
MT5「回線不通」とは|右下の接続表示で見分ける

右下の表示が3つに分かれる
MT5の画面の右下には、サーバーとの接続を示す表示があります。ログインに成功すると、緑のバーと応答時間(今回は52.45 ms)が出ます。サーバー名やパスワードを誤ると、赤い丸と通信量(0 / 0 Kb、1 / 0 Kb)が出ます。プロキシが応答しないときは、赤い丸ではなく回る丸が出ます。
検索で使われる「回線不通」は、この赤い丸や回る丸のまま、口座につながらない状態のことです。今回の画面では、「回線不通」という文字は表示されませんでした。MetaQuotes公式ヘルプにも、この言葉の説明は見つかりませんでした。
正常なときの画面

ログインできているときは、タイトルバーに口座の番号とサーバー名(Exness-MT5Trial5: Demo Account)が出ます。右下は緑のバーと「52.45 ms」で、新規注文のボタンも押せる状態です。まず、自分の画面がこの状態と同じかどうかを見てください。
アドバイス「回線不通」は画面に出る文字じゃなくて、右下の赤い丸や回る丸のことだよ。まず右下を見てね。
MT5「回線不通」の原因別の表示|設定ごとに測った結果

測定条件は次のとおりです。Exnessのデモ口座1つを使い、MT5を設定ファイルから起動しました。変えたのは、サーバー名・パスワード・プロキシの3つのうち1つだけです。1回の起動を1回と数え、起動から45秒後の右下の表示を見て、操作ログ(Journal)に出た行を確かめました。画面は各設定の1回目を撮影し、操作ログは3回とも同じでした。
サーバー名を誤ったとき

存在しないサーバー名を指定すると、タイトルバーは「MetaTrader 5 – Netting」のままで、口座の表示が出ませんでした。右下は赤い丸と「0 / 0 Kb」です。操作ログには、起動時の行(Startup)が1行あるだけで、失敗を知らせる行は出ませんでした。
応答しないプロキシを指定したとき

プロキシに、本機の使われていないポート(127.0.0.1:9)を指定しました。右下は回る丸と「0 / 0 Kb」で、新規注文のボタンは灰色になりました。45秒たっても、赤い丸には変わらず回ったままでした。操作ログには「プロキシ経由で接続中」という行が1行出るだけで、成功も失敗も書かれませんでした。
パスワードを誤ったとき

誤ったパスワードでは、タイトルバーに口座の番号は出ましたが、右下は赤い丸と「1 / 0 Kb」でした。サーバー名の誤りと違い、通信量の左側が1になっています。操作ログは、起動時の行だけで、パスワードが違うという行は出ませんでした。
3つとも、操作ログに失敗の行が出ないため、Journalだけを見ても原因は分かりません。原因の見分けは、右下の表示とタイトルバーで行います。赤い丸の「0 / 0 Kb」はサーバー名、「1 / 0 Kb」はパスワード、と決めつけず、設定を1つずつ確かめてください。この表示の違いは、今回の設定3つの範囲で確かめたものです。
アドバイス失敗したときは、ログに行が出ないんだね。右下の丸とタイトルバーで見分けよう。
MT5「回線不通」の直し方|ログイン情報を入れ直す

ログインし直す手順
MetaQuotesの公式ヘルプでは、口座へのログインは、メニューの「ファイル」から「取引口座にログイン」を選んで行います。画面に出る欄は、ログイン・パスワード・サーバーの3つです。パスワードを毎回入れたくないときは、「パスワードを保存」にチェックを入れます(公式ヘルプ:口座の認証)。
- 右下の表示と、タイトルバーに口座が出ているかを見る
- 「ファイル」→「取引口座にログイン」を開く
- ログイン番号・パスワード・サーバー名を、FX会社からの案内メールと見比べて入れ直す
- 右下が緑のバーに変わるかを確かめる
サーバー名の確かめ方

