ナンピンマーチン手法とは?仕組みとリスク管理|5通貨10年で打ち切りを測定

FX自動売買 取引ロジック マーチン

ナンピンマーチンは、価格が逆行するたびにポジションを追加(ナンピン)し、その量を倍にしていく(マーチンゲール法)手法です。この記事では、Dukascopy のティックから作った足で、USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・EUR/JPY・AUD/JPYの5分足を使い、2016年1月〜2026年10月27日(世界標準時)に最初の位置を持ってから全部を決済するまでを1サイクルとして、買いと売りを別々に数えました。間隔30pips・倍率2.0倍・最大7個・利確は平均建値の10pips上で、サイクルは18万9,006件(追加が先の順序)です。このうち、最初の位置から210pips下で打ち切りになったのは637件(0.34%)で、利確が先の順序では0.47%でした。

目次

ナンピンマーチンとは|ナンピンとマーチンゲール法を組み合わせた手法

100円で買ったあと90円に下がったときに買い増しして、平均単価を95円に下げるナンピンの図
シストレ.COMで作成した図解。価格が下がったときに買い増しして、平均単価を下げるナンピン。

ナンピンとは

ナンピン(難平)は、買ったあとに価格が下がったときに買い増して、平均の建値(平均建値)を下げる方法です。図のように100円で1つ買い、90円で同じ量を買い増すと、平均建値は95円になります。95円より上に戻れば、全体が利益になります。売りで入った場合は、上がったときに売り増します。自動売買(EA)では、あらかじめ決めた間隔ごとに、機械的に追加する設定が多く使われています。

マーチンゲール法とは

負けるたびに賭け金を2倍にして、1回勝つと最初の賭け金の分だけ利益が出るマーチンゲール法の図
シストレ.COMで作成した図解。負けるたびに賭け金を2倍にするマーチンゲール法。

マーチンゲール法は、負けたあとに賭け金を2倍にして、1回勝てばそれまでの負けを取り戻す方法です。1・2・4と3回負けたあと、次の8で勝てば、賭けた合計は1+2+4=7、戻りは8なので、最初の賭け金と同じ1だけ増えます。ただし、連続して負けるほど賭け金は急に大きくなり、証拠金が足りなくなる危険があります。

ナンピンマーチンの流れ

ナンピンマーチンは、この2つを合わせたものです。最初に1つ持ち、価格が決めた間隔だけ逆行するたびに、前のロット(取引量)の倍率をかけた量を追加します。決済は、平均建値より少し上(買いの場合)に利確の位置を置き、そこに届けば全部を同時に決済します。この記事の測定では、間隔を30pips、倍率を2.0倍、最大ポジション数を7個、利確を平均建値の10pips上にしました。ポジションの数は、追加を含めて持っている位置の数です。

USD/JPYの買いで4個目まで追加して利確で終わった1サイクルを、1時間足のローソク足と追加の位置で示した図
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。USD/JPYで利確になった1サイクルの実例。

図は、実際のUSD/JPYの買いの1サイクルです。日本時間の2025年5月13日2時35分に最初の1個を持ち、30pipsずつ下がるたびに追加して、4個目まで増えました。ロットは1・2・4・8の合計15で、全部を平均建値の10pips上で決済したときの利益は、最初のロットを1としてロット×pipsで150です。持っていた時間は13.8時間でした。

ロットの倍率を1.0倍・1.5倍・2.0倍にしたときの、1個目から7個目までのロットと合計を並べた表
倍率ごとの、各ポジションのロットと合計の計算値。

倍率が2.0倍だと、7個目のロットは64で、7個の合計は最初のロットの127倍です。倍率が1.5倍なら、合計は約32倍です。追加のたびに増えるロットが、ナンピンマーチンの利益と損失の大きさを決めます。

逆マーチンゲール法との違い

勝つたびに賭け金を2倍にして、負けたら1に戻す逆マーチンゲール法の4回分の計算例を並べた表
逆マーチンゲール法の4回分の計算例(実測ではありません)。

逆マーチンゲール法は、マーチンゲール法の反対で、勝ったあとに賭け金を増やし、負けたら元に戻します。図の例では、3回勝って賭け金が1・2・4と増え、累計は+7です。4回目で8を賭けて負けると、累計は−1になり、それまでの利益が消えます。負けたあとに増やすマーチンゲール法と、勝ったあとに増やす逆マーチンゲール法は、増やすタイミングが反対です。ナンピンマーチンは、逆行している最中に増やすので、マーチンゲール法の側です。

