サポートラインとレジスタンスラインの引き方|FXチャート分析の基本

サポートライン(支持線)は、価格が下げ止まりやすいと考えて引く線です。レジスタンスライン(抵抗線)は、上げ止まりやすいと考えて引く線です。引き方の基本は、高値の山と安値の谷を見つけて、同じ価格帯に複数並ぶ所を水準にし、線でなく帯として見ることです。この記事では、Dukascopy のティックから作った1時間足で、USD/JPY・EUR/USD・GBP/USDの10年分(2016年1月〜2025年12月)を調べ、過去に止まった水準へ近づいたあとの跳ね返りの割合を、同じ距離に置いた無作為の水準と比べました。跳ね返りは、過去に止まった水準が44.9%、無作為の水準が47.2%で、過去に止まった水準のほうが跳ね返りやすい結果にはなりませんでした。

目次

サポートラインとレジスタンスラインとは|役割と山・谷の見つけ方

ドル円の1時間足に、3つの山の高値から引いた水準と、その後に価格が跳ね返った例を重ねたチャート
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY、2023年11月22日〜27日)。

図は、2023年11月22日〜27日のUSD/JPYです。上げ止まった3つの山の高値が、149.71円の近くに並んでいます。11月27日0時(UTC)の足は、高値が帯の下端(149.67円)に届き、帯を越えないまま終わりました。次の足で安値が149.05円まで下がり、水準より4U以上下になりました。1Uは、確定した足のATR(14)で、この例では約0.15円です。この図は、条件に合う4件のうち、近づいた足の高値が帯を越えなかった1件を選んだもので、典型的な1件ではありません。

サポートラインとレジスタンスラインの違い

サポートラインは、価格の下にある水準で、下げが止まることを期待して見る線です。レジスタンスラインは、価格の上にある水準で、上げが止まることを期待して見る線です。ドル円が130円付近で何度も上げ止まったなら、その水準はレジスタンスです。同じ水準を価格が上に抜けると、今度は下から支える線(サポート)として見られます。この入れ替わりを、サポレジ転換と呼びます。

山と谷の見つけ方

水準の元になるのは、山と谷です。山は、高値が前の5本より高く、後の5本以下の足です。谷は、その逆で、安値が前の5本より低く、後の5本以上の足です。山と谷は、5本後に確定します。1時間足なら、確定は5時間後で、その足を見た時点では、まだ山かどうかわかりません。この記事の測定は、確定したあとの足だけを使っています。

アドバイス

サポートは下で支える線、レジスタンスは上で抑える線だよ。山や谷は、5本後に確定するよ。

サポートライン・レジスタンスラインの引き方|水平の水準とトレンドライン

ユーロドルの1時間足に、谷を結んだ上向きの線と平行線を引いたチャネルの例
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(EUR/USD、2022年12月21日〜28日)。

図は、2022年12月のEUR/USDで、谷を結んだ上向きの線(下の線)と、それに平行な線(上の線)を引いた例です。下の線は、12月23日1時と27日14時(UTC)の谷の安値を結んだ線で、間の12月23日14時の谷も、線の近くにあります。上の線は、2つの谷の間の最高値を通しています。条件に合う区間を探して選んだ例で、この線が将来も効くかどうかは、測っていません。

水平のラインの引き方(手順)

  1. 時間足を1つに決めます(この記事の測定は1時間足です)。
  2. 山(サポートなら谷)を探します。高値が前の5本より高い足です。
  3. 山の高値を、水準の候補にします。同じ価格帯に、ほかの山の高値が並んでいれば、止まった回数が増えます。
  4. 水準を、線でなく帯として見ます。測定では、水準の上下0.25Uを帯にしました。

Uは、確定した足のATR(14)で、直近14本の平均的な値幅です。ATRの見方は、ボラティリティの記事とATRの記事にあります。帯の幅は、0.25Uだけで測っていて、ほかの幅は比べていません。

