平均足ろうそくを用いて、始値、終値、高値、そして安値を計算します。これにより、過去の価格動向をより正確に把握できます。
ボリンジャーバンド(BB)を使用して、終値が上か下かを判断します。BBは、移動平均線を中心に上下2本のラインが描かれており、価格がどの程度上下に動いているかを示しています。BBの上限に接近している場合、価格が高くなりすぎたと考えられ、下限に接近している場合、価格が低すぎると考えられます。
パラボリックSARは、価格が上昇している場合は下に、下落している場合は上に移動する点で表されます。このインジケーターは、トレンドを検出するために使用され、価格がSARを上回っている場合は上昇トレンド、下回っている場合は下降トレンドと判断されます。
MACDは、移動平均収束拡散指数と呼ばれる指標であり、短期と長期の移動平均線を比較することでトレンドを判断します。MACDラインがシグナルラインを上回っている場合は上昇トレンド、下回っている場合は下降トレンドと考えられます。
RSI(相対力指数)は、価格の上昇と下降の強さを測定する指標であり、0〜100の範囲で表されます。長期RSIが50より上の場合は上昇トレンド、50より下の場合は下降トレンドと判断されます。短期RSIも同様に使用されます。
ストキャスティクスオシレーターは、価格が終値からどの程度離れているかを測定する指標であり、0〜100の範囲で表されます。長期ストキャスティクスオシレーターが50より上であれば上昇トレンド、50より下であれば下降トレンドと考えられます。短期ストキャスティクスオシレーターも同様に使用されます。
同日中に1日一回しかエントリーしません。さらに、同日中にクローズするようになっています。
SQX_M30はポートフォリオを作成する際におすすめのEAとして作成しました。
エントリーはシグナルとして出すのではなく、複数フィルターのかけ合わせをエントリーシグナルとしています。
エントリーロジックとパラメータについて解説します。
エントリー
・Bollinger Bandsの下限値がクロスして上限値を上回った場合
・MACDがADXよりも高く、ADX_DIPLUSが一定の値よりも低いか、ADX_DIPLUSがクロスして上回った場合
この二つの条件が重なったときにエントリーします。ショートは反対条件です。
このEAにおいてのBB1とは、ボリンジャーバンドの上側部分、BB2は下側部分を指します。BB1とBB2のバンド幅を使ってロジックを組んでいます。