
移動平均線とは|直近の終値を平均して、価格の動きをなめらかにした線

図は、2024年4〜8月のドル円の日足に、SMA(単純移動平均)の3本を重ねたものです。価格は7月3日に高値161.95円をつけ、8月5日に安値141.68円まで下がりました。7月3日の時点で、SMA20は159.25円、SMA50は157.46円、SMA200は151.05円でした。平均する本数が短い線ほど価格の近くを動き、長い線ほどゆっくり動いています。
移動平均線の見方|線の向きと、価格との位置
移動平均線は、線の向きで相場の流れを見ます。線が上向きで、価格が線の上にあれば上昇の流れ、線が下向きで、価格が線の下にあれば下落の流れとして読むのが基本です。線が横ばいのときは、はっきりした流れがない状態として読みます。サポートやレジスタンスの線と合わせた見方は、サポートラインとレジスタンスラインの記事で説明しています。

短期・中期・長期の線|本数は足の種類で時間が変わる
平均する足の数を、この記事では「本数」と呼びます。5〜20本を短期、50〜100本を中期、200本を長期と呼び分ける例がありますが、決まりはありません。同じ20本でも、15分足なら5時間、1時間足なら20時間、日足なら20日で、足の種類によって見ている時間の長さが変わります。

アドバイス同じ「20」でも、1時間足と日足では見ている長さが違うよ。本数は、足の種類とセットで考えようね。
移動平均線の計算方法|SMA・EMA・SMMA・WMAの4種類

移動平均線は、直近N本の終値に重みを付けて足し合わせた値を、足ごとに線でつないだものです。違いは、どの終値にどれだけ重みを掛けるかだけです。図は本数Nが20のときの重みで、SMAは20本すべてが5%ずつ、EMAとWMAは最新の足がそれぞれ約9.5%で、古い足ほど小さくなります。
SMA(単純移動平均)|終値を同じ重さで平均する
SMAは、直近N本の終値の合計をNで割った値です。終値が100、102、101、103、104円の5本なら、合計510円を5で割って、SMA5は102.0円です。新しい足が1本増えると、いちばん古い足が外れるため、外れた足の値が大きいと、線が急に動くことがあります。くわしくはSMAの記事にあります。
EMA(指数移動平均)|新しい終値ほど重くする
EMAは、「今回の終値×α+前回のEMA×(1−α)」で毎回更新します。αは2÷(N+1)で、N=20なら約9.5%です。古い終値の重みは、1本さかのぼるごとに(1−α)倍、つまり約0.905倍になり、指数的に小さくなります。EMAは前回の値を引き継ぐので、20本より前の終値にも重みが残り、その合計は約13.5%です。くわしくはEMAの記事にあります。
SMMA(平滑移動平均)とWMA(加重移動平均)
SMMAは、「(前回のSMMA×(N−1)+今回の終値)÷N」で更新します。期間NのSMMAは、期間(2N−1)のEMAと同じ線になります。20本のSMMAは、39本のEMAと同じです。WMAは、最新の足にN、その前にN−1、…、いちばん古い足に1の重みを掛けて、重みの合計で割ります。20本なら、最新の足の重みが20÷210で約9.5%、いちばん古い足が1÷210で約0.5%です。MT4・MT5では、WMAは「LWMA」の名前で選びます。くわしくはWMAの記事にあります。
4種類の違いを表で比べる

表の「遅れ」は、価格が一定の速さで上がり続けたときに、線が価格より何本分あとを追うかを、式から計算した値です。N=20で、SMAとEMAは9.5本、WMAは約6.3本、SMMAは19本です。SMMAは数値でも確かめ、直線的に上がる価格との差が19.0本になることを見ました。同じ本数なら、WMAがいちばん価格に近く、SMMAがいちばん遅れます。
価格が急に動いたときの、線の追いつき方

