
MT5を最新バージョンにアップデートしたいけど、やり方がわからない…という方も多いのではないでしょうか?
MetaTrader 5(MT5)は定期的にアップデートが配信されており、最新版を使用することでセキュリティの強化や新機能の追加、取引の安定性向上といった恩恵を受けられます。特にBuild 3800以降では処理速度の改善やEAの互換性が向上しており、自動売買ユーザーにとっては見逃せないアップデート内容となっています。
この記事では、MT5のバージョン確認方法から最新版へのアップデート手順、EA・インジケーターのバックアップ方法、トラブル対処法までを実践的に解説します。
MT5の現在のバージョンを確認する方法
アップデート前に現在のバージョン番号とBuild番号を確認しましょう。最新版でない場合は、セキュリティリスク軽減のためアップデートが推奨されます。
MT5のバージョン確認は3ステップ・約30秒で完了します。確認できる情報は以下の通りです。
- バージョン番号(例:5.00.XXXX)
- Build番号(例:Build 3850)
- リリース日
- ライセンス情報

MT5を起動し、画面上部のメニューバーから「ヘルプ」をクリックします。ショートカットキー「F1」でもヘルプメニューにアクセスできます。

ドロップダウンメニューから「バージョン情報」をクリックします。

ポップアップウィンドウに現在のバージョン番号とBuild番号が表示されます。2024年12月時点での最新Build番号は3850以降です。利用中のブローカーの公式サイトで最新バージョンを確認し、Build番号が100以上古い場合は優先的にアップデートを行いましょう。
MT5を最新版にアップデートする手順(Windows版)
MT5のアップデートは、ブローカーの公式サイトから最新のインストーラー(.exeファイル)をダウンロードし、既存フォルダに上書きインストールするだけで完了します。所要時間は約5〜10分です。
- カスタムインジケーターやEAのデータをバックアップしておく
- 市場が閉じている時間帯(土日など)にアップデートを実行する(特に月曜早朝の窓開け前がベストタイミング)
- 重要なポジションを保有していない状態で作業する
準備ができたら、以下の手順でアップデートを行います。
利用中のFXブローカーの公式サイトにアクセスし、MT5のインストーラー(.exeファイル、約10〜20MB)をダウンロードします。ダウンロード先はデスクトップやダウンロードフォルダなど、わかりやすい場所を選びましょう。
ダウンロードした.exeファイルを右クリック→「管理者として実行」します。既存のMT5がインストールされているフォルダ(デフォルトはC:Program Files[BrokerName] MetaTrader 5)に上書きインストールされ、口座情報・チャート設定・カスタムインジケーター・EAは基本的にそのまま引き継がれます。
インストール完了後、MT5を起動して「ヘルプ」→「バージョン情報」で最新版に更新されているか確認します。Build番号が以前より増えていればアップデート成功です。
各ブローカーのMT5ダウンロードページ
Mac版・スマホアプリのアップデート方法
Mac版MT5は、ブローカーの公式サイトから.dmgファイルをダウンロードし、既存のアプリケーションに上書きインストールします。手順はWindows版とほぼ同じです。
スマホアプリ版(iOS/Android)は、App StoreまたはGoogle Playストアから自動または手動でアップデートできます。
- iOS: App Store → アップデート → MetaTrader 5を更新
- Android: Google Playストア → マイアプリ&ゲーム → MetaTrader 5を更新
以下のボタンから、各FXブローカーの公式MT5ダウンロードページにアクセスできます。
| ブローカー名 | MT5対応 | 自動アップデート | 特徴 |
|---|---|---|---|
| XM(XMTrading) | ○ | ○ | 日本語サポート充実 |
| TitanFX | ○ | ○ | 低スプレッド |
| AXIORY | ○ | △ | 高速約定 |
| BigBoss | ○ | ○ | レバレッジ最大1111倍 |
| Exness | ○ | ○ | 無制限レバレッジ |
| HFM | ○ | ○ | ボーナス充実 |
すでにMT5をインストール済みの場合も、最新版を再ダウンロードして上書きインストールすればアップデートできますよ!
XM(XMTrading)
TitanFX
AXIORY
BigBoss
Exness
HFM
アップデート後に必ず確認すべき5つのポイント
アップデートが完了したら、以下のポイントを確認して問題がないかチェックしましょう。
- バージョン番号とBuild番号が最新に更新されているか(「ヘルプ」→「バージョン情報」で確認)
- カスタムインジケーターが正常に表示されるか(「ナビゲーター」→「インディケータ」で一覧確認)
- EA(エキスパートアドバイザー)が正常に動作するか(チャート右上にスマイルマーク表示を確認)
- チャート表示やヒストリカルデータに異常がないか
- 注文の発注・決済が問題なく行えるか(デモ口座でテスト注文を推奨)
特にEA(自動売買)を稼働している方は、アップデート後の動作確認が重要です。EAの設定やパラメータが正しく引き継がれているか、「全般」タブの「アルゴリズム取引を許可する」がチェックされているか確認しましょう。デモ口座で最低24時間テスト稼働してから本番環境に移行すると安心です。