アドバイス

ナンピンマーチンは、下がるたびに量を2倍にして追加する手法だよ。7個目まで追加すると、ロットの合計は最初の127倍になるよ。

ナンピンマーチンを5通貨10年で測った結果|サイクルの終わり方

最初の1個から追加して、ポジションが2個から7個になった割合と、打ち切りになった割合を並べた棒グラフ
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。追加でポジションが増えた割合。

測った条件

通貨は、USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・EUR/JPY・AUD/JPYの5つで、Dukascopy のティックから作った5分足(bid)を、2016年1月から2026年10月27日(世界標準時)まで使いました。買いと売りは別々に数えています。売りは、価格の上下を逆にして同じ規則で数えました。最初の位置を持ってから全部を決済するまでを1サイクルとし、決済した次の足の始値から、次のサイクルを始めます。

規則は、間隔30pips・倍率2.0倍・最大ポジション数7個・利確は平均建値の10pips上です。最大の7個になったあと、さらに30pips、つまり最初の位置から210pips逆行したら、全部を決済します。これを「打ち切り」と呼びます。5分足の中で、追加と利確のどちらが先に起きたかは足からは分かりません。買いの場合に、足の中で安値を先に付けたとする順序を「追加が先」、高値を先に付けたとする順序を「利確が先」と呼び、2つの順序で数えて、結果を範囲で書きます。足の始値より先に価格が飛んで追加の位置を越えたときは、始値で追加したとしました。追加が先では、追加82,902回のうち894回(1.08%)が始値で約定し、始値が追加の位置を越えた幅は平均20.7pipsでした。スプレッドとスワップは入れていません。

追加の段ごとの終わり方

サイクルが1個から7個のどのポジションで利確したか、または打ち切りになったかを件数と割合で並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。サイクルの終わり方ごとの件数と割合。

サイクルは、追加が先で189,006件、利確が先で175,782件でした。追加が先では、1個のまま利確になったのが139,866件(74.00%)、2個で31,022件(16.41%)、3個で9,891件(5.23%)、4個で4,116件(2.18%)、5個で1,964件(1.04%)、6個で988件(0.52%)、7個で522件(0.28%)、打ち切りが637件(0.34%)です。合計は100.00%になります。追加が先で、ポジションが2個以上に増えたサイクルは26.0%、7個になったサイクルは0.6%でした。利確が先でも、打ち切りは820件(0.47%)で、1個で終わる割合は74.43%です。

通貨ごとの打ち切りは、追加が先で、USD/JPYが41,267件のうち150件、EUR/USDが22,711件のうち67件、GBP/USDが43,072件のうち129件、EUR/JPYが48,606件のうち171件、AUD/JPYが33,350件のうち120件で、合計は637件です。

利確と打ち切りの大きさは、追加が先で、利確1回の平均利益が29.75、打ち切り1回の平均損失が−7,350.9でした(どちらもロット×pips、最初のロットを1とした値)。損失は利益の247倍で、利確の件数は打ち切りの296倍です。利確が先では、利益が33.06、損失が−7,365.6で、損失は利益の223倍、利確は打ち切りの213倍でした。利確の合計と打ち切りの合計の大きさは、追加が先では利確側が約1.2倍、利確が先では打ち切り側が約1.05倍で、どちらが大きいかは順序の仮定で変わります。スプレッドとスワップを入れていないので、この記事では損益の合計は出していません。

サイクルが続いた時間

サイクルが続いた時間を1時間未満から3日以上まで5つに分けて、サイクル数と割合、うち打ち切りの件数を並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。続いた時間の区分ごとのサイクル数。

