MT4(メタトレーダー4)便利なショートカットキー集

ショートカットキー一覧 (2)

MT4のショートカットキーは、MetaQuotes社の公式ヘルプ(F1キーで開くユーザーガイド)の「Hot Keys」に一覧があります。この記事では、その公式ヘルプで確かめたキーだけを、チャート操作・表示の切り替え・ウィンドウの開閉・注文とEAの用途別に整理しました。まず覚えたいのは、Ctrl+M(気配値表示)、Ctrl+N(ナビゲーター)、Ctrl+T(ターミナル)、F9(新規注文)、Ctrl+E(自動売買のON/OFF)の5つです。MT5との違いも、公式ヘルプを突き合わせて表にしています。

目次

MT4ショートカットキーの一覧|公式ヘルプで確かめた主なキー

MT4ショートカットキーの主な8つ。Ctrl+Mは気配値表示、Ctrl+Nはナビゲーター、Ctrl+Tはターミナルの開閉、F9は新規注文、Ctrl+Eは自動売買のON/OFF、+と−はチャートの拡大縮小、F12は1本ずつ送る、Alt+1〜3は足の種類の変更
MT4で覚えておくと便利な8つのキー(MetaQuotes社MT4ヘルプ「Hot Keys」より)

MT4のショートカットキーを確認する方法|F1でユーザーガイドを開く

MT4でF1キーを押すと、ユーザーガイドが開きます。ショートカットキー(公式ヘルプの表記は「Hot Keys」)は、そのガイドの中の一覧で確認できます。ブラウザで読むなら、MetaQuotes社のMT4ヘルプ「Fast Navigation / Hot Keys」に同じ内容があります(英語)。

この記事は、そのヘルプの一覧を用途別に並べ直したものです。画面の名前は、日本語版MT4での呼び名(気配値表示、ナビゲーター、ターミナルなど)で書いています。

この記事のキーの出典

表に載せたキーは、すべて上の公式ヘルプの一覧にあるものです。日本語版の画面の呼び名は、OANDA証券のMT4ショートカット解説と照らして確かめました。公式の一覧にないAlt+Rは、別の節で出典とあわせて説明します。

アドバイス

全部を一度に覚えなくて大丈夫。まずは5つのキーから、毎日使う場面で試してみよう。

MT4のチャート操作のショートカット|スクロール・拡大縮小・日時指定

チャートを動かすキーの表。過去へは左矢印、Page Up、F12、Home。最新へは右矢印、Page Down、Shift+F12、End。プラスとマイナスで拡大縮小、テンキー5で縦軸を自動に戻す
チャートを動かすキー。速さと動かす幅で使い分けます(MT4ヘルプ「Hot Keys」より)

スクロール・拡大縮小のショートカットキー

チャートの移動は、矢印キー、Page Up・Page Down、Home・End、F12で行います。矢印の左右がふつうの速さ、Page Up・Page Downが速いスクロールで、F12は1本ずつ送ります。

キー働き
← / →チャートを左(過去)/右(最新)へスクロール
↑ / ↓速く左/右へスクロール。縦軸を固定しているときは上/下にスクロール
Page Up / Page Down速く左/右へスクロール
Home / Endチャートの先頭/末尾へ移動
F12 / Shift+F12チャートを1本分、左/右へ移動
+ / −チャートの拡大/縮小
テンキーの5変更した縦軸を自動に戻す(固定していた場合は、表示範囲に戻す)

出典はMT4ヘルプの「Hot Keys」です。+と−は、キーボードの上段の記号キーで確かめてください(テンキー側での動作は、公式ヘルプに書かれていません)。

日時と通貨ペアを指定する|Enterのファストナビゲーション

チャートを選んでEnterキーを押すと、ファストナビゲーションの入力ボックスが開きます。日時を入れると、その足までチャートが飛びます。通貨ペアや時間足を入れて、チャートを切り替えることもできます。Enterで実行し、Escで閉じます。公式ヘルプが示す入力の形は、次のとおりです。

入力するもの入力例
時刻08:30、8:30
日付2004.10.16、16.10.2004、16.10.04
日付と時刻2004.10.16 8:30
通貨ペアGBPUSD、EURUSD
時間足M1、M5、M15、M30、H1、H4、D1、W1、MN
通貨ペアと時間足GBPUSD, M30

一度に実行できるのは、表のうち1つの形だけです。年は「YYYY.MM.DD」「DD.MM.YYYY」「DD.MM.YY」の並びが使え、「YY.MM.DD」は使えません。通貨ペアは正式な名前で入れ、時間足の「M」は省けます(「GBPUSD 30」で30分足になります)。

