FX自動売買の現実とは?儲かる人と失敗する人の違いを完全解説

FX 自動売買 現実

FX自動売買は儲かるのか。シストレ.COMに掲載中のEA 173本(取引30件以上)のフォワード実績(2023年4月〜2026年10月・円換算)では、累計損益が黒字だったのは139本(80%)、赤字は34本(20%)でした。ただしPFの中央値は1.21で、1.5以上は46本にとどまり、黒字のEAでも52本は最大ドローダウンが累計利益以上でした。さらに、停止・掲載終了したEA 66本では黒字が48%(PF中央値0.99)で、掲載中の80%は選別を通った後の数字です。この記事では、集計の条件と偏りを全部書いたうえで、儲かる人と失敗する人の違いとして計測で見えたことと、見えなかったことを分けて説明します。

目次

FX自動売買は儲かる?|自社フォワード実績の結果

掲載中のEA 173本のフォワード累計損益を黒字と赤字に分けた棒グラフ。黒字は139本で80%、赤字は34本で20%
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

結論|黒字は8割でも、儲かると言える数字ではありません

累計損益が黒字のEAは139本(80%)でした。一方で、赤字のEAも34本(20%)あり、5本に1本は計測期間を通すと損失です。さらに、この80%は、シストレ.COMに掲載を続けているEAだけを数えた結果です。停止やアーカイブに移したEAは別に数えており、そちらの黒字は48%でした(詳しくは「統計の偏り」の章に書いています)。FX自動売買が儲かるかどうかの答えは、この数字からは「掲載に残ったEAを選べれば黒字になりやすかった」という過去の記録までで、これから儲かることを示すものではありません。

本記事は過去の記録の集計です。将来の成績を保証するものではなく、投資勧誘でもありません。

集計の条件と見方

対象は、シストレ.COMの商品ページに載っているEAのうち、フォワード(計測用口座での実際の取引)が30件以上あるものです。196本のうち、取引が30件に満たない23本は、黒字か赤字かを判断できないため外しました。集計した取引は合計117,805件で、期間は2023年4月〜2026年10月です。損益は、USD口座とセント口座を決済日のレートで円に換算し、サイトの成績表示と同じ換算を使っています。同じEAを複数の口座で動かしている場合は合算しています。口座ごとにロットや資金が違うため、金額そのものは比べず、PFや黒字・赤字の数で見ます。

なお、掲載中のEAのバックテスト数値は計測DBに保存しておらず、バックテストとフォワードの差は測れていません(詳しくは後の章に書きます)。

FX自動売買の種類|EA・ミラートレード・MAM

FX自動売買には、MT4/MT5で動かすEA、他人の売買を自分の口座に写すミラートレード、運用者に口座を預けるMAM・PAMMなどがあります。この記事の数字は、EA(MT4/MT5)のフォワード実績に限った話で、ミラートレードやMAM・PAMMには当てはまりません。

アドバイス

黒字は8割でも、掲載に残ったEAだけの数字だよ。まずは条件を確かめてから読み進めてね。

FX自動売買の儲かる度合い|PFの分布と金額で答えない理由

掲載中のEA 173本のPFの分布の棒グラフ。1.0未満が34本、1.0以上1.2未満が49本、1.2以上1.5未満が44本、1.5以上2.0未満が25本、2.0以上が21本。中央値は1.21
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。PF=勝ちトレードの合計÷負けトレードの合計。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

PFの分布|1.5を超えるEAは少数

PF(プロフィットファクター)は、勝ちトレードの合計を負けトレードの合計で割った値で、1.0を超えれば累計は黒字です。173本のPFの中央値は1.21、下から4分の1が1.02、上から4分の1が1.58でした。帯で分けると、1.0未満が34本、1.0以上1.2未満が49本、1.2以上1.5未満が44本、1.5以上2.0未満が25本、2.0以上が21本です。PFが1.5以上のEAは46本(27%)で、黒字のEAの多くはPF1.0〜1.5の間に収まっています。

