
MT4の期間区切り線の出し方|プロパティとCtrl+Y

チャートのプロパティを開く
MT4のメニューバーから「チャート」を選ぶと、一番下に「プロパティ」があります。F8キーでも同じ画面が開きます。開く前に、期間区切り線を出したいチャートをクリックして、選んだ状態にしておきます。
全般タブで期間区切り表示にチェックを入れる

- プロパティの画面で「全般」タブを開きます。
- 右側にある「期間区切り表示」にチェックを入れます。
- 下の「OK」を押すと、チャートに線が出ます。
同じ操作は、チャートをクリックしてCtrl+Yを押すだけでもできます。線を消すときは、チェックを外すか、もう一度Ctrl+Yを押します。設定はチャートごとなので、ほかのチャートにも出したいときは、そのチャートでも同じ操作をします。
チャートに線が出たところ

チャートの上に、縦の点線が等間隔で並びます。この線が期間区切り線で、図は1時間足なので、線から線までが1日です。
線を消したところ

チェックを外すか、Ctrl+Yをもう一度押すと、縦の点線は消え、ローソク足だけが残ります。足の形や本数は変わりません。
アドバイス出し方は、プロパティの全般タブでチェックを入れるか、Ctrl+Yです。消すときも同じ操作でできますよ。
MT4の期間区切りの間隔|時間足で1日から1年まで変わる

期間区切り線の間隔は、チャートの時間足で決まります。プロパティの全般タブには、間隔を選ぶ項目はありません。時間足を切り替えると、間隔も切り替わります。
| 時間足 | 線の間隔 |
|---|---|
| 1分足・5分足・15分足・30分足・1時間足 | 1日 |
| 4時間足 | 1週間 |
| 日足 | 1か月 |
| 週足・月足 | 1年 |
1時間足以下は1日ごと
上の図は、自分で用意したMT4に、Dukascopy のティックから作ったUSD/JPYの1時間足を表示したものです。線と線の間には、1時間足が24本入ります。1月6日(月)の0時の線から、7日・8日・9日・10日と、1日ごとに線が並びます。1月4日・5日の土日は足がないので、3日の線の次は6日の線です。

15分足に切り替えても、線は1日ごとです。図では、横軸の「18 Aug 00:00」と「19 Aug 00:00」に線があり、その間が1日分で、15分足なら96本です。MetaQuotesのヘルプでは、1分足から1時間足までが1日ごととされています。
4時間足は1週間ごと

4時間足にすると、線の間隔は1週間になります。図の線と線の間には、4時間足が30本あり、月〜金の5日×6本と同じ数です。1日ごとの線は出ないので、1週間の中で何時にどう動いたかは、線からは読み取れません。
日足は1か月ごと

日足では、線は1か月ごとに出ます。図は2016年1月からの日足で、1か月には月〜金の足が21〜23本入るので、線と線の間もその本数です。月の変わり目を見たいときに使えます。
週足・月足は1年ごと


週足と月足は、どちらも線が1年ごとです。週足は線と線の間に約52本、月足は12本が入ります。週足も月足も、1年より細かい区切りは出ません。
アドバイス間隔を選ぶ項目はなく、時間足を変えると間隔も変わります。1時間足は1日、日足は1か月ですよ。
MT4の期間区切り線の位置|サーバー時間の0時に引かれる

線の時刻はサーバー時間の0時
1時間足の図で、線は横軸の「6 Jan 00:00」「8 Jan 00:00」「10 Jan 00:00」の位置に引かれていました。横軸の時刻は、パソコンの時計ではなく、MT4がつながっているサーバーの時刻です。期間区切り線も、このサーバー時間の0時で区切られます。日本時間の0時では区切られません。
サーバー時間をニューヨークの17時(市場の1日の区切り)に合わせる会社では、冬はGMT+2、夏はGMT+3になります。この場合、サーバー0時は日本時間の冬7時・夏6時で、日本時間の0時は、サーバー時間の冬17時・夏18時です。この記事の測定は、この区切りを前提にしています。会社によって違うことがあるので、使う口座のチャートで、横軸の時刻と日本時間の差を確かめてください。
日本時間の0時で線を引きたいとき
全般タブには、区切りの時刻を選ぶ項目がありません。日本時間の0時で線を引きたいときは、標準の期間区切りでは足りないので、時刻を指定して縦線を引くインジケーターなどを別に使います。この記事では、そのようなインジケーターは試していません。
アドバイス線はサーバー時間の0時に出ます。ニューヨーク17時区切りなら、日本時間の朝6時か7時が1日の区切りになりますよ。
MT4の期間区切りと日本時間0時の違い|日足を5通貨で比べた

サーバー時間の0時で区切った日足と、日本時間の0時で区切った日足は、同じ日の同じ通貨でも形が違います。どれだけ違うかを、同じ1時間足から日足を2通り作って測りました。対象は、USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・EUR/JPY・AUD/JPYの5通貨で、2016年1月〜2026年10月23日の週の1時間足336,674本です。データは Dukascopy のティックから作った足(買値)で、サーバー時間は、ニューヨーク17時区切り(GMT+2/+3)として計算しています。
日足の本数と短い足
1通貨あたりの日足は、サーバー時間の0時区切りで2,813本、日本時間の0時区切りで3,380本でした。サーバー時間では月〜金の5本で、土日の足はありません。日本時間では月〜土の6本になり、日曜の足はありませんでした。

