
ドンチャンチャネルとは|直前の高値と安値で作るチャネル

ドンチャンチャネルの定義
ドンチャンチャネルは、Richard Donchian(リチャード・ドンチャン)が考案したチャネルの指標です。直前N本の高値のうち最大のものを上限線、安値のうち最小のものを下限線とし、その2本の平均を中央線にします。Nは20本がよく使われます。もともとは日足で使われていた指標ですが、1時間足や4時間足でも同じ計算ができます。
図は、USD/JPYの1時間足に、直前20本で作った3本の線を重ねたものです。青い線が上限線、オレンジの線が下限線、灰色の破線が中央線です。点線の足で、終値が上限線を初めて上回りました。この記事では、この足を「抜けた足」と呼びます。
ドンチャンチャネルの計算と、現在の足の扱い

表の足では、上限線が157.679、下限線が156.822で、その差の幅は85.7 pipsです。中央線は157.250でした。この足の終値は157.706で、上限線を上回っています。
計算で注意したいのは、現在の足を数に入れるかどうかです。現在の足の高値まで含めて上限線を作ると、終値は高値を超えられないので、終値が上限線を上回ることはなくなります。この記事の図と数え方では、現在の足を含めず、1本前までのN本で線を作りました。ほかのチャートで線を比べるときは、この点を確かめてください。
アドバイス上限線は直前N本の高値の最大、下限線は安値の最小だよ。現在の足は数えないで作ったんだ。
ドンチャンチャネルの使い方|上抜け・下抜けの見方

上抜け・下抜けの見方
基本の見方は2つです。終値が上限線を上回れば上抜けで、直近N本の高値を更新した動きです。終値が下限線を下回れば下抜けで、直近N本の安値を更新した動きです。上抜けを買い、下抜けを売りのきっかけにするのが、順張りの使い方です。中央線は、価格が上限側と下限側のどちらに寄っているかを見る目安になります。
ただし、抜けたあとに同じ向きへ進むとは限りません。図は、2026年8月12日9時(世界標準時)に、終値が下限線を初めて下回った例です。10本後の終値は、抜けた足の終値より33.7 pips高く、抜けた向き(下)とは逆でした。前の節の図の上抜けは、10本後が65.9 pips高く、抜けた向きと同じです。どちらも1例なので、どちらが多いのかは、次の節以降で数えて確かめます。
ドンチャンチャネルと他の指標の組み合わせ
ドンチャンチャネルは高値と安値だけを見る指標なので、ほかの見方を並べて使う方法があります。下の表は、並べやすい指標が何を見ているかの整理です。この記事では、これらとの組み合わせの成績は測っていません。
| 指標 | 見るもの |
|---|---|
| ATR | 1本あたりの値動きの大きさ |
| ADX | 方向の強さ |
| 移動平均線 | 平均の向き |
| 出来高 | 動きに加わった量 |
同じチャネル系の指標には、ボリンジャーバンドがあります。ボリンジャーバンドは、平均からの標準偏差で幅を決めます。ドンチャンチャネルは、期間内の最高値と最安値で幅が決まる点が違います。移動平均線はEMAの記事、トレンドの確認はMACDの記事にまとめています。
アドバイス終値が上限線を上回れば上抜け、下限線を下回れば下抜けだよ。抜けたあとに戻る例もあるから、数えて確かめるね。
ドンチャンチャネルの期間設定|本数で抜ける回数が変わる

期間ごとの抜けた回数
期間(チャネルを作る本数)を10・20・55・100本に変えて、終値がチャネルを抜けた回数を数えました。上限線を上回った足と、下限線を下回った足を数え、上回ったまま続く間は最初の足だけを1回としています。各通貨の最初の350本は、チャネルを作る助走として除き、最後の20本は20本後を見られないので除きました。
1時間足で足1,000本あたりの抜けた回数は、10本が109.4回、20本が74.4回、55本が43.7回、100本が31.9回でした。4時間足は111.4回・78.8回・45.7回・32.9回、日足は115.2回・81.1回・46.3回・33.8回です。どの時間足でも、本数が長いほど、抜ける回数は減りました。20本の1時間足の合計は24,924回で、上抜けが13,359回、下抜けが11,565回です。
時間足ごとのチャネルの幅