PF1.0〜1.2の49本は、取引コストや運用環境が少し変わるだけで赤字側に寄る水準です。ただし、これは計測した2023年4月〜2026年10月の結果で、同じPFが続くかどうかは測っていません。

いくら儲かるかを金額で答えない理由

「FX自動売買でいくら儲かるか」「月利は何%か」という問いには、この記事では答えません。理由は2つあります。1つは、計測用口座の資金とロットがEAごとに違い、円の損益をそのまま比べても、EAの強さの比較にならないことです。もう1つは、月利や年利を広告で示す場合、期間の選び方や資金の前提で数字が大きく変わるためです。「月利10%」などの数字を見かけたときは、期間・資金・最大ドローダウンが書かれているかを先に確かめてください。

アドバイス

PFが1.2より高いEAは約半数だよ。金額は口座の資金で変わるから、PFと谷の深さで見ようね。

FX自動売買で損失が出る時期|最大ドローダウンと黒字の月

掲載中のEA 173本の累計損益を最大ドローダウンで割った倍率の分布。赤字が34本、0超1倍未満が52本、1〜3倍が45本、3〜10倍が31本、10倍以上が11本
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。ドローダウンは決済順の累積損益(円換算・口座合算)から計算。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

利益より深い谷を通ったEAが半数

最大ドローダウンは、累計損益がそれまでの最高値から最も落ちた幅です。累計損益をこの幅で割ると、「最も深い谷を、通期の利益で何回分取り戻せたか」が分かります。結果は、赤字が34本、0超〜1倍未満が52本、1〜3倍が45本、3〜10倍が31本、10倍以上が11本でした。つまり、黒字のEAでも52本は、通期の利益が最も深い谷より小さく、赤字と合わせると86本(50%)が1倍未満でした。

谷の途中で止めると、損失が確定して終わります。黒字で終わったEAの多くは、途中に含み損が膨らむ時期を通っていると考えられます。

黒字の月は約3分の2

EAごとの月次損益の黒字割合の棒グラフ。EAと月の組み合わせ3,522件の黒字割合は66%、EAごとの黒字月割合の中央値は64%、直近3か月が黒字だったEAは66%
EA×月3,522件・6か月以上のEA 157本・1年以上のEA 144本。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

EAと月の組み合わせ3,522件のうち、月次損益が黒字だったのは66%です。言い換えると、約3分の1の月は赤字でした。6か月以上のデータがあるEA 157本で、EAごとの黒字月の割合を見ると、中央値は64%、黒字月が半分に届かないEAが22本、70%以上のEAが56本でした。運用1年以上のEA 144本のうち、直近3か月(8〜10月)が黒字だったのは95本(66%)です。1年以上続いているEAでも、直近3か月が赤字のEAが49本(34%)あります。

アドバイス

月の3分の1は赤字だし、最大の谷は利益より深いEAも多いよ。谷の途中でやめない資金を残そうね。

FX自動売買で儲かる人と失敗する人の違い|計測で見えた差と見えなかった差

運用期間別の黒字EAの割合の棒グラフ。3か月未満は58%、3〜6か月は40%、6か月〜1年は83%、1年以上は83%
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。期間は最初の取引から最後の決済まで。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

先に断っておくと、「人」の違い(資金量・ロット・やめるタイミング・売買の頻度など)は、計測用口座の記録からは測れません。ここで言えるのは、EAの側で見えた差だけです。人の違いについての説明は、推測として分けて書きます。

運用期間|1年以上のEAは黒字が8割強

運用期間で分けると、黒字のEAの割合は、3か月未満が7/12本(58%)、3〜6か月が2/5本(40%)、6か月〜1年が10/12本(83%)、1年以上が120/144本(83%)でした。1年未満は合計29本と少なく、傾きは読み取れません。長く続いているEAほど黒字が多く見えますが、これは、成績が悪いEAが早い段階で停止されて、長期の集計に残らないためとも考えられます(推測です)。