アドバイス

過去の特定の日にジャンプしたいときは、Enterで日付を入れるのが速いよ。

MT4のチャート表示を切り替えるショートカット|足の種類・グリッド・出来高

チャート表示を切り替えるキーの模式図。Ctrl+Hは4本値の表示、Ctrl+Fはクロスヘア、Ctrl+Gはグリッド、Ctrl+Yは期間区切り線、Ctrl+Lは出来高を、チャートの該当部分に線で結んで示した
チャート表示の切り替えキー(模式図で、実際の相場ではありません)

足の種類・グリッド・出来高を切り替えるキー

Alt+1・Alt+2・Alt+3で、チャートをバー・ローソク足・ラインに切り替えられます。グリッド、4本値の表示、出来高、期間区切り線は、Ctrlと1文字のキーで、表示と非表示を切り替えます。チャート全体の見た目の整え方は、MT4の画面レイアウトの調整方法で解説しています。

キー働き
Alt+1 / Alt+2 / Alt+3チャートをバー/ローソク足/ラインに切り替え
Ctrl+Gグリッドの表示/非表示
Ctrl+H4本値(OHLC)の表示/非表示
Ctrl+L出来高の表示/非表示
Ctrl+Y期間区切り線の表示/非表示
Ctrl+Fクロスヘア(十字カーソル)を使う
F8チャートの設定ウィンドウを開く
Ctrl+Aインジケーターウィンドウの高さを既定に戻す
F11全画面表示の入/切

オブジェクト・保存・チャートの切り替えのキー

ラインなどのオブジェクトの削除、チャートの保存や印刷、開いているチャートの切り替えにも、ショートカットがあります。

キー働き
Delete選択中のオブジェクトをすべて削除
Backspace最後に置いたオブジェクトを削除
Ctrl+Z / Alt+Backspaceオブジェクトの削除を取り消す
Ctrl+Bオブジェクトリスト(Objects List)を開く
Ctrl+Iインジケーターリスト(Indicators List)を開く
Ctrl+SチャートをCSV・PRN・HTMのファイルで保存
Ctrl+Pチャートを印刷
Ctrl+W / Ctrl+F4チャートウィンドウを閉じる
Ctrl+F6次のチャートウィンドウに切り替え
Alt+Wチャートの管理ウィンドウを開く
Shift+F5 / Ctrl+F5前/次のプロファイルに切り替え
アドバイス

Ctrl+Zはオブジェクトを消したときの取り消し。ラインを間違えて消したら、すぐ押してみよう。

MT4のウィンドウを開くショートカット|気配値表示・ナビゲーター・ターミナル

MT4の画面の模式図。左に気配値表示のCtrl+M、データウィンドウのCtrl+D、ナビゲーターのCtrl+N、中央にチャートのF11全画面表示、下にターミナルのCtrl+TとCtrl+F9の取引タブ、ストラテジーテスターのCtrl+Rを示した
ウィンドウの開閉キー(配置は模式図で、実際の画面とは異なる場合があります)

気配値表示・ナビゲーター・ターミナルの開閉キー

画面の左と下にあるウィンドウは、Ctrlと1文字のキーで開閉できます。画面が狭いときは、チャートを広く使うために閉じておき、必要なときだけ開く使い方ができます。

キー働き
Ctrl+M気配値表示(Market Watch)の開閉
Ctrl+Nナビゲーター(Navigator)の開閉
Ctrl+Tターミナル(Terminal)の開閉
Ctrl+Dデータウィンドウ(Data Window)の開閉
Ctrl+Rストラテジーテスター(Tester)の開閉
Ctrl+Oオプション(設定)ウィンドウを開く
F2ヒストリーセンター(History Center)を開く
F3グローバル変数ウィンドウを開く
F4MetaEditorを起動
F1ユーザーガイドを開く
Esc開いているダイアログを閉じる
Alt+F4MT4を終了

Alt+Rのショートカットキー|公式ヘルプの一覧にはありません

「MT4 Alt+R」で調べる人が多いキーですが、MetaQuotes社の公式ヘルプのHot Keys一覧には載っていません。OANDA証券のMT4解説では、Alt+Rを「チャート(ウィンドウ)の整列」として紹介しています。シストレ.COMでは実機で確かめていないため、使う場合はご自身のMT4で動作を確かめてください。公式の一覧にあるのは、チャートの管理ウィンドウを開くAlt+Wです。

