
朝スキャとは?|日本時間5〜8時のスキャルピングとNYクローズ

スキャと朝スキャの意味
「スキャ」は、スキャルピングを略した言葉です。数pipsから10pips前後の小さな値幅を、短い時間で何度も狙う取引を指します。スキャルピングそのものはスキャルピングの記事にまとめています。
朝スキャは、このスキャルピングを日本時間の早朝に絞って行う取引です。何時から何時までという決まりはありません。この記事では、NYクローズを窓の中に入れ、東京時間(日本時間9時〜)が始まる前に終わる、日本時間5〜8時の3時間を窓として測りました。
夏時間と冬時間でNYクローズは1時間ずれる
NYクローズは、ニューヨーク現地の17時です。米国は3月の第2日曜から11月の第1日曜までが夏時間で、2026年は3月8日から11月1日までです。日本時間では、夏時間の期間が6時、冬時間の期間が7時になります。
窓は日本時間5〜8時で変わらないので、NYクローズの位置が窓の中で動きます。夏時間の期間は、窓の最初の1時間がNYクローズ前、あとの2時間がNYクローズ後です。冬時間の期間は、最初の2時間がNYクローズ前、あとの1時間がNYクローズ後になります。
この記事の測り方
測ったのは、USD/JPY・EUR/JPY・AUD/JPY・NZD/JPY・EUR/USD・GBP/USDの6ペアで、期間は2016〜2025年です。日本時間の火曜〜金曜の窓(5〜8時)を1日として数え、12月24日〜1月2日は除きました。月曜は週末明けで、土曜は窓の途中で取引が終わるため、対象にしていません。窓の5分足が36本中34本以上そろった日だけを使い、日数は測定によって夏時間1,351〜1,358日、冬時間663〜670日です。夏時間か冬時間かは、窓の前夜の米国が夏時間かどうかで分けました。
足は、Dukascopyのティックから作った5分足で、bidとaskの中間値です。MT4・MT5のチャートはbidで描かれるため、FX会社の画面とは値が少し違います。スプレッドはDukascopyのbidとaskの差で、FX会社のスプレッドではありません。測ったのは値幅と値動きの向きで、売買の損益は測っていません。
アドバイス朝スキャの窓は日本時間5〜8時だよ。NYクローズは夏が6時、冬が7時だから、季節を分けて測ったよ。
朝スキャのメリット・デメリット|窓の値幅と時間ごとの値幅を測った結果

窓の値幅の大きさ
窓の値幅は、日本時間5〜8時の最高値と最安値の差です。中央値は、夏時間と冬時間の順に、USD/JPYが14.0pipsと16.3pips、EUR/JPYが16.2pipsと19.5pips、AUD/JPYが14.5pipsと17.0pips、NZD/JPYが16.4pipsと17.8pips、EUR/USDが9.2pipsと12.4pips、GBP/USDが12.6pipsと16.4pipsでした。
6ペアすべてで、冬時間のほうが夏時間より大きくなっています。最も小さいのは、夏時間も冬時間もEUR/USDです。最も大きいのは、夏時間がNZD/JPY(16.4pips)、冬時間がEUR/JPY(19.5pips)でした。
窓の値幅が10pips・20pips以上の日

数pipsから10pips前後を狙う朝スキャでは、窓の中にその値幅があるかどうかが前提になります。窓の値幅が10pips以上だった日の割合は、夏時間が41.8〜90.2%、冬時間が65.2〜93.9%でした。20pips以上だった日は、夏時間が6.9〜35.1%、冬時間が18.5〜47.5%です。
夏時間のEUR/USDは、10pips以上の日が41.8%で、10pips未満の日が58.2%を占めました。同じ夏時間でも、NZD/JPYは90.2%です。値幅を狙う幅は、通貨ペアごとに分けて考える必要があります。
窓の中の1時間ごとの値幅