売買スタイルと通貨ペア|差はあるが、決め手にはなりません

売買スタイル別の黒字EAの割合とPF中央値の横棒グラフ。デイトレ80%、スキャルピング83%、グリッド77%、スイング75%、マーチン88%
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。5本以上あるスタイルのみ。スタイルは商品ページの分類。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

商品ページの分類でスタイルを分けると、黒字の割合は、デイトレ80%(59本)、スキャルピング83%(47本)、グリッド77%(30本)、スイング75%(20本)、マーチン88%(16本)でした。グリッドとマーチンはPFの中央値が1.61と1.82で、ほかのスタイル(1.11〜1.18)より高く出ています。ただし、この計測期間に大きな損失が来なかっただけの可能性があり、将来も同じとは言えません。この集計には、1回の大きな逆行で口座が傷む形のリスクが出にくい限界があります。

通貨ペア別の黒字EAの割合の横棒グラフ。USDJPY 82%、EURUSD 86%、GBPJPY 88%、EURJPY 100%、AUDCAD 73%
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。5本以上あるペアのみ。灰色は10本未満で参考値。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

通貨ペア別では、USDJPYが53/65本(82%)、EURUSDが18/21本(86%)、GBPJPYが14/16本(88%)、EURJPYが13/13本でした。10本未満のペアは数が少なく、ペアの優劣を言える水準ではありません。

勝率とPF|勝率が高いほどPFも高い傾向

勝率の帯別のPF中央値の棒グラフ。勝率50%未満(37本)は1.06、50〜70%(90本)は1.26、70%以上(46本)は1.51
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。勝率=勝ちトレード数÷全トレード数。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

勝率の帯で分けると、PFの中央値は、勝率50%未満(37本)が1.06、50〜70%(90本)が1.26、70%以上(46本)が1.51で、黒字の割合は68%・83%・85%でした。このデータでは、勝率が高いEAほど成績が良い傾向があります。ただし、勝率が高くて1回の負けが大きい形は、勝率だけでは見分けられません。勝率だけで選ぶのではなく、PFと最大ドローダウンを組み合わせて見てください。

最初の90日の成績では、その後を占えなかった

運用1年以上のEA 143本を最初の90日の損益で分け、その後の黒字の割合を見た棒グラフ。最初の90日が黒字の106本は、その後も黒字が71%。赤字の37本は、その後は黒字が89%
運用1年以上でフォワード90日の取引が10件以上のEA 143本。最初の90日以降の損益で判定。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

運用1年以上のEA 143本を、最初の90日の損益で分けました。最初の90日が黒字の106本のうち、その後も黒字だったのは75本(71%)、最初の90日が赤字の37本のうち、その後は黒字だったのは33本(89%)でした。最初の90日が赤字だったEAの方が、その後に黒字の割合が高く、最初の数か月の成績は、その後の成績を占う手がかりになっていません。ただし、これは1年以上続いたEAだけを数えた結果で、最初の赤字で止めたEAは含まれません。「最初に赤字なら止めるべき」とも「待てば戻る」とも、この数字からは言えません。

人の違いについては、次のような説明がよくされます。資金に対してロットが大きい、最初の含み損で止めてしまう、複数のEAを入れ替え続ける、といった行動です。これらは、計測用口座の記録からは確かめられず、推測の域を出ません。

アドバイス

計測で見えた差は、期間・勝率・PFと谷の深さだよ。人の側の差は測れていないから、推測と分けて読んでね。

FX自動売買の統計の偏り|生き残りバイアスとバックテストの差

掲載中のEA 173本と、停止・掲載終了のEA 66本の比較の棒グラフ。黒字の割合は掲載中が80%、停止・掲載終了が48%。PF中央値は1.21と0.99
掲載中のEA 173本と、停止・掲載終了のEA 66本(取引30件以上・2023年4月〜2026年10月)の比較。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