追加が先で、サイクルが続いた時間の中央値は40分で、1時間未満が106,792件(56.5%)を占めます。上位10%の境目は9.5時間、最も長いサイクルは12.9日でした。打ち切りになった637件の中央値は25.1時間です。続いた時間の区分ごとの打ち切りの割合は、1時間未満が30件(0.03%)、1〜6時間が57件(0.11%)、6〜24時間が217件(0.90%)、1〜3日が270件(6.0%)、3日以上が63件(13.9%)でした。打ち切りには7回の追加が必要で、時間がかかるので、続いた時間が長い区分ほど打ち切りの割合が大きくなっています。

打ち切りになった実例

USD/JPYの買いで7個目まで追加して、最初の位置から210pips下で打ち切りになった1サイクルを示した図
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。USD/JPYで打ち切りになった1サイクルの実例。

図は、USD/JPYの買いで打ち切りになった実例です。日本時間の2023年2月7日1時5分に最初の1個を持ち、7個目まで追加して、25.8時間後に最初の位置から210pips下で全部を決済しました。ロットの合計は127で、損失は最初のロットを1としてロット×pipsで−7,410です。追加が先でも利確が先でも、この1サイクルは同じ結果でした。

年ごとの打ち切りの割合

2016年から2026年までの年ごとに、サイクルのうち打ち切りになった割合を追加が先と利確が先で並べた点のグラフ
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。年ごとの打ち切りの割合。

年は、最初の位置を持った日(世界標準時)の年で分けました。追加が先では、打ち切りの割合は0.26〜0.41%、利確が先では0.34〜0.61%で、どちらも最も高いのは2016年です。2016年は追加が先で24,841件のうち101件、2026年(10月27日まで)は12,139件のうち31件でした。打ち切りの割合は、年によって約1.6倍(追加が先)から約1.8倍(利確が先)の幅があります。

アドバイス

10年間で、打ち切りは0.34〜0.47%だったよ。でも、1回の打ち切りの損失は、利確1回の利益の223〜247倍だったよ。

ナンピンマーチンの設定を変えると|倍率・間隔・最大ポジション数

ロットの倍率を1.0倍・1.5倍・2.0倍に変えたときの、打ち切りの割合と、損失が利益の何倍かを並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。倍率ごとの打ち切りの割合。

ロットの倍率

間隔30pips・最大7個・利確10pipsのままで、倍率だけを変えました。範囲は、追加が先と利確が先で数えた値の、小さいほうから大きいほうです。打ち切りの割合は、倍率1.0倍で1.54〜1.80%、1.5倍で0.71〜0.89%、2.0倍で0.34〜0.47%と、倍率が大きいほど小さくなりました。一方、打ち切り1回の平均損失が利確1回の平均利益の何倍かは、1.0倍で57〜58倍、1.5倍で118〜123倍、2.0倍で223〜247倍です。倍率が大きいと、利確は早くなって打ち切りは減りますが、打ち切ったときの損失は大きくなります。

間隔と最大ポジション数

間隔を20・30・50pips、最大ポジション数を5・7・10個に変えたときの、打ち切りの割合を並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。間隔と最大ポジション数ごとの打ち切りの割合。

倍率2.0倍・利確10pipsのままで、間隔と最大ポジション数を変えました。打ち切りの位置は、最初の位置から間隔×最大ポジション数だけ下です。間隔20pipsで最大5個なら100pips下、30pipsで最大7個なら210pips下、50pipsで最大10個なら500pips下になります。打ち切りの割合は、最大5個で間隔20pipsが2.04〜2.72%、50pipsが0.54〜0.68%、最大10個で間隔20pipsが0.13〜0.22%、50pipsが0.02〜0.03%でした。間隔が広いほど、最大ポジション数が多いほど、打ち切りの位置が遠くなり、割合は小さくなります。

足を並べ替えた場合との比較

実際の足と、5分足を並べ替えた20回で、ポジションが2個から7個になった割合と打ち切りの割合を比べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。実際の足と、並べ替えた足の割合の比較。

この割合が、足の並び方によるものか、足の大きさの分布だけで決まるのかを調べました。5分足を、始値からの動きと高値・安値のまとまりごと並べ替えて、価格をつなぎ直し、通貨ごとに20回数えました。並べ替えると、連続した値動き・時間帯・曜日の並びは消え、足1本ずつの大きさの分布だけが残ります。並べ替えた足のサイクル数は平均で約20万3,700件と、実際の189,006件と違うので、割合で比べました。