窓を1時間ずつに分け、窓の次の8〜9時も加えて、値幅の中央値を比べました。円を含む4ペア(USD/JPY・EUR/JPY・AUD/JPY・NZD/JPY)は、夏時間も冬時間も、8〜9時が窓の3つの1時間より大きくなりました。例えばUSD/JPYの夏時間は、5〜6時が8.4pips、6〜7時が7.5pips、7〜8時が8.9pips、8〜9時が11.6pipsです。ただし、NZD/JPYの夏時間は、8〜9時が10.9pipsで、6〜7時(10.8pips)とほぼ同じです。
EUR/USDとGBP/USDは、夏時間も冬時間も、窓の最初の5〜6時が4つの1時間の中で最も大きくなりました。EUR/USDは夏時間が6.4pips、冬時間が9.3pipsです。
朝スキャのメリット
- 取引する時間を、日本時間の早朝3時間(5〜8時)に決められる
- 円を含むペアは、窓の値幅が10pips以上の日が、夏時間で74.5〜90.2%、冬時間で79.8〜93.9%ある
- 窓のあとの8〜9時にも、窓の3つの1時間より大きな値動きが続くペアがある
朝スキャのデメリット
- 夏時間の窓は、冬時間の窓より値幅が小さい(6ペアすべて)
- EUR/USDなど、窓の値幅が10pips未満の日が多いペアがある(夏時間のEUR/USDは58.2%)
- NYクローズ直後のスプレッドが広がる(スプレッドは、リスク管理の節で測った結果を載せています)
アドバイス窓の値幅の中央値は9.2〜19.5pipsで、6ペアとも冬のほうが大きかったよ。
朝スキャの手法|5pips離れたあとの動きと窓を抜けた日

逆張りと順張りを、5pipsの動きで測る
朝スキャの入り方は、少し動いたあとに戻ると見る逆張りと、さらに進むと見る順張りに分かれます。どちらが先に来るかを、次の手順で数えました。窓の始値(5時の始値)から、5分足の終値が5pips以上離れた最初の足を探し、その終値を基準にします。基準のあと、5分足の終値が、基準から同じ向きにさらに5pips進むのと、逆向きに5pips戻るのとで、どちらが先かを見ます。どちらも起きなかった日は除きました。
図の割合は、5pips戻るほうが先だった日を、どちらかが先に起きた日で割ったものです。5pips以上離れた日は夏時間が829〜1,240日、冬時間が531〜635日で、そのうちどちらかが起きた日(図の割合の分母)は夏時間が432〜1,059日、冬時間が367〜553日でした。比べるために、開始時刻を日本時間の2・8・11・14・17・20・23時に変えた3時間の窓でも、同じ数え方をしています。
夏時間の窓で、5pips戻るほうが先だった割合は、USD/JPYが62.5%、EUR/JPYが64.8%、AUD/JPYが65.6%、NZD/JPYが65.7%、EUR/USDが60.6%、GBP/USDが69.0%でした。他の7つの開始時刻の最大を、4.8〜12.9ポイント上回っています。偶然でばらつく範囲(二項分布の正規近似で、90%の範囲)は、50%を中心に、各ペアの件数で±2.5〜4.0ポイントです。例えばUSD/JPYの範囲は47.2〜52.8%で、50%を含みます。夏時間の6ペアは、すべてこの範囲の上限を6.6ポイント以上上回りました。
冬時間の窓は、USD/JPYが53.9%、EUR/JPYが54.8%、AUD/JPYが53.8%、NZD/JPYが54.4%、EUR/USDが55.3%、GBP/USDが59.8%です。偶然の範囲(±3.5〜4.3ポイント)の上限を0.1〜6.2ポイント上回りましたが、USD/JPY・EUR/JPY・EUR/USDの3ペアは、他の開始時刻の範囲に収まっています。この範囲の計算は、日ごとの結果が互いに独立という前提で、実際の幅はもう少し広い可能性があります。
戻りが先になる割合が、他の開始時刻より高かったのは、夏時間の窓です。この数え方は、中間値の終値だけを使っていて、スプレッド・損切りの幅・保有時間を入れていないため、逆張りの損益を表すものではありません。戻る理由も測っていません。
窓の高値・安値を抜けた日