停止・掲載終了したEAは、黒字が半分以下

シストレ.COMでは、成績や運用の事情で、計測を停止したEAや、掲載をアーカイブに移したEAがあります。同じ条件(取引30件以上)で数えた66本のうち、累計損益が黒字だったのは32本(48%)で、PFの中央値は0.99でした。掲載中の80%(PF中央値1.21)とは大きく違います。掲載中と停止・掲載終了を合わせた239本では、黒字は171本(72%)です。

スクロールできます
区分本数黒字黒字の割合PF中央値
掲載中17313980%1.21
停止・掲載終了663248%0.99
合計23917172%−

表の条件は、取引30件以上・2023年4月〜2026年10月・円換算です。停止・掲載終了の内訳は、計測を停止したEAが29本(黒字10本)、アーカイブに移したEAが37本(黒字22本)です。

この差は、掲載を続けるEAが、成績の良いものに寄っていることを示します。これを生き残りバイアスと呼びます。停止の理由は成績以外(口座の統合・運用方針の変更など)もあるため、全てが成績不振による停止とは限りません。それでも、世の中に出ている「成功例」や「掲載中のEAの成績」は、選別を通った後の姿だと考えるのが安全です。

バックテストとフォワードの差は測れていません

バックテストの成績がフォワードでどれだけ落ちるのかは、よく気にされる点です。しかし、掲載中のEAのバックテスト数値は、計測用のDBに数値として保存しておらず(商品ページには画像などで載せているのみ)、今回の集計ではバックテストとフォワードの差を測れていません。この記事では、その差について数字を出しません。一般には、過去のデータに合わせすぎたEAほどフォワードで成績が落ちると言われますが、それは今回の集計では確かめていない説明です。

アドバイス

掲載中の黒字8割は、選ばれた後の数字だよ。停止した側は黒字が半分もなかったね。

FX自動売買で失敗しないための準備|資金管理・止めどき・詐欺の見分け

掲載中のEA 173本の最大ドローダウンが、勝ちトレードの合計の何%だったかの分布。10%未満が38本、10〜20%が65本、20〜30%が27本、30〜50%が28本、50%以上が15本。中央値は17%
掲載中のEA 173本・取引30件以上・2023年4月〜2026年10月。最大ドローダウン÷勝ちトレードの合計(円換算)。シストレ.COM自社運用のMT4/MT5環境のフォワード記録(円換算)。

資金管理|谷は利益の一部ではなく、別枠で備える

最大ドローダウンを、勝ちトレードの合計で割ると、中央値は17%でした。帯で分けると、10%未満が38本、10〜20%が65本、20〜30%が27本、30〜50%が28本、50%以上が15本で、43本(25%)は、勝ちの合計の30%以上の谷を通っています。谷の深さは、EAを選ぶ前には分かりにくく、通った後で分かる数字です。そのため、谷を通る間は取引を続けられるよう、資金に余裕を持ってロットを決める、という考え方が現実的です(推測を含む一般論です)。

止めどき|事前に基準を決めておく

止めどきは、始める前に決めておく方が判断が乱れにくいと言われます。たとえば、フォワードで一定の件数がたまるまでは判断しない、最大ドローダウンがバックテスト時の想定を大きく超えたら止める、といった決め方です。ここで挙げた基準は一般的な考え方で、どの基準が成績を改善するかは、今回の集計では確かめていません。

無登録業者と詐欺的な販売に注意

EAの販売や資産運用の勧誘の中には、金融商品取引業の登録を受けていない業者によるものがあります。金融庁は、無登録で金融商品取引業を行う者の名称等を公表し、利用者に注意を呼びかけています。高い利益を約束する説明や、結果の根拠が示されない月利の宣伝は、売り手の都合で作った数字の可能性があるため、取引を決める前に、登録の有無と成績の根拠を確かめてください。