トレンドラインとチャネルの引き方

上昇トレンドでは、谷の安値を結んだ線を、下から支える線として引きます。下降トレンドでは、山の高値を結んだ線を、上から抑える線として引きます。2点で線は引けますが、3点目が線の近くにあるかどうかで、その線が意識されているかを確かめます。その線に平行な線を反対側に引くと、チャネルになります。2本の線が先へ行くほど開く形は、メガホンパターンの記事で扱っています。トレンドラインの使い方はトレンドライン戦略の記事、チャネルはチャネルラインの記事で解説しています。

アドバイス

線は点でなく帯で見ます。この記事の測定も、水準の上下0.25Uを帯にしています。

サポートライン・レジスタンスラインの実測|過去に止まった水準は跳ね返りやすいか

実測で数えた、山・水準・1U・止まった回数・近づく・跳ね返り・抜け・無作為の水準の定義を並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

「過去に何度も止まった水準は、また止まりやすい」と言われます。この説を、10年分の1時間足で確かめました。表は、数えたものの定義です。以下、この表の語を使います。

測り方

データは、Dukascopy のティックから作った1時間足(bid)です。通貨はUSD/JPY・EUR/USD・GBP/USDで、期間は2016年1月〜2025年12月です。山の高値(谷の安値)を水準にして、次の順に数えました。

  1. 山が確定した足の終値が、水準より0.75U以上下にある山だけを対象にします(谷は上下を逆にします)。
  2. 確定の次の足から480本以内に、高値が水準−0.25Uに初めて届き、その足の始値が水準より下だった場合を「近づいた」とします。
  3. 近づいた足から24本以内に、安値が水準−1.25U以下になれば「跳ね返り」、終値が水準+0.25U以上になれば「抜け」です。先に起きたほうで数えます。跳ね返りは、近づいた足の次の足から数えます。
  4. 止まった回数は、水準の上下0.25U以内に高値が付いた山の数を、過去720本まで数えます。その山自身を含むので、1回は「過去に止まった山がない」水準です。

1件は、山1つ(水準1つ)です。条件に合う山は19,409件で、そのうち480本以内に近づいたのが17,424件でした。近づかなかったのは1,894件、近づいた足の始値がすでに水準より上だったのが91件で、この2つは除きました。

比べる相手は、無作為の水準です。同じ通貨・同じ上下の無作為な足を選び、その確定足の終値から、本物と同じ距離(水準と終値の差のATR倍)に水準を置きました。本物1件につき10個で、近づいた175,297件を数えています。無作為の水準にも、止まった回数を数えました。本物は山自身を1回と数えるので、無作為は基準にした足を1回と数え、同じ定義にそろえています。乱数の種は20261028で固定しています。跳ね返りは水準から1.25U下、抜けは水準の0.25U上までと、距離が違います。そのため、割合そのものでなく、本物と無作為の差を見ます。

全体の結果|本物と無作為の水準

本物の水準と無作為の水準で、跳ね返りと抜けの割合を比べた横棒グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

近づいた17,424件の本物の水準は、跳ね返りが44.9%(7,828件)、抜けが55.0%(9,591件)でした。どちらでもないのは5件です。無作為の水準175,297件は、跳ね返りが47.2%、抜けが52.7%でした。本物の跳ね返りは、無作為より2.3ポイント低い結果です。

件数は多いですが、近い時期の水準は結果が重なるため、この差の偶然の幅は、件数だけで計算した値より大きくなります。そのため、「本物のほうが跳ね返りにくい」とは言わず、「無作為より跳ね返りやすいとは言えない」と読みます。

止まった回数ごとの結果

止まった回数1回・2回・3回以上ごとの跳ね返り割合を、本物と無作為の水準で比べた点グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

止まった回数で分けると、本物の跳ね返りは、1回(8,591件)が46.2%、2回(4,924件)が44.1%、3回以上(3,909件)が43.2%でした。無作為の水準は、同じ分け方(1回89,293件、2回48,427件、3回以上37,577件)で48.0%、46.7%、46.1%です。差は、1回が−1.8ポイント、2回が−2.6ポイント、3回以上が−2.9ポイントでした。止まった回数が多いほど跳ね返りが増える形は見えず、回数が増えるほど、本物が無作為を下回る幅は少し広がりました。