20本のチャネルの幅(上限線と下限線の差)は、時間足が長いほど広くなりました。中央値は、USD/JPYで1時間足が76 pips、4時間足が156 pips、日足が394 pipsです。EUR/USDは62 pips、125 pips、307 pips、GBP/USDは84 pips、170 pips、420 pips、EUR/JPYは87 pips、176 pips、456 pips、AUD/JPYは72 pips、146 pips、364 pipsでした。
本数を長くすると抜ける回数が減り、時間足を長くすると幅が広がります。損切り幅を決めるときや、1回の抜けの大きさを考えるときは、この幅の目安が役に立ちます。どの本数が向いているかは、次の節の測定で見ます。
アドバイス20本の1時間足だと、1,000本に約74回抜けたよ。本数を増やすと回数は減るんだね。
ドンチャンチャネルの実測|抜けたあとに同じ向きへ進んだ割合

抜けたあとの数え方とランダムの範囲
抜けた足の終値から10本後の終値が、上抜けなら抜けた足の終値より上、下抜けなら下にあったとき、「同じ向きだった」と数えました。抜けた足1回を1件としています。1時間足の10本後は10時間後、日足の10本後は約2週間後(週末をはさむので10営業日ほど)にあたります。
比べる相手には、全ての足から同じ数の足を、上抜けと下抜けの内訳をそろえて選んだときの割合を中心に、二項分布の正規近似で計算した90%の範囲(ランダムの範囲)を使いました。5通貨を合わせて計算しています。ただし、この範囲は足が1本ずつ独立に選ばれると仮定した計算です。近い時間の抜けは動きが重なるため、実際の範囲はこれより広くなります。
1時間足の10本後は、同じ向きだった割合が10本のチャネルで48.9%(範囲49.6〜50.5%・36,666回)、20本で49.1%(49.6〜50.6%・24,924回)、55本で48.4%(49.5〜50.9%・14,629回)、100本で48.5%(49.4〜51.0%・10,695回)でした。4つとも、割合が範囲の下側にあり、50%には届きませんでした。範囲の下限との差は、0.5〜1.1ポイントです。
4時間足・日足で抜けたあと

4時間足は、日本時間の9時・13時・17時・21時・1時・5時の区切りで、1時間足をまとめた足です。日足は、世界標準時の21時を区切りにして1時間足から作り、金曜の終わりの短い足は前の日に足しました。どちらも、週末をまたいで本数を数えています。
4時間足の10本後は、10本のチャネルが50.2%(範囲49.4〜51.1%・9,498回)、20本が49.4%(49.3〜51.3%・6,714回)、55本が48.7%(49.1〜51.8%・3,898回)、100本が48.5%(49.0〜52.1%・2,806回)です。10本と20本は範囲に入り、55本と100本は範囲の下側でした。日足は、10本が48.1%(48.6〜53.0%・1,408回)、20本が46.5%(48.4〜53.6%・992回)、55本が44.3%(48.2〜55.1%・566回)、100本が41.4%(47.9〜56.0%・413回)で、4つとも範囲の下側にありました。
日足は回数が少なく、範囲が広いので、差の大きさは1時間足より読み取りにくくなります。それでも、本数が長いほど割合が下がる並びでした。同じ向きだった割合が50%を上回ったのは、4時間足の10本の50.2%だけで、この割合も範囲に入っています。
何本後で見るかによる違い

20本のチャネルで、見る時点を5本後・10本後・20本後に変えました。1時間足は、48.8%(範囲49.5〜50.6%)、49.1%(49.6〜50.6%)、50.1%(49.7〜50.7%)で、20本後だけが範囲に入りました。4時間足は、50.3%(49.3〜51.3%)、49.4%(49.3〜51.3%)、48.8%(49.4〜51.4%)で、20本後だけが範囲の下側です。日足は、47.7%(48.1〜53.4%)、46.5%(48.4〜53.6%)、47.9%(48.5〜53.7%)で、3つとも下側でした。
見る時点を変えても、同じ向きだった割合が、50%を範囲ごと上回ることはありませんでした。9通りのうち、範囲の下側が6通り、範囲内が3通りです。
通貨ペアごとの結果