参考:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」

本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。FX取引はリスクを伴うため、投資は自己責任で、余剰資金の範囲で慎重に判断してください。過去の計測結果は将来の成績を保証しません。

アドバイス

谷の深さと止めどきは、始める前に決めておこうね。うまい話には根拠を確かめよう。

要点
・掲載中のEA 173本(2023年4月〜2026年10月)のフォワードで、累計損益が黒字は139本(80%)、赤字は34本(20%)でした。PFの中央値は1.21です。
・黒字のEAでも52本は、最大ドローダウンが累計利益以上でした。黒字の月は約3分の2です。
・停止・掲載終了したEA 66本の黒字は48%で、掲載中の80%は選別後の数字です。
・資金・ロット・やめ時といった人の違いと、バックテストとの差は測れていません。

FX自動売買のよくある質問

FX自動売買は儲かりますか?

自社の計測では、掲載中のEA 173本の80%(139本)が累計で黒字でした。一方で、赤字が34本あり、PFの中央値は1.21、停止・掲載終了したEAの黒字は48%です。儲かると言える数字ではなく、過去の記録の集計であり、将来の成績を保証しません。

FX自動売買で儲からない人の特徴は?

資金・ロット・やめるタイミングといった人の側の記録は、計測用口座からは測れていません。EAの側では、PFが1.0未満の34本と、最大ドローダウンが累計利益より深いEAがあり、谷の途中で止めると損失が確定します。ロットを資金に対して大きくしすぎる、最初の含み損で止める、といった説明は推測です。

FX自動売買でいくら儲かりますか?月利は?

この記事では金額や月利で答えていません。計測用口座の資金とロットがEAごとに違い、円の損益をそのまま比べられないためです。月利の数字を見かけたときは、期間・資金・最大ドローダウンが示されているかを確かめてください。

FX自動売買は危険ですか?

損失が出ることがあります。自社の計測では、EAと月の組み合わせの34%は月次が赤字で、最大ドローダウンが累計利益以上のEAが黒字の中にも52本ありました。余剰資金の範囲で、谷を通っても続けられるロットで行うのが前提です。

自作のEAなら儲かりますか?

自作EAの成績は、この記事では計測していません。自社の集計は、シストレ.COMに掲載しているEAのフォワード実績に限られます。自作でも販売品でも、フォワードで数か月から1年以上確かめるのが一般的な進め方です。

どのくらいの期間運用すれば判断できますか?

自社の計測では、運用1年以上のEA 144本のうち120本(83%)が黒字でしたが、最初の90日の成績ではその後を占えませんでした。何か月で判断できるかは、この計測からは決められません。

バックテストと同じ成績になりますか?

今回の集計では、バックテストとフォワードの差を測れていません。掲載中のEAのバックテスト数値を数値として保存していないためです。バックテストが良いほどフォワードも良いとは、この記事では言えません。

FX自動売買のまとめ

FX自動売買が儲かるかどうかは、自社の計測では、掲載中のEA 173本の80%が累計で黒字、34本が赤字でした。PFの中央値は1.21で、1.5以上は46本にとどまり、黒字のEAにも利益以上の深い谷を通ったものが52本あります。停止・掲載終了したEAの黒字は48%で、掲載中の数字は選別後のものです。人の側の違いやバックテストとの差は測れていないため、儲かる人の条件を断定することはできません。始める前に、フォワードの期間とPF、最大ドローダウンを確かめ、谷を通っても続けられる資金とロットで、デモ口座や小さなロットから試してください。

⚠ リスクに関する注意事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

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この記事を書いた人

シストレ.COM編集部は、FX自動売買(EA)とテクニカル分析を専門とするインターネットメディア「シストレ.COM」の編集チームです。200本以上のEAのフォワードテスト結果を公開し、実際の運用データに基づいた客観的な情報を発信しています。記事の執筆・監修はMetaTrader(MT4/MT5)での実運用経験を持つスタッフが担当。

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