図は、2024年8月初めの急落です。ドル円は7月31日に153.57円(1時間足の終値)まで上がったあと、8月5日12時(UTC)に142.25円まで下がりました。この安値の足で、線と終値の差は、SMAが2.18円、EMAが1.94円、WMAが1.26円でした。線は、価格が大きく動いたあとから追いかけるため、動きの途中では価格より遅れます。
その他の移動平均線
標準の4種類のほかに、移動平均線を組み合わせたり、重みを変えたりした線があります。DEMA、TEMA、HMA、KAMA、ALMAのほか、期間の違う線を何本も並べるGMMAやレインボーがあります。出来高をもとにしたアンカードVWAPは、移動平均線とは別の、平均価格の線です。
アドバイス計算の違いは、重みの付け方の違いだよ。同じ本数でも、線の動きが少しずつ変わるんだ。
移動平均線の期間設定|本数を変えると、横切る回数と戻る割合が変わる

本数を5本から200本まで6通り、SMA・EMA・WMAの3種類で、価格が線を横切る回数を数えました。ドル円・ユーロドル・ポンドドル・豪ドル円の4通貨ペアを、2016年1月〜2025年12月の10年分で、1時間足と日足の両方で数えています。足の終値が線の反対側に移ったときを「横切った」と1回と数え、その後5本以内に終値が元の側へ戻ったものを「戻った」と数えます。最初の200本は、線が安定しないため数えていません。
本数が長いほど、横切る回数は減る
1時間足のSMAで、1ペアの1年あたりの回数は、5本で1,691回、20本で723回、50本で432回、200本で206回でした。日足のSMAでは、20本で33.4回、50本で21.6回、200本で8.5回です。本数が10本以上では、すべての足の種類で、回数はSMAがいちばん少なく、EMA、WMAの順に多くなりました(5本だけは、EMAがSMAより少なくなりました)。1時間足のSMA20は、10年・4ペアで28,904回の横切りがあります。日足のSMA200は、10年・4ペアで339回と、数が少ない点に注意してください。
横切った後、5本以内に元の側へ戻った割合

1時間足では、3種類とも、本数が短いほど戻った割合が高くなりました。SMAは5本で79.4%、20本で57.8%、200本で56.1%です。日足も、5本の75.1〜82.4%から20本で56.1〜60.8%に下がり、50〜200本は53.7〜58.5%でした。短い本数の線は、横切ってもすぐに元の側へ戻ることが多く、横切りが「向きが変わった」ことを示さない場合が多い、という数字です。
値動きの順序を並べ替えた価格でも、横切って戻ることは起きる

横切って戻る割合のうち、どこまでが線の作りによるものかを見るために、各ペアの1時間ごとの値動きの順序を無作為に入れ替えた価格を作り、同じ数え方で比べました(並べ替えは各ペア5回ずつです)。表の「戻り」は、5本以内に元の側へ戻った割合です。並べ替えた価格でも、戻った割合は53.1〜59.2%あり、線を横切ってすぐ戻ることは、移動平均線の作りだけでも半分以上で起きます。実際の価格は、並べ替えた価格より、戻った割合が3.0〜4.2ポイント高く、横切る回数も5.6〜10.4%多くなりました。この差の一部は、偶然でも生じえます。
よく挙げられる本数の組み合わせ
短い線と長い線の2本を使う例として、次の組み合わせがよく挙げられます。どれが良いかを測ったものではなく、この記事の測定は、本数ごとの横切る回数と戻った割合までです。
| 使い方の例 | 組み合わせ |
|---|---|
| 短い時間の売買 | EMA5とSMA20 |
| 1日の中の売買 | EMA20とSMA50 |
| 数日〜数週間の売買 | SMA50とSMA200 |
アドバイス本数が短いほど、線はこまめに価格を追うけれど、横切ってもすぐ戻る割合が高いんだ。長さは、見たい時間の長さで決めよう。
移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロス|クロスの後の向きを10年で測る

ゴールデンクロスとデッドクロスの意味
ゴールデンクロス(GC)は、短い本数の線が、長い本数の線を下から上へ抜けること、デッドクロス(DC)は、上から下へ抜けることです。図は、ユーロドルの1時間足で、SMA20がSMA50を上へ抜けた点(GC・青の上向き三角)と、下へ抜けた点(DC・紫の下向き三角)です。2024年4月8日16時(UTC)のGCは終値1.0850で、24本後は1.0854(+4 pips)、120本後は1.0636(−214 pips)でした。4月10日11時のDCは終値1.0856で、24本後は1.0728(−128 pips)でした。1つの例では、クロスの向きと、そのあとの値動きが一致するかどうかは分かりません。