直近の2つの山の間隔ごとの結果

直近2つの山の間隔が3日未満・3〜10日・10日以上ごとに、跳ね返り割合を本物と無作為で比べた点グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

止まった回数が2回以上の水準(8,833件)だけを、直近の2つの山の間隔で分けました。本物の跳ね返りは、3日未満(3,722件)が42.4%、3〜10日(2,495件)が43.1%、10日以上(2,616件)が46.1%です。無作為の水準(同じ条件で合計86,004件)は、45.4%、47.5%、46.8%でした。差は、3日未満が−3.0ポイント、3〜10日が−4.4ポイント、10日以上が−0.7ポイントで、3つとも本物が下回りました。間隔が10日以上空いた水準は差が小さい形ですが、区分ごとの件数は2,500件前後で、偶然の幅も含まれます。

年ごとの結果

2016年から2025年まで年ごとの跳ね返り割合を、本物と無作為の水準で比べた点グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

山が確定した年で分けると、本物の跳ね返りは、年によって42.3%(2018年)から47.5%(2025年)まで動きました。年ごとの件数は1,597〜1,838件です。10年のうち9年は、本物が無作為より低く、2025年はほぼ同じ(47.5%と47.4%)でした。差が最も大きかったのは2022年の−4.6ポイントで、2025年を除くと最も小さいのは2023年の−0.3ポイントです。

この測定でわからないこと

  • 手で引いた線の成績です。ここでの水準は、山と谷のルールで機械的に選びました。
  • 1時間足以外の時間足です。
  • 3通貨以外の通貨や、金などです。
  • 跳ね返りで売買した場合の損益です。スプレッドと手数料も入れていません。
  • 出来高、RSI、ローソク足の形を条件に足した場合です。
アドバイス

過去に止まった水準は、跳ね返りが44.9%、無作為の水準は47.2%だったよ。止まった実績だけでは、跳ね返りやすいとは言えなかったね。

サポートライン・レジスタンスラインのブレイクとサポレジ転換|抜けたあとの戻り

ドル円で水準を抜けたあと、水準まで戻って保たれた1回の例を示した1時間足チャート
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY、2021年6月25日〜7月1日)。

図は、2021年6月25日〜7月1日のUSD/JPYです。110.98円の水準を、2回の山が止めたあと、6月30日15時(UTC)の足が終値で抜けました。次の16時の足で水準まで戻り、17時の足で高値が水準+1.25Uに届いています。この図は、保たれた例から1件を選んだもので、割り込まれた例もあります。件数は、このあとの図で示します。

ブレイク(抜け)の割合とダマシ

この記事で「抜け」は、近づいた足から24本以内に、終値が水準+0.25U以上になることです。ヒゲだけで水準を超えた足は、抜けに数えていません。抜けは、本物の水準で55.0%(9,591件)、無作為の水準で52.7%でした。抜けたあと、水準まで戻る動きがなかったのは1,098件(11.4%)、48本以内に戻りがあったのは8,493件(88.6%)です。無作為の水準では、戻りがあったのは89.5%でした。

戻りがあった8,493件のうち、5件を除く8,488件は、戻りから24本以内に結果が出ました。高値が水準+1.25U以上になった「保たれた」が4,027件、終値が水準−0.25U以下になった「割り込み」が4,461件です。抜けたのに、戻って逆側の終値を付けた割合は、52.6%でした。ダマシの定義はいくつもあり、これはその1つです。ダマシの見分け方は、ダマシの記事、ブレイクの考え方はブレイクアウトの記事で扱っています。

サポレジ転換の実測|保たれた割合

抜けた水準への戻りで保たれた割合を、止まった回数ごとに本物と無作為で比べた点グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