窓の最高値を上回る、または最安値を下回る値動きが8〜9時にあった日の割合は、円を含む4ペアが61.1〜70.7%、EUR/USDとGBP/USDが46.3〜58.5%でした。上回る・下回るの片方でも当てはまれば1日と数えています。ペア別の割合は、図に載せています。
8〜12時まで広げると、窓の高値か安値のどちらかを抜けた日は、6ペアで89.1〜98.8%になりました。高値も安値も両方抜けた日は、20.9〜46.8%です。窓の高値・安値は、東京時間の前半までに、ほとんどの日で更新されています。
利確と損切りの幅
利確や損切りをpipsで決めるときは、窓の値幅と比べると分かりやすくなります。USD/JPYの夏時間は、窓の値幅が10pips以上の日が74.5%、20pips以上の日が26.8%でした。10pipsの利確を置くと、窓の値幅が10pips未満の日は、窓の中だけでは届かないことになります。この記事で測ったのは値幅と値動きの向きで、最適な利確・損切りの幅は測っていません。
通貨ペアの選び方

6ペアの中で、窓の値幅の中央値が大きいのは、EUR/JPY・NZD/JPY・AUD/JPYで、小さいのはEUR/USDでした。値幅が大きいペアは、NYクローズ直後のスプレッドも大きくなっています(NZD/JPYの夏時間は10.03pips)。値幅とスプレッドの両方を見て選びます。ペアごとの特徴は、USD/JPY・EUR/JPY・AUD/CADの記事にまとめています。
この記事で測っていないペアも、MT4・MT5の5分足で、日本時間5〜8時の高値と安値を読めば、窓の値幅を数日分ならべて比べられます。画面の時刻はFX会社のサーバー時間なので、日本時間との差を先に確認してください。
アドバイス5pips離れたあとに戻るほうが先だった割合は、夏の窓で60.6〜69.0%。冬は他の開始時刻と近かったよ。
朝スキャの設定とパラメーター|窓の読み方とインジケーター

窓の高値・安値を5分足で読む
窓の高値と安値は、5分足の日本時間5時〜8時(36本)の最高値と最安値です。図は、2025年の夏時間の火〜金(129日)のうち、窓の値幅が中央値の20.4pipsだった2025年5月9日のUSD/JPYです。2016〜2025年全体の中央値は14.0pipsなので、2025年の夏時間は、全体より窓の値幅が大きい年でした。点線がNYクローズ(夏時間は6時)で、色を付けた部分が窓です。

冬時間の例は、2025年2月25日のUSD/JPYです。2025年の冬時間の火〜金(65日)のうち、窓の値幅が中央値の18.1pipsだった日を選びました。NYクローズは7時で、夏時間の例より1時間遅い位置にあります。どちらも1日の例で、成績ではありません。
ボリンジャーバンドの設定

ボリンジャーバンドは、移動平均線(基準線)と、その上下に標準偏差の倍数の幅をとった線(バンドライン)で、値動きの幅を表すインジケーターです。MT4・MT5の初期設定は、期間が20、偏差が2です。5分足で期間20にすると、100分(1時間40分)の値動きが入ります。窓の3時間のうち、NYクローズの前後でバンドの幅が変わるため、期間を変えて幅の変化を見てください。詳しい設定はボリンジャーバンドの記事にあります。
RSIの設定
RSIは、一定期間の上げ幅と下げ幅から、0〜100の値で勢いを表すインジケーターです。MT4・MT5の初期設定は期間14で、70以上を買われすぎ、30以下を売られすぎとみる使い方があります。5分足で期間14は、70分の値動きです。窓の値幅(中央値9.2〜19.5pips)と比べると、70や30に届く日と届かない日が分かれるため、使う前に、自分のチャートで届く頻度を数えてください。RSIの記事で計算方法を説明しています。
EMAで方向を見る
EMA(指数平滑移動平均線)は、古い足ほど重みを小さくした移動平均線で、重みは指数関数的に減ります。期間が短いEMAは、直近の値動きに早く反応します。朝スキャでは、EMAを方向の確認に使う方法があります。この記事では、EMAやボリンジャーバンド・RSIの組み合わせの成績は測っていません。移動平均線の種類は移動平均線の記事にまとめています。
アドバイス5分足で期間20は100分、期間14は70分だよ。窓は180分だから、期間が長いと窓の半分以上が入るね。
朝スキャEAは使えるのか?|時刻設定とMT4・MT5への入れ方