1時間足・20本のチャネルを、通貨ペアごとに分けました。USD/JPYは50.5%(範囲49.1〜51.4%・5,046回)、AUD/JPYは50.1%(49.1〜51.4%・5,086回)で、どちらも範囲に入りました。EUR/JPYは48.9%(49.0〜51.4%・4,963回)で、範囲の下限のすぐ下です。EUR/USDは48.0%(48.7〜51.1%・4,878回)、GBP/USDは47.9%(48.8〜51.1%・4,951回)で、範囲の下側でした。
表の中央値は、抜けた足の終値から10本後の終値までの動きの中央値で、抜けた向きに進んだ動きを+としています。USD/JPYが+0.4 pips、AUD/JPYが+0.1 pips、EUR/JPYが−0.8 pips、EUR/USDが−1.3 pips、GBP/USDが−2.0 pipsでした。どれも、1時間足の20本のチャネルの幅(中央値で62〜87 pips)に比べると小さい値です。5通貨の回数の合計は24,924回で、前の節の20本の回数と同じです。
アドバイス20本のチャネルを抜けた10本後に同じ向きだった割合は、1時間足で49.1%、範囲は49.6〜50.6%だったよ。50%を上回るとは言えなかったね。
ドンチャンチャネルの幅と時間帯|抜ける前の条件で分ける

チャネルの幅で分けたとき
チャネルの幅が狭いとレンジ、広いとトレンドと言われることがあります。そこで、1時間足・20本のチャネルを抜けたときの幅で、抜けた回数を3つに分けました。幅は、抜けた足の1本前までの上限線と下限線の差です。その前の250本の幅と比べた順位で、小さい方から25%までを狭い、25〜75%をふつう、75%以上を広いとしました。各通貨の最初の250本分は、順位を出せないので除いています。
10本後に同じ向きだった割合は、狭いが50.5%(範囲49.3〜51.0%・9,619回)、ふつうが48.7%(49.3〜50.9%・10,655回)、広いが47.0%(48.8〜51.2%・4,650回)でした。3つの回数の合計は24,924回で、全体の割合は49.1%です。狭いは範囲に入り、ふつうと広いは範囲の下側でした。幅が広いほど、同じ向きだった割合は低くなる並びです。
この割合から、幅が狭いチャネルを抜けた方が、同じ向きに進みやすいとは言えません。幅が狭い場合の50.5%も、範囲に入っているだけで、50%を上回るとは言えない結果です。幅が広いチャネルでは、抜けたあとに同じ向きだった割合が50%を下回る側に寄りました。
時間帯ごとの抜けた回数

1時間足・20本のチャネルを抜けた回数を、足が始まる日本時間の時刻で分けました。1,000本あたりの回数は、日本時間の6時台が27.9回で最も少なく、5時台が30.8回、7時台が36.7回でした。最も多いのは21時台の136.5回で、22時台が128.8回、23時台が127.8回です。全体の平均は74.4回なので、21時台は6時台の約4.9倍です。
時刻別の足の数は、約13,860〜13,995本でほぼ同じです。時刻による回数の差は、足の数の違いではありません。ただし、なぜこの時刻に多いのかは、この測定では分けていないので書けません。日本時間には夏時間がないため、欧米の夏時間の期間は、同じ市場の動きが日本時間で1時間早く出ます。
アドバイス幅が広いと47.0%、狭いと50.5%だったよ。狭い方が高く見えるけれど、50.5%も範囲の中なんだ。
ドンチャンチャネルの設定方法|MT4・MT5への入れ方

