「COSMOS 2」は、従来のCOSMOSシステムをさらに進化させた自動売買システムです。今回のバージョンでは、エントリーロジックに日足の価格変動率を組み込み、より精密な取引シグナルを生成できるようにしました。
項目 | COSMOS | COSMOS 2 |
---|---|---|
利益率 | 高い | 若干低下 |
安定性 | 中程度 | 大幅に向上 |
エントリーロジック | MACD、移動平均、RSI | 価格変動率、移動平均、RSI、ボリンジャーバンド |
エントリーロジックの詳細
今回のバージョンでは、エントリーロジックに日足の価格変動率を組み込み、より精密な取引シグナルを生成できるようにしました。
COSMOS 2では、エントリーロジックの基礎として日足の価格変動率を活用しています。日足の価格変動率は、1日の価格の開きと閉じの差を測定し、相場の変動性を評価するために用います。この変動率を利用することで、市場の動きが大きい時期や小さい時期を把握し、エントリーシグナルの精度を高めています。
なぜ日足価格変動率が重要なのか?
価格変動率は、当日の始値と終値の差を基に計算されるもので、市場のボラティリティやアクティビティを示します。この指標を用いる理由は以下の通りです:
-
- 市場の活発度を反映: 価格変動率が高い場合、市場が活発であることを示し、トレンドが強い可能性が高まります。一方、変動率が低い場合は、取引の機会が限られていることを示します。
-
- リスク管理の強化: 価格変動率を分析することで、市場の状況に応じたリスク管理が可能になります。市場が変動しやすいときには、適切なシグナルを発生させることで、トレードの安定性を確保します。
RSI(相対力指数)によるシグナル生成
価格変動率が少ない場合、RSIを活用します.
-
- 市場の過熱感を反映: 日足の価格変動率が一定範囲内である場合にRSIを使用することで、市場の過熱感や逆張りのチャンスを捉えます。RSIが設定された閾値を下回る場合は買いシグナルを、上回る場合は売りシグナルを発生させます。
移動平均によるシグナル生成
価格変動率が中程度の場合は移動平均線を用いてエントリーを行います。
-
- トレンドの把握: 短期移動平均と長期移動平均のクロスオーバーを分析することで、市場のトレンドを把握します。短期移動平均が長期移動平均を上回る場合、上昇トレンドの可能性が高く、買いシグナルを発生させます。逆に、短期移動平均が長期移動平均を下回る場合、下降トレンドの可能性が高く、売りシグナルを発生させます。
-
- シグナルの精度向上: 日足価格変動率が一定値未満のときにのみシグナルを発生させることで、ノイズを減少させ、より信頼性の高い取引機会を提供します。
ボリンジャーバンドによるシグナル生成
ボリンジャーバンドは、価格の変動範囲を示す指標です。COSMOS 2では次のように利用します。
-
- 価格の相対的位置を評価: 日足価格変動率が高い場合、ボリンジャーバンドを使用して、終値がバンドを超えるかどうかを判断します。終値が上バンドを超えると売りシグナル、下バンドを下回ると買いシグナルを発生させます。
-
- 市場のエクストリーム状況を捉える: ボリンジャーバンドを活用することで、価格が極端な水準に達した際にシグナルを生成し、反転の兆候を捉えます。
運用の解説
項目 | 詳細 |
---|---|
通貨ペア | GOLD (GOLD) |
時間足 | 1時間足 (H1) |
証拠金 | 500,000円/0.01ロット |
以下の米国経済指標発表時には稼働を停止することをお勧めします:
-
- CPI(消費者物価指数)
-
- 雇用統計(Non-Farm Payrolls)
-
- FOMC(連邦公開市場委員会)
これらの指標発表時は、市場のボラティリティが急激に変動する可能性があるため、リスク管理の一環としてEAの稼働を一時的に停止することが推奨されます。指標時の2~3時間前にポジションを解消してください。
さらに、稼働時間をMT4時間の9時~17時に設定することで、より安定した運用が期待できます。この時間帯は一般的に市場が比較的安定しているため、パフォーマンスの向上が見込まれます。