サポレジ転換は、抜けた水準が、戻りのときに逆の役割を果たすことです。保たれた割合は、保たれた÷(保たれた+割り込み)で出しました。本物の水準は47.4%(8,488件)、無作為の水準は48.1%でした。止まった回数で分けると、本物は、1回(4,121件)が47.5%、2回(2,446件)が47.2%、3回以上(1,921件)が47.6%です。無作為の水準は、48.1%、47.4%、49.0%でした。止まった回数が多い水準ほど、戻りで保たれやすい形は、見えませんでした。サポレジ転換の考え方は、ロールリバーサルの記事で解説しています。

アドバイス

抜けて戻ってきた8,488件のうち、保たれたのは47.4%、割り込みは52.6%だったよ。

サポートライン・レジスタンスラインと移動平均線・ローソク足の組み合わせ

200本移動平均線との位置ごとに、跳ね返り割合を本物と無作為の水準で比べた点グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

水準と移動平均線が重なると反応が強いと言われます。これを、1時間足の終値の200本単純移動平均で確かめました。近づく直前の足の移動平均が、水準から0.5U以内にあれば「近い」、それより離れていれば「遠い」です。

移動平均線との位置ごとの結果

本物の跳ね返りは、近い(1,145件)が45.7%、遠い(16,279件)が44.9%でした。無作為の水準は、46.2%と47.3%です。差は、近いが−0.5ポイント、遠いが−2.4ポイントでした。近い場合の差は小さい値ですが、件数が1,145件と少なく、偶然の幅は遠い場合より大きくなります。

近づく直前の終値の位置でも分けました。レジスタンスなら移動平均の下、サポートなら上にあった場合を「反対側」、その逆を「同じ側」とします。本物の跳ね返りは、反対側(6,622件)が45.4%、同じ側(10,802件)が44.6%で、無作為は48.4%と46.5%でした。どの分け方でも、本物は無作為を下回りました。移動平均の傾きや、複数の移動平均の組み合わせは、測っていません。移動平均線の使い方は、移動平均線の記事にあります。

ローソク足の形との組み合わせ

ピンバーや包み足が水準で出たときの跳ね返りは、この記事では測っていません。形の解説は、ピンバーの記事と包み足の記事で扱っています。形を足す場合も、水準単体で測った上の結果が、比べる基準になります。

アドバイス

移動平均線が水準の近くにあったときの差は−0.5ポイントだったよ。ただ、件数が1,145件と少ないから、断定はできないね。

サポートライン・レジスタンスラインの使い分けと注意点|通貨・上下別の結果

通貨とサポート・レジスタンス別に、跳ね返り割合の本物・無作為・差を並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った1時間足(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD、2016年1月〜2025年12月)。

通貨と、上の水準(レジスタンス)・下の水準(サポート)で分けた結果です。本物の跳ね返りは、USD/JPYが43.2%(5,878件)、EUR/USDが45.8%(5,823件)、GBP/USDが45.8%(5,723件)でした。無作為との差は、−3.3、−1.8、−1.8ポイントです。上の水準は44.8%(8,675件)、下の水準は45.0%(8,749件)で、差は−1.7ポイントと−2.9ポイントでした。どの区分でも、本物は無作為を下回りました。

通貨と上下の違い

USD/JPYは、ほかの2通貨より差が大きい結果でした。上の水準と下の水準では、下の水準のほうが差が大きい結果です。ただし、どちらも区分間の差が1〜2ポイント程度で、偶然の幅と区別できるかは、この測定では確かめていません。

使うときの注意点

  • 水準は、止まった実績があっても、そこで跳ね返るとは限りません。本物の水準では55.0%が、24本以内に抜けました。
  • この記事の結果は、機械的に選んだ水準を、1時間足で測ったものです。自分の使う線や時間足で、同じように数えて確かめます。
  • 跳ね返りと抜けは、数える距離が違います。割合そのものでなく、比べる相手(無作為の水準)との差を見ます。
  • 線の引き方の違いで、結果は変わりえます。この記事の数字は、山の5本ルール、帯0.25U、24本の条件で出した値です。
アドバイス