アドバイス

Ctrl+M、Ctrl+N、Ctrl+Tの3つで、画面の左と下のウィンドウは全部開閉できるよ。

MT4の注文とEAのショートカット|F9・Ctrl+E・F6・F7

注文とEAのキーの流れ。手動の発注はF9で新規注文を開き、Ctrl+F9でターミナルの取引タブへ移る。F10は気配値の小窓。EAはCtrl+Eで自動売買をON/OFFし、F7でEAの設定、F6でテスターを開く
注文とEAに関わるキー(MT4ヘルプ「Hot Keys」より)

新規注文を出すキー|F9とCtrl+F9

F9で新規注文のウィンドウが開きます。Ctrl+F9を押すと、ターミナルの「取引」タブが開いてフォーカスが移り、そのあとの取引操作をキーボードで進められます。

キー働き
F9新規注文(New Order)ウィンドウを開く
Ctrl+F9ターミナルの「取引」タブを開き、フォーカスを移す
F10気配値のポップアップ(Popup prices)を開く

ショートカットで注文画面をすぐ開けても、通貨ペアと数量を確かめる手間は変わりません。発注の前に、ウィンドウに出ている内容を見直す習慣をつけると、入力の取り違えに気づきやすくなります。

EAを操作するキー|Ctrl+E・F7・F6

Ctrl+Eは、自動売買(EAの利用)の許可と禁止を切り替えます。F7はチャートに付けたEAのプロパティを開き、F6はそのEAをストラテジーテスターで試すときに使います。EAを1本ずつ止める専用のキーは、公式のHot Keys一覧にありません。EAの始め方は、EAの始め方の基本で解説しています。

キー働き
Ctrl+E自動売買(EAの利用)の許可/禁止を切り替え
F7チャートに付けたEAのプロパティ(設定)を開く
F6チャートに付けたEAを、ストラテジーテスターで試す
アドバイス

Ctrl+Eは自動売買の全体のスイッチ。EAを1本だけ止めるキーはないから、気をつけてね。

MT4とMT5のショートカットの違い|共通のキーと変わるキー

MT4とMT5で違うキーの比較表。Ctrl+F6はMT4が次のチャート、MT5が前のチャート。Ctrl+Shift+F6はMT5だけ次のチャート。F2はヒストリーセンターとタスクマネージャ。Ctrl+Tはターミナルとツールボックス。F10はポップアップ気配値とQuotesウィンドウ
MT4とMT5で働きが違うキー(両方の公式ヘルプを突き合わせて作成)

MT4とMT5で働きが違うキー

MetaQuotes社のMT4とMT5のヘルプのHot Keysを見比べると、F9(新規注文)、Ctrl+E(自動売買)、Ctrl+M(気配値表示)、Ctrl+N(ナビゲーター)、Ctrl+D(データウィンドウ)、Ctrl+R(テスター)は、どちらも同じ働きです。違いが出るのは、次のキーです。MT5は、Ctrl+F6が「前」のチャート、Ctrl+Shift+F6が「次」のチャートで、MT4とは向きが逆になります。

キーMT4MT5
Ctrl+F6次のチャートウィンドウ前のチャートウィンドウ
Ctrl+Shift+F6一覧に記載なし次のチャートウィンドウ
F2ヒストリーセンタータスクマネージャ
Ctrl+Tターミナルツールボックス
F10ポップアップ気配値Quotesウィンドウ

MT5のキーの一覧は、MetaQuotes社のMT5ヘルプ「Hot Keys」にあります。MT5だけを使う場合は、MT5のショートカットキーの記事も参考にしてください。

ショートカットを自分で割り当てる|ナビゲーターの項目に設定

MT4では、ナビゲーターの項目(「口座」グループを除く)に、好きなキーの組み合わせを割り当てられます。ナビゲーターの項目を右クリックして、ホットキーを定義するコマンド(英語版では「Define a hot key」)を実行します。インジケーターなどを、一発で呼び出せるようになります。

注意点は、自分で割り当てたキーのほうが、標準のキーより優先されることです。公式ヘルプの例では、Ctrl+Oは標準では設定ウィンドウを開くキーですが、同じ組み合わせにOn Balance Volumeを割り当てると、Ctrl+Oで設定ウィンドウを開けなくなります。標準のキーと重ならない組み合わせを選んでください。

アドバイス

MT4とMT5は大部分が同じキー。Ctrl+F6の向きだけは逆だから注意してね。

MT4のショートカットキーを覚えるコツ|毎日使うキーから少しずつ

MT4ショートカットキーを無理なく覚える3つの手順の図。毎日使う操作を3〜5個選び、1週間使い、手が慣れたら1〜2個ずつ追加する

覚える順番の例|3〜5個から始める

キーの数は多いので、一度に全部を覚える必要はありません。自分が毎日使う操作のキーから、少しずつ増やす進め方がおすすめです(編集部の提案で、効果を計測したものではありません)。