今つながっているサーバー名は、ツールの設定画面のサーバータブで見られます。公式ヘルプによると、サーバー名には「IPアドレス:ポート」の形でも指定できます。FX会社の案内メールにあるサーバー名と、1文字ずつ見比べてください。今回使ったデモ口座のサーバー名は「Exness-MT5Trial5」で、口座ごとに決まった名前を入れます。
プロキシを使っているとき
公式ヘルプのクライアント設定では、プロキシサーバー(HTTP・SOCKS4・SOCKS5)を使う設定と、つながるかを試すボタンが案内されています。今回の測定では、応答しないプロキシを指定すると回る丸のままになりました。会社や学校の回線以外でプロキシを入れた覚えがなければ、プロキシの設定が空になっているかを確かめてください(公式ヘルプ:設定)。
直らないときにFX会社へ伝えること
入れ直しても右下が赤い丸のままなら、FX会社に問い合わせます。そのときは、次の4つを伝えると話が早く進みます。パスワードは伝えません。
- ログイン番号とサーバー名
- 右下の表示(赤い丸か回る丸か、「0 / 0 Kb」などの数字)
- MT5のバージョンと、PCかスマホか
- 入れ直しを試した時刻
アドバイス直す順番は、サーバー名とログイン情報の見直しが先だよ。パスワードは人に伝えないでね。
MT5「回線不通」のログイン時間|正常なら何秒で入れるか

起動から認証成功までの秒数
正常なログインでは、起動から操作ログに認証成功の行が出るまで、7回で3.3〜4.5秒、中央値は4.0秒でした。時間は、MT5を起動した時刻から、認証成功の行(authorized)の時刻までを、PCの時計で測っています。応答時間(ping)は、7回とも52.45 msでした。
この結果は、1台のPCと1つのデモ口座での測定です。回線やFX会社が違えば、秒数も変わります。目安として、起動後に数十秒たっても右下が緑にならないなら、設定を見直す合図と考えてください。
正常なときの操作ログ

正常なときは、起動時の行のあと、約2秒で認証成功の行が出ます。続けて、サーバーとの同期、取引が有効になったことを示す行が出ます。失敗したときは、この認証成功の行が出ないことが見分けの目印です。今回の失敗3つでは、起動時の行のほかに失敗を示す行は出ませんでした。
アドバイス正常だと4秒くらいで入れたよ。ずっと緑にならないときは、設定を見直そうね。
要点
・「回線不通」は検索語で、右下の接続表示が赤い丸や回る丸のまま口座につながらない状態。画面に「回線不通」の文字は出なかった
・サーバー名の誤りは赤い丸(0 / 0 Kb)、パスワードの誤りは赤い丸(1 / 0 Kb)、応答しないプロキシは回る丸(0 / 0 Kb)で、45秒後も未接続
・失敗した3つの設定では、操作ログに失敗の行は出なかった。見分けは右下の表示とタイトルバー
・正常なログインは起動から3.3〜4.5秒(7回、中央値4.0秒)
・直す手順は、「ファイル」→「取引口座にログイン」で、ログイン・パスワード・サーバー名を入れ直すこと
MT5「回線不通」のよくある質問
MT5に「回線不通」と表示されますか?
今回の測定では、表示されませんでした。右下の接続表示が赤い丸や回る丸になるだけです。この状態を、検索では「回線不通」と呼んでいます。
操作ログを見れば、原因は分かりますか?
今回の失敗3つでは、分かりませんでした。失敗を示す行が出なかったためです。右下の表示とタイトルバーを見てください。
ログインにどれくらい時間がかかりますか?
当サイトの測定では、3.3〜4.5秒でした。1台のPCと1つのデモ口座で7回測った値で、環境が違えば変わります。
サーバー名はどこで確かめますか?
設定画面のサーバータブで確かめます。FX会社の案内メールにあるサーバー名と、見比べてください。
FX会社に問い合わせるとき、パスワードは伝えますか?
伝えません。ログイン番号、サーバー名、右下の表示、MT5のバージョンを伝えれば足ります。
MT5「回線不通」のまとめ
MT5の「回線不通」は、右下の接続表示が赤い丸や回る丸のまま、口座につながらない状態です。当サイトの測定では、サーバー名の誤り、パスワードの誤り、応答しないプロキシのどれも、45秒後に未接続でした。操作ログには失敗の行が出ないため、見分けは右下の表示とタイトルバーで行います。正常なログインは、起動から3.3〜4.5秒でした。
直す手順は、「ファイル」→「取引口座にログイン」で、ログイン番号・パスワード・サーバー名をFX会社の案内と見比べて入れ直すことです。それでも直らなければ、パスワード以外の情報を添えてFX会社に問い合わせてください。MT5の基本はMT5の記事にまとめています。



この記事はMT5の操作の情報提供で、特定の取引をすすめるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を超える損失が出ることもあります。取引は自己責任で、リスク管理を自分で決めて行ってください。
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