MT4の入れ方
- ダウンロードしたZIPを展開し、MT4フォルダの中の
Donchian_systre.ex4を取り出します。 - MT4の「ファイル」から「データフォルダを開く」を選び、「MQL4」の中の「Indicators」に、ex4ファイルを置きます。
- ナビゲーターの「インディケータ」を右クリックして「更新」を選ぶか、MT4を再起動します。
- 「挿入」から「インディケータ」「カスタム」を選び、Donchian_systreをチャートに出します。
MT5の入れ方
MT5も手順は同じで、違うのは取り出すファイルと置くフォルダだけです。ZIPのMT5フォルダの中の Donchian_systre.ex5 を取り出し、「ファイル」の「データフォルダを開く」から「MQL5」の中の「Indicators」に置きます。そのあと、ナビゲーターで更新し、「挿入」「インディケータ」「カスタム」から表示します。
表示した画面とダウンロード

ZIPには、MT4用のex4ファイルとMT5用のex5ファイルが、それぞれのフォルダに入っています。ex4はMT4用、ex5はMT5用なので、入れる先を間違えないでください。表示したら、入力画面で期間などの設定を確かめてから使います。このインジケーターは、シストレ.COMの登録口座で使えます。認証が行われていない口座では使えません。
無料配布のサンプルです。商用利用・再配布はできません。
アドバイスファイルの置き場所は、MT4がMQL4、MT5がMQL5のIndicatorsだよ。置いたあとは、更新を忘れないでね。
ドンチャンチャネルを使った戦略|タートルズの手法とEAへの応用

ブレイクアウトの考え方とタートルズ
ドンチャンチャネルを使った代表的な戦略は、ブレイクアウトです。高値を更新したら買い、安値を更新したら売る順張りで、タートルズと呼ばれるトレーダー集団の手法としても知られます。紹介されている日数は2つで、方式1は入りが20日・出が10日、方式2は入りが55日・出が20日です。入りは過去の高値(売りは安値)を抜けた時、出は反対側の10日または20日の安値(売りは高値)を抜けた時です。
表の右の列は、日足で20日・55日のチャネルを抜けた回数です。5通貨の日足を2016年1月から2026年10月まで(約10.8年)数えると、20日のチャネルは1通貨あたり年に約18回、55日のチャネルは年に約10回でした。方式1に比べて方式2は、入る機会が少ない手法だとわかります。ここで数えたのは抜けた回数で、タートルズの売買ルールそのものを再現した結果ではなく、損益も測っていません。
ドンチャンチャネルのEAへの応用
ドンチャンチャネルの抜けは、「確定した足の終値が、1本前までのN本の高値の最大を上回ったか」という条件で書けるので、EAにしやすい指標です。EAにするときに決める項目は、次の4つです。
- 期間(チャネルを作る本数)と時間足。
- 抜けの判定。終値で判定するか、高値・安値がふれた時点で判定するか。
- 決済の条件。反対側の線を抜けた時、中央線を抜けた時、など。
- 損切りの幅とロット。チャネルの幅は時間足で大きく変わります。
この記事で測ったのは、終値で判定した抜けと、その10本後の向きだけです。決済の条件や損切りの幅を入れた損益は測っていないので、EAにするときは、自分のデータで確かめてから使ってください。
アドバイス日足で20日のチャネルを抜けたのは、1通貨あたり年に約18回だったよ。55日だと約10回なんだ。
ドンチャンチャネルの注意点|年ごとの差と測っていないこと

