.COM編集部は、FX自動売買(EA)とテクニカル分析を専門とするインターネットメディア「シストレ.COM」の編集チームです。200本以上のEAのフォワードテスト結果を公開し、実際の運用データに基づいた客観的な情報を発信しています。記事の執筆・監修はMetaTrader(MT4/MT5)での実運用経験を持つスタッフが担当。

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