  1. 毎日使う操作のキーを3〜5個だけ選び、1週間は意識して使います。
  2. 手が慣れてきたら、用途別に1〜2個ずつ追加します。
  3. 迷ったらF1でユーザーガイドを開き、Hot Keysの一覧で確かめます。

相場を見てから発注するまでの流れの例

この記事のキーを、操作の流れに沿って並べると次のようになります。Alt+1〜3でチャートの種類を切り替え、+・−やF12で見たい位置へ移動します。Ctrl+Mで気配値表示、Ctrl+Tでターミナルを開いてレートとポジションを見て、F9で新規注文を開きます。発注後は、Ctrl+F9でターミナルの取引タブに移ると、建玉をキーボードで確認できます。

アドバイス

まずは毎日使うキーを3〜5個。慣れたら1〜2個ずつ足していこう。

要点
・MT4のショートカットキーの一覧は、F1で開くユーザーガイドのHot Keysにあります。
・まず覚えるのは、Ctrl+M(気配値表示)、Ctrl+N(ナビゲーター)、Ctrl+T(ターミナル)、F9(新規注文)、Ctrl+E(自動売買の切り替え)の5つです。
・MT5とは多くが共通ですが、Ctrl+F6の向きやF2、Ctrl+Tの働きが違います。
・Alt+Rは公式の一覧にないため、使う前にご自身のMT4で動作を確かめます。

MT4ショートカットキーのよくある質問(FAQ)

MT4のショートカットキー一覧はどこで確認できますか?

MT4でF1キーを押してユーザーガイドを開き、Hot Keysの一覧で確認できます。MetaQuotes社のサイトにも、同じ内容のMT4ヘルプ(英語)があります。

MT4のショートカットキーは変更できますか?

標準のキーを変更する機能は、公式ヘルプに書かれていません。ナビゲーターの項目(「口座」グループを除く)に、好きなキーを割り当てることはできます。割り当てたキーは標準のキーより優先されるため、標準のキーと重ならない組み合わせを選んでください。

開いている複数のチャートを、キーボードで切り替えるには?

MT4ではCtrl+F6で、次のチャートウィンドウに切り替わります。MT5では、Ctrl+F6が前のチャート、Ctrl+Shift+F6が次のチャートで、向きが逆です。

新規注文をキーボードで出すには?

F9キーで、新規注文のウィンドウが開きます。Ctrl+F9でターミナルの「取引」タブにフォーカスを移すと、そのあとの取引操作もキーボードで進められます。

EAを止めるショートカットはありますか?

自動売買全体の許可と禁止を切り替えるCtrl+Eがあります。EA単位で止める専用キーは、公式のHot Keys一覧に載っていません。

MT4とMT5でショートカットキーは共通ですか?

大部分は共通ですが、一部は働きが違います。F9(新規注文)とCtrl+E(自動売買)は同じです。違うのは、Ctrl+F6の向き、F2(MT4はヒストリーセンター、MT5はタスクマネージャ)、Ctrl+T(MT4はターミナル、MT5はツールボックス)などです。

MT4のAlt+Rは、何のショートカットですか?

MetaQuotes社の公式ヘルプのHot Keys一覧には載っていないキーです。OANDA証券のMT4解説では、チャートの整列として紹介されています。シストレ.COMでは実機で確かめていないため、ご自身のMT4で動作を確かめてください。

MT4ショートカットキーのまとめ

MT4のショートカットキーは、F1で開くユーザーガイドのHot Keysに一覧があります。チャート操作は矢印キーやF12、表示の切り替えはAlt+1〜3やCtrl+G、ウィンドウの開閉はCtrl+M・Ctrl+N・Ctrl+T、注文はF9、自動売買の切り替えはCtrl+Eです。MT5とは多くが共通で、Ctrl+F6の向きなどが違います。キーは、毎日使う3〜5個から覚えるのが無理のない進め方です。公式の一覧にないキー(Alt+Rなど)は、ご自身の環境で動作を確かめてから使ってください。

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この記事を書いた人

シストレ.COM編集部は、FX自動売買(EA)とテクニカル分析を専門とするインターネットメディア「シストレ.COM」の編集チームです。200本以上のEAのフォワードテスト結果を公開し、実際の運用データに基づいた客観的な情報を発信しています。記事の執筆・監修はMetaTrader(MT4/MT5)での実運用経験を持つスタッフが担当。

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