EAのメリットとデメリット
EA(自動売買プログラム)は、決めたルールで、指定した時間に注文を出せます。窓の3時間だけ動かす設定にすれば、早朝にチャートを見続ける必要がありません。反対に、パソコンやVPSが止まると動かず、スプレッドが広がる時間にも、設定どおりに注文を出します。NYクローズ直後に注文を出す設定のEAは、そのときのスプレッドを払います。
朝スキャEAの選び方
確認する点は3つです。1つ目は、取引する時間が、サーバー時間か日本時間のどちらで決められているかです。サーバー時間は、FX会社によっては夏時間と冬時間で1時間切り替わるため、窓の位置がずれていないか確認します。2つ目は、NYクローズ前後に、スプレッドの上限などで注文を止める設定があるかです。3つ目は、対象の通貨ペアです。窓の値幅は、ペアによって9.2〜19.5pipsと開きがあります。
シストレ.COMには、朝スキャ向けのEAのカテゴリがあります。成績の比較はEAランキングで確認できます。EAの選び方全体は自動売買の記事にまとめています。
EAをMT4・MT5に入れる手順

EAのファイルは、MT4用が.ex4、MT5用が.ex5です。手順は次のとおりです。
- MT4は「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Experts」に、.ex4のファイルを入れます。MT5は「MQL5」→「Experts」に、.ex5のファイルを入れます。
- MT4・MT5を再起動するか、ナビゲーターで右クリックして「更新」を選びます。
- ナビゲーターのエキスパートアドバイザから、EAを5分足のチャートにドラッグします。
- 「全般」タブで「自動売買を許可する」にチェックを入れ、パラメーターを設定します。DLLや外部エキスパートの許可は、EAの説明で必要とされている場合だけ入れます。
- ツールバーの「自動売買」ボタンが有効で、チャートの右上に顔のマークが出ていれば、EAは動作中です。
気配値表示の見出しの時刻は、サーバー時間です。EAの時間設定を入れる前に、日本時間との差を確認してください。まずはデモ口座で動作を確かめます。詳しい設定はMT4の設定の記事にあります。
アドバイスEAを入れる前に、サーバー時間と日本時間の差を確認してね。夏冬で切り替わるFX会社もあるよ。
朝スキャのリスク管理|NYクローズ前後のスプレッドを測った結果

NYクローズ直後にスプレッドが広がる
5分足ごとのスプレッド(Dukascopyのbidとaskの差)の中央値を、NYクローズからの距離で並べました。表の「直後」は、NYクローズから5分間です。日数は夏時間が1,359日、冬時間が670日です。
USD/JPYの夏時間は、30分前が0.47pips、直後が3.76pips、30分後が1.93pips、1時間後が1.04pips、2時間後が0.54pipsでした。冬時間は、0.50pips、3.46pips、1.57pips、0.91pips、0.47pipsです。直後のスプレッドは、30分前の5.8〜8.5倍になりました(6ペア・夏時間と冬時間の表の値から計算)。2時間後は、30分前の0.8〜1.4倍に戻っています。
直後のスプレッドが最も大きいのは、夏時間も冬時間もNZD/JPYで、10.03pipsと9.11pipsです。最も小さいのはEUR/USDで、2.37pipsと2.36pipsでした。
窓の中のスプレッドの動き

