USD/JPY
2月7日の水曜日、米ドルはわずかに0.11%下落し、104.01になりましたが、米ドル/円はわずかに0.13%上昇し、148.12になりました。最近の米国の経済データは予想を上回り、米国債の利回りを押し上げました。利回りに敏感な円は自然に影響を受けやすいです。最近は米ドルが強い一方で、3月の利下げの可能性はほぼ排除されていますが、今年後半に利下げされるという確信があるため、市場はまだ米ドルを買いすぎたがらない傾向があります。したがって、雇用データの後押しでの米ドル/円の反発は持続性が乏しいようで、現在は以前の強力な抵抗レベルである149以下で停滞しています。市場は現在、米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレデータの発表を待っています。インフレデータが持続的に低下すれば、利下げの信憑性がさらに高まり、それによって米ドルが弱くなる可能性があります。逆の場合、米ドルの強さが続くでしょう。日足チャートでは、米ドル/円のレートは一時的にボリンジャーバンドの中間ラインよりわずかに上にありますが、各種技術指標は再び買われ過ぎの領域にあり、方向性はあまり明確ではありません。週末が近づくにつれて、重要なデータやニュースがない限り、米ドルの主要な利益確定調整リスクが主導します。上方では、149のレベルの強度に注目し、下方では147.60と146.35の支持レベルに注目します。
AUD/USD
2月7日の水曜日、豪ドル/米ドルは前回の取引日とほぼ変わらずに終了し、現在は大幅下落後の整理の段階にあります。オーストラリア準備銀行はインフレの減速が予想より速い状況下でも利上げの選択肢を残しており、これが豪ドルを支援しています。しかし、主要商品の価格が上下するため、豪ドルは狭いレンジ内で揺れ動いています。技術的には、5日、10日、21日の移動平均線が下落し、ボリンジャーバンドの範囲が縮小しています。モメンタムインジケーターは横ばいであり、トレンドは依然として下降傾向です。今週の安値0.6469と10-12月の上昇の76.4%戻り0.6412が初期のサポートレベルであり、10日移動平均線のカットインポイント0.6548と21日移動平均線のカットインポイント0.6577が最初の抵抗レベルです。21日移動平均線0.6578を上回れば、下降トレンドが終了する可能性があります。