USD/JPYは本物43.2%、無作為46.5%だったよ。通貨や上下で差の大きさは違ったけど、どの区分も本物が低かったね。

要点
・サポートは下で支える線、レジスタンスは上で抑える線。山と谷は、前後5本との比較で見つけ、5本後に確定する
・水準は、線でなく帯として見る(この記事の測定は水準±0.25U)
・近づいた本物の水準17,424件で、跳ね返りは44.9%、抜けは55.0%。無作為の水準は、跳ね返りが47.2%で、差は−2.3ポイント
・止まった回数が1回・2回・3回以上で、本物の跳ね返りは46.2%・44.1%・43.2%。回数が多いほど跳ね返る形は見えなかった
・抜けて戻ってきた8,488件のうち、保たれたのは47.4%(無作為は48.1%)
・測っていないのは、1時間足以外、3通貨以外、ローソク足の形、売買の損益

サポートラインとレジスタンスラインのよくある質問

サポートラインとレジスタンスラインの違いは何ですか?

サポートは価格の下にある水準、レジスタンスは上にある水準です。下げ止まりを期待して見るのがサポート、上げ止まりを期待して見るのがレジスタンスです。

ラインはどの時間足で引くのがよいですか?

時間足ごとの違いは、測っていません。この記事の測定は、1時間足だけです。使う時間足を1つに決めて、同じ数え方で確かめる方法が、ここから言えることです。

何回止まった線が有効ですか?

回数が多いほど跳ね返る形は、見えませんでした。本物の跳ね返りは、止まった回数1回が46.2%、3回以上が43.2%で、3回以上のほうが低い値でした。無作為の水準との差は、−1.8、−2.6、−2.9ポイントでした。

ダマシは避けられますか?

避ける方法は、測っていません。終値で抜けたあと、水準まで戻って逆側の終値を付けたのは、戻りがあった水準の52.6%でした。戻りの確認や損切りの置き方は、別に確かめる必要があります。

サポレジ転換は、本当に起きますか?

起きた例はありますが、無作為の水準と比べて多い形は見えませんでした。抜けた水準への戻りで保たれたのは、本物が47.4%、無作為が48.1%でした。

移動平均線と組み合わせると、水準の精度は上がりますか?

精度が上がるとは、言えませんでした。無作為の水準との差は、200本移動平均が水準の0.5U以内にあった場合が−0.5ポイント、離れていた場合が−2.4ポイントでした。近い場合は1,145件と少なく、断定はできません。

サポートラインとレジスタンスラインのまとめ

サポートラインは下げ止まりを、レジスタンスラインは上げ止まりを期待して引く線です。山や谷の高値・安値を水準にして、帯として見ます。Dukascopy のティックから作った1時間足の10年分で、近づいた水準の跳ね返りを数えると、過去に止まった水準が44.9%、同じ距離に置いた無作為の水準が47.2%でした。止まった回数が多い水準ほど跳ね返る形も、抜けたあとの戻りで保たれやすい形も、見えませんでした。測っていないのは、1時間足以外、3通貨以外、ローソク足の形、売買の損益です。

ラインの使い方は、ライントレードの記事、チャート分析全体の見取り図はテクニカル分析の記事にあります。

この記事はFXの取引手法の情報提供で、特定の投資を勧めるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を割り込むことがあります。取引は自己責任で、リスク管理をしたうえで行ってください。

⚠ リスクに関する注意事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

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この記事を書いた人

シストレ.COM編集部は、FX自動売買(EA)とテクニカル分析を専門とするインターネットメディア「シストレ.COM」の編集チームです。200本以上のEAのフォワードテスト結果を公開し、実際の運用データに基づいた客観的な情報を発信しています。記事の執筆・監修はMetaTrader(MT4/MT5)での実運用経験を持つスタッフが担当。

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