打ち切りの割合は、実際が0.34%で、並べ替えた20回は0.32〜0.37%の範囲で、範囲に入りました。ポジションが3〜7個になった割合も、実際が範囲の中でした。2個になった割合だけは、実際が26.00%で、並べ替えた20回の25.29〜25.58%よりわずかに大きくなりました。打ち切りの割合は、足の大きさの分布だけでほぼ説明できる範囲にあり、足の並びは、この測定では打ち切りの割合を変えませんでした。

アドバイス

倍率を上げると打ち切りは減るけれど、1回の損失は大きくなるよ。間隔を広げると、打ち切りの割合は小さくなるよ。

ナンピンマーチンが破綻する理由|必要な資金と打ち切りの大きさ

倍率2.0倍と1.0倍で、1個目から7個目までのロット・ロットの合計・210pips下で決済したときの損失を並べた表。2.0倍の7個目はロット64、合計127、損失マイナス7,410
計算値の表。倍率2.0倍では、7個目まで持つと損失は7,410になる(1.0倍は840)。

必要な資金が増える仕組み

ナンピンマーチンが破綻するのは、相場が戻らないまま追加を続けるあいだに、持っているロットが急に増えるためです。倍率2.0倍・最大7個では、7個目のロットは最初の64倍、合計は127倍です。価格が戻れば、全部が平均建値の10pips上で終わります。戻らなければ、127倍のロットを持ったまま、最初の位置から210pips下に進みます。上の表のとおり、最初のロットを1とすると、その損失は倍率2.0倍で7,410、1.0倍で840です。この測定には、証拠金とロスカットは入れていないので、口座ごとの強制決済の位置は、別に確かめる必要があります。

打ち切りの損失の大きさ

倍率2.0倍・最大7個で打ち切りになると、損失は最初のロットを1として、理論上ロット×pipsで−7,410です。測定では平均−7,350.9〜−7,365.6でした。利確になったサイクルの平均利益29.75〜33.06に対して、223〜247倍の大きさです。打ち切りは、サイクル全体の0.34〜0.47%ですが、1回の損失が大きいので、少ない回数でも、積み上げた利益の大きな部分が動きます。

資金管理で先に決めること

この測定から言えるのは、打ち切りの位置(間隔×最大ポジション数)と、倍率と、最初のロットの3つが、1回の最大の損失を決めることです。最初のロットが同じでも、倍率2.0倍・最大7個の打ち切りの損失は、倍率1.0倍・最大7個の約8.8倍(−7,410と−840)になります。資金管理では、打ち切りの損失が口座の何%になるかを、運用を始める前に決めておく必要があります。損失が一定を超えたら止める損切りの考え方は、別の記事にまとめています。破綻の事例はリスク管理の記事、建玉の数え方は建玉管理の基礎、専業トレーダーの考え方はリスク管理術が参考になります。

アドバイス

打ち切りは少ないけれど、1回の損失が大きいよ。始める前に、打ち切りの損失が口座の何%になるかを決めてね。

ナンピンマーチンEAの設定項目と選び方

ナンピンマーチンEAの設定項目である倍率・間隔・最大ポジション数・利確の幅・打ち切りと、測った範囲を並べた表
出典: Dukascopy のティックから作った足(bid)。設定項目ごとに測った範囲と打ち切りの割合。

設定項目の見方

ナンピンマーチン型のEAには、ロットの倍率・間隔・最大ポジション数・利確の幅・打ち切りに当たる設定があります。名前はEAによって違うので、説明書やパラメーターの表で、上の図のどれに当たるかを確かめてください。打ち切りに当たる設定が見つからないEAや、最大ポジション数に上限がないEAは、この記事の測定とは前提が違います。ここでの打ち切りは、損切りの幅(最初の位置から間隔×最大ポジション数)と同じ意味です。

EAを選ぶ前に確かめること

確かめることは3つです。1つ目は、最大ポジション数と倍率から、ロットの合計と打ち切りの損失を自分で計算できること。2つ目は、推奨の資金が、その打ち切りの損失より大きいこと。3つ目は、ロスカットの水準と、スプレッドやスワップを入れた成績が、公開されていることです。自動売買の始め方はEAの始め方にまとめています。同じレンジ前提でも、値幅と本数をあらかじめ決めて注文を並べるトラリピ手法は、ロットを増やさない点が異なります。

