MT4では、チャートに自動的に期間区切り線を表示する機能があり、これを活用することで、時間の経過を視覚的に捉えやすくなります。
期間区切り線は、一定の時間間隔でチャート上に引かれる垂直線で、相場の動きを分析する際に非常に役立つツールです。
トレンドの強さをより体感しやすくなります。
期間区切り線を表示する手順
期間区切り線を表示するためには、まずMT4の設定を調整する必要があります。以下の手順で設定を行いましょう。
チャートのプロパティを開く
MT4の画面上部にあるメニューから「チャート」をクリックし、その中の「プロパティ」を選択します。または、チャート画面上で右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」を選択することも可能です。
プロパティで設定を変更
プロパティ画面が開いたら、「全般」タブに移動します。そこに「期間区切りを表示」という項目があるので、これにチェックを入れてください。その後、画面下の「OK」ボタンをクリックして設定を完了させます。
チャートに期間区切り線が表示される
設定を完了すると、チャート画面に自動的に期間区切り線が表示されるようになります。この線を非表示にしたい場合は、同じ手順でプロパティ画面を開き、「期間区切りを表示」のチェックを外すことで、線を消すことができます。
期間区切り線の表示間隔
期間区切り線の表示間隔は、選択している時間足(タイムフレーム)によって変わります。
例えば、1分足や5分足、1時間足では1日ごとに区切り線が表示され、4時間足では1週間ごと、日足では1か月ごとに線が引かれます。週足や月足を選択している場合は、1年ごとに期間区切り線が表示される仕組みです。
時間足ごとの区切り期間
時間足 | 区切りの期間 |
---|---|
1分足 | 1日 |
5分足 | 1日 |
15分足 | 1日 |
30分足 | 1日 |
1時間足 | 1日 |
4時間足 | 1週間 |
日足 | 1か月 |
週足 | 1年 |
月足 | 1年 |
期間区切り線をうまく活用することで、過去のトレンドや動きを確認しやすくなり、トレードにおける判断材料として役立てることができます。
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