USD/JPYを5分ごとに見ると、夏時間は6時の5分間で3.76pipsに跳ね上がり、7時に1.04pips、8時に0.54pipsまで下がります。冬時間は、7時の5分間で3.46pipsに跳ね上がり、8時に0.91pips、9時に0.47pipsです。夏時間の5〜6時の中央値は0.47pipsで、冬時間の5〜6時は0.37pipsでした。
夏時間は窓の2時間目(6〜7時)、冬時間は窓の3時間目(7〜8時)に、スプレッドが広い時間が入ります。FX会社のスプレッドは、ここで測ったDukascopyの値とは別です。自分のFX会社のスプレッドを、窓の時間に数日記録して比べてください。
損切りの幅とスリッページ
NZD/JPYの夏時間は、直後5分間のスプレッドの中央値が10.03pipsで、5pipsの損切りより広い値でした。損切りの幅は、スプレッドを払ったあとの値で考えます。注文が表示価格とずれて約定するスリッページは、スリッページの記事で説明しています。スプレッド全般はスプレッドの記事にあります。
FX会社の選び方
朝スキャでは、窓の時間のスプレッドと、注文の約定の速さがコストに直結します。比べるときは、NYクローズの前後30分と、窓の始まりの5時台のスプレッドを、同じ通貨ペアで記録して並べます。取引するEAがあるなら、そのEAが動かすペアと時間で記録してください。
アドバイスNYクローズ直後5分間のスプレッドは、30分前の5.8〜8.5倍だったよ。FX会社の値は自分で記録して確かめてね。
要点
・朝スキャは、日本時間の早朝(この記事では5〜8時)に行うスキャルピング
・NYクローズは夏時間の期間が日本時間6時、冬時間の期間が7時で、窓の中で1時間ずれる
・窓の値幅の中央値は9.2〜19.5pipsで、6ペアすべてで冬時間のほうが大きい
・窓の値幅が10pips以上の日は、夏時間が41.8〜90.2%、冬時間が65.2〜93.9%
・5pips離れたあと、5pips戻るほうが先だった割合は、夏時間が60.6〜69.0%で、他の開始時刻の最大を上回る。冬時間は53.8〜59.8%
・NYクローズ直後5分間のスプレッド(Dukascopyの値)は、30分前の5.8〜8.5倍。2時間後は0.8〜1.4倍
・測ったのは値幅と向きで、売買の損益は測っていません
朝スキャのよくある質問
朝スキャとは何ですか?
日本時間の早朝に行うスキャルピングです。時間の決まりはなく、この記事ではNYクローズを含む5〜8時を窓として測りました。
「スキャ」とはどういう意味ですか?
スキャルピングを略した言葉です。数pipsから10pips前後の小さな値幅を、短い時間で何度も狙う取引を指します。
NYクローズは日本時間で何時ですか?
夏時間の期間は6時、冬時間の期間は7時です。ニューヨーク現地の17時にあたり、米国の夏時間は3月の第2日曜から11月の第1日曜までです。
朝スキャで、どのくらいの値幅がありますか?
窓(5〜8時)の値幅の中央値は、6ペアで9.2〜19.5pipsでした。EUR/USDが最も小さく、夏時間のEUR/USDは10pips未満の日が過半数です。
朝スキャはスプレッドが広がりますか?
NYクローズ直後の5分間は広がります。Dukascopyの値では、USD/JPYが夏時間3.76pips、冬時間3.46pipsでした。FX会社の値は別なので、自分で記録して確かめてください。
朝スキャはEAで自動化できますか?
時間を指定して動かせるEAがあります。EAの時間設定がサーバー時間か日本時間かを確認し、まずデモ口座で動作を確かめます。
朝スキャは逆張りと順張りのどちらがよいですか?
損益を測っていないため、どちらがよいとは言えません。測ったのは、5pips離れたあとの動きの先後だけで、夏時間の窓は戻りが先の割合が高く、冬時間の窓は他の開始時刻と近い結果でした。
朝スキャのまとめ
朝スキャは、日本時間の早朝に行うスキャルピングで、この記事では5〜8時を窓にしました。Dukascopyのティックから作った足(bidとaskの中間値)で、6ペアの2016〜2025年を測ると、窓の値幅の中央値は9.2〜19.5pipsで、冬時間のほうが6ペアすべてで大きくなりました。5pips離れたあとに戻るほうが先だった割合は、夏時間の窓が60.6〜69.0%で、他の開始時刻の最大を上回りました。NYクローズ直後5分間のスプレッドは、30分前の5.8〜8.5倍です。
測ったのは値幅と向きで、売買の損益や、利確・損切りの最適な幅は測っていません。EAを使う場合も、サーバー時間と日本時間の差、スプレッドを自分のFX会社で確かめてから、デモ口座で動かしてください。ニューヨーク時間の値動きはニューヨーク市場の記事、ロンドン時間はロンドン市場の記事にまとめています。
この記事はFXの情報提供で、特定の取引をすすめるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を超える損失が出ることもあります。取引は自己責任で、リスク管理を自分で決めて行ってください。
⚠ リスクに関する注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジ取引の特性上、預託した証拠金以上の損失が生じる可能性があります。取引の際は、ご自身の判断と責任において行ってください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。