日本時間では、短い足ができます。冬(GMT+2)なら、図のとおり月曜は日本時間の7時から24時までの17時間分、土曜は0時から7時までの7時間分です。夏は1時間ずれて、月曜が18時間分、土曜が6時間分になります。実測では、月曜の日足は5通貨で2,810本のうち2,656本が17〜18時間分、土曜の日足は2,810本のうち2,806本が6〜7時間分でした。サーバー時間の日足は、14,066本のうち13,852本(98%)が24時間分でした。
同じ日付の日足を組にして比べる

比べ方は、サーバー時間の日足と日本時間の日足を、月〜金の同じ日付で1組にして、14,066組を数えました。陽線陰線が逆とは、始値より終値が高い日足と低い日足が、2つで食い違った組です。高値が同じとは、その日の高値をつけた1時間足が、2つの日足で同じ足だった組です。安値も同じ見方です。
5通貨を合わせると、陽線陰線が逆の組は2,663組で、18.9%でした。通貨ごとでは、EUR/JPYの16.1%からEUR/USDの21.3%までです。高値が同じ組は7,247組(51.5%)、安値が同じ組は7,407組(52.7%)で、半分近くは、区切りを変えると高値か安値をつける足が変わります。値幅の中央値は、5通貨ともサーバー時間の日足のほうが大きく、USD/JPYで83.5pipsと80.4pipsでした。
曜日で変わる陽線陰線の逆転

陽線陰線が逆になった割合を曜日別に見ると、月曜が12.2%(2,810組中343組)、火曜が19.4%、水曜が22.0%、木曜が20.7%、金曜が20.4%でした。月曜は、どちらの日足も、その週の最初の1時間足から始まります。火曜から金曜は、日本時間の日足が、サーバー時間の日足より6〜7時間早く始まり、2つの日足が重なるのは17〜18時間です。
年ごとの違い

同じ14,066組を年ごとに分けると、陽線陰線が逆の割合は、最も低い2022年が16.4%、最も高い2017年が21.9%で、どの年も16〜22%の間でした。2026年は10月23日の週までの1,055組で、20.2%です。
曜日ごとの値幅の違い

USD/JPYだけで、日足の値幅(高値−安値)の中央値を曜日別に見ました。サーバー時間は、月曜が75pips、火曜が81pips、水曜が90pips、木曜が89pips、金曜が87pipsです。日本時間は、月曜が65pips、火曜が79pips、水曜が80pips、木曜が87pips、金曜が88pipsで、土曜は6〜7時間分の足なので34pipsでした。
測っていないこと
この記事で測ったのは、日足の本数・形・高値安値の位置の違いだけです。どちらの区切りが売買に向くか、勝率や損益、会社ごとのサーバー時間の違い、MT5での表示は測っていません。5通貨以外の通貨ペアや、1時間足以外から作った日足も測っていません。
アドバイス陽線陰線が逆になった組は18.9%でした。日本時間の日足は、月曜と土曜が短くなりますよ。
要点
・期間区切り線は、プロパティの全般タブの「期間区切り表示」か、Ctrl+Yで出る
・間隔は時間足で決まる。1時間足以下は1日、4時間足は1週間、日足は1か月、週足・月足は1年
・線はサーバー時間の0時で引かれる。ニューヨーク17時区切りなら、日本時間の冬7時・夏6時
・5通貨の日足14,066組で、サーバー0時区切りと日本0時区切りの陽線陰線が逆の組は18.9%。月曜は12.2%、水曜は22.0%
・日本0時区切りの日足は月〜土の6本で、月曜(17〜18時間分)と土曜(6〜7時間分)が短い
・測っていないのは、売買の損益、勝率、会社ごとのサーバー時間の違い
MT4の期間区切りのよくある質問
期間区切り線を消すにはどうしますか?
出したときと同じ操作で消えます。プロパティのチェックを外すか、Ctrl+Yをもう一度押します。
区切り線の間隔は変えられますか?
間隔を選ぶ項目はありません。時間足を切り替えると、間隔も変わります。
日本時間の0時で区切れますか?
標準の期間区切りでは区切れません。線はサーバー時間の0時に出ます。日本時間の0時の位置に線が欲しいときは、時刻を指定して縦線を引くインジケーターなどを別に使います。
サーバー時間は、どこで確かめますか?
チャートの横軸の時刻がサーバー時間です。日本時間との差は、会社によって違うことがあるので、ご自身の口座のチャートで確かめてください。
土日にも区切り線は出ますか?
出ません。サーバー時間の日足は月〜金だけで、土日には足がないので、線も引かれません。
MT4の期間区切りのまとめ
MT4の期間区切り線は、プロパティの全般タブの「期間区切り表示」か、Ctrl+Yで出ます。間隔は時間足で決まり、1時間足以下は1日、4時間足は1週間、日足は1か月、週足・月足は1年です。線はサーバー時間の0時に引かれるので、ニューヨーク17時区切りの会社なら、日本時間の冬7時・夏6時が1日の区切りになります。
Dukascopy のティックから作った5通貨の1時間足(2016年1月〜2026年10月23日の週)では、サーバー0時区切りと日本0時区切りの日足を同じ日付で14,066組比べて、陽線陰線が逆の組が18.9%ありました。日足の形は区切りで変わるので、日足を見るときは、自分のチャートの区切りの時刻を確かめてください。EAの設定はMT4へのEA設定方法、チャートに表示する情報はポジション・注文情報のチャート表示、MT4とMT5の違いはMT4とMT5の比較にまとめています。
この記事はMT4の操作と日足の仕組みの情報提供で、特定の取引をすすめるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を超える損失が出ることもあります。取引は自己責任で、リスク管理を自分で決めて行ってください。
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