USD/JPY
3月18日(月曜日)、米ドル指数は0.145%上昇し、103.600でした。アメリカの経済が予想よりも良い動きを見せているため、投資家は今年の連邦準備制度理事会が急速かつ大幅に利下げする可能性を減らしました。その結果、ドル指数は2%以上上昇しました。月曜日のドル/円相場はほとんど変動せず、わずかに0.02%上昇し、149.11で終了しました。過去数週間、円相場は不安定で、先月一時的に150.88まで下落し、その後、3月初めに146.48の1か月高に反発しました。これは経済データが予想を上回り、日本銀行が8年間のマイナス金利政策を終了する準備が進んでいることに対する期待が高まっているためです。最近、日本銀行の一部の委員の発言や動きから、彼らが現在、金融緩和政策を維持する必要がないと考えていることが示唆されています。しかし、今週の日本銀行の利上げ会議が行われるかどうかは疑問です。日本銀行が実際にマイナス金利政策を終了しない限り、円は引き続き弱含みの可能性があります。一方、今回の会議で利上げが行われれば、市場に一定の驚きをもたらす可能性があり、円は最近の弱気相場を扭転させるかもしれません。現時点では、ドル/円は横ばい状態で、為替レートはブリーンバンドの中間ラインである149.30付近で推移しています。市場は日本銀行の利率決定を待ち望んでいます。投資家は日本銀行の最終決定が市場に与える影響に注意する必要があります。
AUD/USD
月曜日(3月18日)、豪ドル/米ドルは0.08%下落し、0.655米ドルとなりました。豪州準備銀行(RBA)は火曜日に金融政策決定会合を開催し、市場では4.35%の現行政策金利が維持されるとの見方が多数ですが、投資家は声明文やローウ総裁の記者会見に注目し、RBAが穏健的な利上げスタンスを和らげる可能性があるかを探るでしょう。一部アナリストは、物価上昇率の減速や経済成長の鈍化を受け、RBAが引き締め姿勢を撤回または弱める可能性があると指摘しています。一方の米国では、FRBの今年の利下げ回数や幅が縮小されるとの見方が強まっており、金利差が豪ドルに対する重しとなる可能性があります。日足チャートでは、豪ドル/米ドルはボリンジャーバンドの中央値を下回る動きとなり、MACD指標は死叉形成の兆候を示すなど、豪ドルの足元は軟調な様相です。 RBA会合で利下げに傾いた場合、豪ドル/米ドルのさらなる下落が想定されます。