10年・4通貨ペアで、クロスの後の向きを測る

図の「20/50」は、SMA20とSMA50のクロス、「50/200」は、SMA50とSMA200のクロスです。1時間足では24本後と120本後、日足では5日後と20日後の価格を、クロスした足の終値と比べました。ゴールデンクロスは上がった割合、デッドクロスは下がった割合です。比べる相手は、同じ4ペアの足から、ペアごとに同じ件数を無作為に選び、同じ割合を出す操作を1,000回行った結果の5〜95%点です。件数は、1時間足の20/50が約2,700回、50/200が約800回、日足の20/50が約130回、50/200が35回(GC)と32回(DC)でした。
GC・DCで8条件ずつ、計16の比べ方のうち、無作為の範囲の外に出たのは1つだけでした。日足50/200のDCの20日後で、下がった割合は65.6%、範囲は34.4〜59.4%です(32回)。範囲の端に接していたものが2つあり、1時間足50/200のDCの24本後(実際45.9%・範囲45.7〜51.5%)と、日足50/200のGCの5日後(実際65.7%・範囲40.0〜65.7%)です。範囲は5〜95%点なので、条件ごとに約1割は範囲の外に出ます。16の比べ方で1つ外れたことは、偶然の範囲と考えられます。件数が最も多い1時間足の20/50では、GCの24本後が52.8%、120本後が52.3%、DCの24本後が49.2%、120本後が47.6%で、4つとも範囲の中でした。
アドバイスクロスは、あとから「向きが変わった」と分かる目印だよ。クロスのあとの向きを当てるものとは、この測定では言えなかったんだ。
移動平均線のパーフェクトオーダー|3本の並びと、続く長さ

パーフェクトオーダーとは
パーフェクトオーダーは、期間の違う3本の移動平均線が、短い順に上から並ぶ(または下から並ぶ)状態です。この記事では、EMA20>SMA50>SMA200を上向きの並び、EMA20<SMA50<SMA200を下向きの並びと呼びます。図は2022〜2023年のドル円の日足で、上向きの並び(青)が4回、下向きの並び(橙)が2回ありました。たとえば、上向きの並びは2022年1月2日から7月31日まで181日続き、下向きの並びは2022年12月30日から2023年2月13日まで39日続きました。くわしくはパーフェクトオーダーの記事にあります。

どれくらいの割合で、並んでいるのか
4通貨ペア・2016〜2025年で、パーフェクトオーダーだった足の割合を数えました(最初の200本は除外)。1時間足は248,210本のうち、上向きの並びが32.0%、下向きの並びが27.8%で、合わせて59.9%です。日足は11,611日のうち、上向きが33.5%、下向きが27.2%で、合わせて60.6%でした。4ペアの合計で、ペア別には分けていません。
並びが続いた長さ

並びが続いた区間は、1時間足で3,563回(1ペア1年あたり約89回)、日足で168回(約4.2回)ありました。長さの中央値は、1時間足で33本、日足で36日です。区間の長さを4段階に分けると、1時間足では25〜120本の区間が全体の59.1%で最も多く、1〜5本の短い区間も10.1%ありました。ただし、足の数で見ると、1〜5本の区間は全体の0.7%にすぎず、25〜120本が76.5%、121本以上が13.3%を占めます。日足でも、1〜5日の区間は区間の数の10.7%、足の数では0.7%でした。分母は、区間の割合が区間の総数(1時間足3,563・日足168)、足の割合がパーフェクトオーダーだった足の総数(1時間足148,636本・日足7,042日)です。
アドバイス3本がそろっても、1割ほどは5本以内で崩れているよ。「そろった」だけで安心しないで、続く長さも見てね。
移動平均線のグランビルの法則|買い4つ・売り4つの見方