ナンピンマーチン型のEAを探すときは、マーチンEAランキングと、シストレ.COMのマーチンのカテゴリーが参考になります。

アドバイス

EAを選ぶときは、倍率と最大ポジション数から、打ち切りの損失を計算してみてね。推奨資金より大きくなる設定は、避けようね。

要点
・ナンピンマーチンは、逆行するたびにポジションを追加し、ロットを倍率ずつ増やして、平均建値の少し上で全部を決済する手法
・5通貨の5分足(2016年1月〜2026年10月27日)、間隔30pips・倍率2.0倍・最大7個・利確10pipsで、サイクルは追加が先で189,006件。74.00%は1個のまま利確
・打ち切りは、追加が先で637件(0.34%)、利確が先で820件(0.47%)。続いた時間の中央値は40分、最長は12.9日
・打ち切り1回の平均損失は、利確1回の平均利益の223〜247倍。利確の合計と打ち切りの合計は、順序の仮定で大小が変わる
・倍率1.0倍は打ち切り1.54〜1.80%で損失は57〜58倍、2.0倍は0.34〜0.47%で223〜247倍。間隔が広く最大ポジション数が多いほど、打ち切りの割合は小さい
・足を並べ替えても、打ち切りの割合(0.32〜0.37%)に実際(0.34%)が入った
・測っていないのは、証拠金・ロスカット・スプレッド・スワップを入れた損益

ナンピンマーチンのよくある質問

ナンピンマーチンとは何ですか?

ナンピンとマーチンゲール法を合わせた手法です。逆行するたびに、ロットを倍にして追加します。

ナンピンとマーチンゲール法は何が違いますか?

決めるものが違います。ナンピンは追加する位置(平均建値を下げること)、マーチンゲール法は追加する量(負けたあとに倍にすること)です。

逆マーチンゲール法とは何ですか?

勝ったあとに賭け金を増やし、負けたら元に戻す方法です。負けたあとに増やすマーチンゲール法とは、増やすタイミングが反対です。

打ち切りの割合を小さくする設定はありますか?

倍率を上げる、間隔を広げる、最大ポジション数を増やすと、割合は小さくなりました。ただし、打ち切りの位置が遠くなるか、ロットが増えるので、1回の損失は大きくなります。

この測定の結果は、実際の運用の成績になりますか?

なりません。スプレッド・スワップ・証拠金・ロスカットを入れていない、サイクルの終わり方の数え方です。損益の合計は出していません。

ナンピンマーチンのまとめ

ナンピンマーチンは、逆行するたびにロットを倍にして追加し、平均建値の少し上で全部を決済する手法です。Dukascopy のティックから作った5通貨の5分足(2016年1月〜2026年10月27日)では、サイクルの74.00%が1個のまま利確になり、打ち切りは0.34〜0.47%でした。打ち切り1回の平均損失は、利確1回の平均利益の223〜247倍で、利確の合計と打ち切りの合計の大きさは、足の中の順序の仮定で入れ替わります。

倍率を上げると打ち切りの割合は小さくなり、損失は大きくなります。間隔を広げて最大ポジション数を増やすと、打ち切りの割合は小さくなります。始める前に、打ち切りの損失が口座の何%になるかを、自分で計算してから使ってください。証拠金・ロスカット・スプレッド・スワップを入れた損益は、測っていません。

この記事はFXの手法の情報提供で、特定の取引をすすめるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を超える損失が出ることもあります。取引は自己責任で、リスク管理を自分で決めて行ってください。

⚠ リスクに関する注意事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

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この記事を書いた人

シストレ.COM編集部は、FX自動売買(EA)とテクニカル分析を専門とするインターネットメディア「シストレ.COM」の編集チームです。200本以上のEAのフォワードテスト結果を公開し、実際の運用データに基づいた客観的な情報を発信しています。記事の執筆・監修はMetaTrader(MT4/MT5)での実運用経験を持つスタッフが担当。

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