アップデート時のトラブルと解決方法
アップデート中やアップデート後に問題が発生することもあります。よくあるトラブルと対処法を確認しておきましょう。
- インストールが途中で止まる → PCを再起動し、Windowsファイアウォールやセキュリティソフト(Norton、McAfee等)を一時的に無効化してから再実行
- EAが動作しなくなった → 「ツール」→「オプション」→「エキスパートアドバイザ」タブで「自動売買を許可する」と「DLLの使用を許可する」にチェックが入っているか確認。EAの互換性を開発元に確認し、必要に応じて最新版を入手する
- カスタムインジケーターが消えた → バックアップから「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL5」→「Indicators」フォルダに.ex5ファイルを再配置し、MT5を再起動する
- ログインできない → サーバー情報が変更されていないか確認し、ブローカーに問い合わせる
上記の方法で解決しない場合は、利用中のブローカーのサポートに問い合わせましょう。ライブチャットやメールで対応してもらえます。
MT5の完全アンインストールと再インストール
トラブルが解決しない場合は、MT5を完全アンインストールして再インストールする方法が有効です。
完全アンインストール手順:
- 「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」からMT5をアンインストール
- 「C:Program Files[BrokerName] MetaTrader 5」フォルダを手動で削除
- 「C:Users[ユーザー名]AppDataRoamingMetaQuotes」フォルダも削除(隠しファイル表示が必要)
- PCを再起動
- ブローカーの公式サイトから最新版をダウンロードして再インストール
※この方法では全設定がリセットされるため、事前に必ずバックアップを取ってください。
問い合わせの際は、エラーメッセージのスクリーンショットやMT5のバージョン番号を添えると、スムーズに対応してもらえますよ!
各ブローカーのサポートページ
- XM(XMTrading)の問い合わせ方法
- TitanFXの問い合わせ方法
- AXIORYの問い合わせ方法
- BigBossの問い合わせ方法
- Exnessの問い合わせ方法
- HFMの問い合わせ方法
- FXGTの問い合わせ方法
EA自動売買でMT5をさらに活用する
MT5を最新版にアップデートしたら、EA(自動売買)を活用してトレードを効率化してみませんか?
MT5は高度な自動売買機能を搭載しており、EAを使えば24時間自動でトレードを行うことができます。最新版のMT5ではEAの処理速度や安定性が向上しているため、自動売買をより快適に運用できます。
- 感情に左右されない規律あるトレードが可能
- 24時間チャンスを逃さずエントリー
- バックテストで戦略の有効性を事前に検証できる
- 複数のEAを同時稼働して分散運用も可能
シストレ.COMでは、プロが開発した高品質なEAを無料で利用できます。MT5をアップデートしたこの機会に、EA自動売買も始めてみてはおすすめです。


よくある質問
MT5のアップデート通知を受け取る方法
MT5のアップデート情報を見逃さないために、以下の方法で通知を受け取ることができます。
- MT5内の自動通知:「ツール」→「オプション」→「サーバー」タブで「ニュースを有効にする」をチェック
- ブローカーのメールマガジン:プラットフォームアップデート情報が配信される
- MetaQuotes公式サイト:https://www.metatrader5.com/ でリリースノートを確認
- MQL5コミュニティ:最新のBuild情報やバグレポートがフォーラムで共有される
- MT5のアップデートでデータは消えますか?
- 通常、上書きインストールでは既存の設定やデータは引き継がれます。ただし、万が一に備えてカスタムインジケーターやEA、チャートテンプレートなどのバックアップを取っておくことをおすすめします。
- MT5は自動でアップデートされますか?
- MT5には自動アップデート機能がありますが、ブローカーの設定によっては手動でのアップデートが必要な場合があります。定期的にバージョンを確認し、最新でない場合はブローカーの公式サイトからインストーラーをダウンロードしましょう。
- アップデート後にEAが動かなくなったらどうすれば?
- EAの互換性の問題が考えられます。まずEAの開発元に最新バージョンがないか確認してください。また、MT5の「自動売買」ボタンがオンになっているか、EAの「アルゴリズム取引を許可」設定が有効かも確認しましょう。
- MT4からMT5へのアップグレードは可能ですか?
- MT4とMT5は別のプラットフォームのため、直接のアップグレードはできません。MT5を新規にインストールし、ブローカーでMT5対応の口座を開設する必要があります。なお、MT4用のEAやインジケーターはMT5では使用できないため注意してください。
- 複数のブローカーのMT5を同時にアップデートできますか?
- 各ブローカーのMT5は別々にインストールされているため、それぞれ個別にアップデートが必要です。ブローカーごとに公式サイトからインストーラーをダウンロードし、順番にアップデートしてください。
まとめ
MT5のアップデートは、セキュリティの強化と取引環境の最適化に欠かせません。月1回はバージョンを確認し、最新版を維持しましょう。
重要ポイント
・バージョン確認は「ヘルプ」→「バージョン情報」から(ショートカット:F1)
・アップデート前に「MQL5」フォルダと「templates」フォルダをバックアップ
・市場が閉じている時間帯(土日、特に月曜早朝前)にアップデートを実行
・アップデート後はEAやインジケーターの動作確認を24時間テスト
・Build番号が100以上古い場合は優先的にアップデートを実施
・問題が発生した場合はブローカーのサポートにエラーメッセージのスクリーンショットを添えて連絡
⚠ リスクに関する注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。