年ごとに結果が変わる
1時間足・20本のチャネルを、世界標準時の年ごとに分けると、10本後に同じ向きだった割合は47.4〜50.6%の間でした。2016年が50.4%、2017年が49.3%、2018年が47.4%、2019年が47.8%、2020年が48.6%、2021年が48.4%、2022年が49.1%、2023年が50.6%、2024年が49.8%、2025年が50.5%、2026年(10月27日まで)が47.8%です。
11年のうち、割合がランダムの範囲の下側にあったのは、2018年・2019年・2021年・2026年の4年で、上側にあった年はありません。年ごとの回数は、2026年の1,813回から2021年の2,415回で、合計は24,924回です。通年の49.1%も、年によって上下するので、どの期間で測るかによって、見える結果が変わります。
測っていないこと
この記事で測ったのは、抜けた足の終値から数本後の終値が、抜けた向きと同じ向きだった割合と、抜けた回数です。売買の損益、スプレッド、損切りや利確の幅、勝率、ほかの指標との組み合わせは測っていません。実際の売買では、スプレッドや約定のずれがかかります。また、ここでの足は週末の窓(金曜の終わりから月曜の始まりまでの価格差)をまたいで数えており、窓をまたぐ抜けも1回と数えています。
測った範囲では、終値がチャネルを抜けたあとに、同じ向きへ進んだ割合は、1時間足でも4時間足でも日足でも、50%を範囲ごと上回りませんでした。レンジが続く相場では、抜けたあとに戻る動きも数に入ります。サポートラインやレジスタンスラインとの組み合わせはサポートラインの記事で扱っています。
アドバイス年ごとに見ると、47.4〜50.6%の間で変わったよ。測ったのは向きだけで、損益は測っていないんだ。
要点
・ドンチャンチャネルは、直前N本の高値の最大を上限線、安値の最小を下限線、その平均を中央線にしたチャネル。この記事では現在の足を含めずに数えた
・5通貨の1時間足335,063本で、20本のチャネルを抜けた回数は1,000本あたり74.4回。本数を長くすると回数は減り、時間足を長くすると幅は広がる
・20本のチャネルを抜けた10本後に同じ向きだった割合は、1時間足で49.1%(範囲49.6〜50.6%)、4時間足で49.4%(49.3〜51.3%)、日足で46.5%(48.4〜53.6%)
・幅が広いチャネルを抜けたときは47.0%(範囲48.8〜51.2%)、狭いときは50.5%(49.3〜51.0%)。年ごとでは47.4〜50.6%
・測っていないのは、売買の損益、スプレッド、損切りの幅、ほかの指標との組み合わせ
ドンチャンチャネルのよくある質問
ドンチャンチャネルとは何ですか?
直前の高値と安値で作るチャネルです。上限線が高値の最大、下限線が安値の最小で、終値が線を抜けるかどうかを見ます。
期間はいくつにすればよいですか?
おすすめは測っていません。10・20・55・100本を測ると、1時間足の10本後に同じ向きだった割合は、どの本数も48.4〜49.1%でした。本数を長くすると、抜ける回数は減ります。
上限線を抜けたら、買ってよいですか?
損益は測っていません。抜けたあとに同じ向きだった割合は、1時間足の20本で49.1%で、ランダムの範囲(49.6〜50.6%)の下でした。
チャネルが狭いときの方が、抜けたあとに進みやすいですか?
そうとは言えませんでした。狭いと50.5%、広いと47.0%でしたが、狭い場合もランダムの範囲に入っているだけです。
MT4とMT5のどちらでも使えますか?
どちらでも使えます。ZIPに、MT4用のex4とMT5用のex5が入っています。
現在の足も、高値・安値の数に入れますか?
この記事では入れていません。入れると終値は上限線を超えられなくなるので、1本前までのN本で線を作りました。
ドンチャンチャネルのまとめ
ドンチャンチャネルは、直前N本の高値の最大と安値の最小で作るチャネルです。Dukascopy のティックから作った5通貨の足(2016年1月〜2026年10月)で測ると、20本のチャネルを抜けた回数は、1時間足で1,000本あたり74.4回でした。本数を長くすると回数は減り、時間足を長くするとチャネルの幅は広がります。
抜けた10本後に同じ向きだった割合は、20本のチャネルで、1時間足が49.1%(範囲49.6〜50.6%)、4時間足が49.4%(49.3〜51.3%)、日足が46.5%(48.4〜53.6%)で、50%を範囲ごと上回ることはありませんでした。幅の狭いチャネルを抜けた方が進みやすいとも言えず、年ごとの割合は47.4〜50.6%の間で変わりました。測っていない売買の損益やスプレッドは、自分のデータで確かめてから使ってください。チャネル系の指標はボリンジャーバンドの記事、RSIとの違いはRSIの記事にまとめています。
この記事はFXの手法の情報提供で、特定の取引をすすめるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を超える損失が出ることもあります。取引は自己責任で、リスク管理を自分で決めて行ってください。
⚠ リスクに関する注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。