グランビルの法則は、移動平均線と価格の位置関係から、買いと売りの目安をそれぞれ4つに分けた見方です。図は、その8つを模式的に描いたもので、実際の相場の図ではありません。
買いの目安の4つ
- 買い1: 線が横ばい〜上向きに変わり、価格が線を下から上へ抜ける
- 買い2: 線が上向きのまま、価格が線を割った後すぐ戻る
- 買い3: 線が上向きのまま、価格が線に近づいて割らずに反発する
- 買い4: 線が下向きで、価格が線から大きく下に離れた後に反発する
売りの目安の4つ
- 売り1: 線が横ばい〜下向きに変わり、価格が線を上から下へ抜ける
- 売り2: 線が下向きのまま、価格が線を上抜けた後すぐ戻る
- 売り3: 線が下向きのまま、価格が線に近づいて抜けずに反落する
- 売り4: 線が上向きで、価格が線から大きく上に離れた後に反落する
この記事で測っていないこと
8つの目安ごとの成績は、この記事では測っていません。「離れた」「近づいた」の基準は人によって違い、数字にして測るには、基準を先に決める必要があります。成績を知りたい場合は、基準を決めて過去の相場で試す必要があります。くわしい見方はグランビルの法則の記事にあります。
アドバイス8つは、線の向きと価格の位置の組み合わせだよ。図は説明用だから、実際のチャートは形がもっと崩れるんだ。
移動平均線のMT4・MT5での設定方法|本数・計算方法・適用価格

標準の移動平均線をチャートに出す
MT4・MT5には、標準で移動平均線が入っています。メニューの「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」を選ぶと、設定画面が開きます。本数、ずらす本数、計算方法、使う価格を決めて、色を選んでOKを押すと、チャートに線が出ます。インストールは要りません。
設定項目の意味
設定は4つで、表のとおりです。ma_periodは平均する本数、ma_shiftは線を右へずらす本数で、0ならずらしません。ma_methodはSMA、EMA、SMMA、LWMAの4つから選びます。applied_priceは、終値を基本に、始値・高値・安値・中央値・典型値・加重値から選べます。この記事の測定は、すべて終値で計算した線です。
2本・3本の線を重ねて表示する
同じ操作を繰り返せば、本数や計算方法の違う線を、何本でも重ねられます。たとえば、1本目をEMA20、2本目をSMA50、3本目をSMA200にして、色を変えれば、パーフェクトオーダーの図と同じ表示になります。
アドバイスまずは標準の線を出して、本数を変えながら見てみよう。線が何本あるかは、あとから増やせるよ。
移動平均線インジケーターのダウンロード|MT4・MT5用の無料配布

ダウンロード
以下のボタンから、「SMA_systre」(MT4用 .ex4・MT5用 .ex5)をダウンロードできます。zipの中には、MT4フォルダ(SMA_systre.ex4)とMT5フォルダ(SMA_systre.ex5)が入っています。MT4のex4は、MT5では動きません。
インストール手順(MT4・MT5共通)
zipを解凍すると、MT4フォルダ(SMA_systre.ex4)とMT5フォルダ(SMA_systre.ex5)が出てきます。使うほうのファイルを取り出します。
メニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」から、MT4なら「MQL4」→「Indicators」、MT5なら「MQL5」→「Indicators」を開き、ex4またはex5を移動します。
再起動するか、ナビゲーターで右クリックして「更新」を選びます。一覧に出たSMA_systreを、チャートにドラッグ&ドロップすると、設定画面が開きます。
利用上の注意
- シストレ.COMの登録口座で利用できます。認証が行われていない口座では使えません。
- 無料配布のサンプルです。商用利用と再配布は禁止です。
- 出所のわからない改変版は、誤作動や情報流出の恐れがあります。配布元を確認してください。
アドバイスMT4とMT5でファイルが違うよ。自分が使うほうのフォルダに入れてね。
移動平均線をEAで使うときの注意|確定した足の値で判定する

足の途中で線に触れた回数を測った
EAは、足の途中の値を毎回見ることもできます。そこで、1時間足で、直前の足の終わりのSMAの値に、次の足の途中で触れた回数を数えました。直前の終値が線の片側にあり、次の足の高値・安値が線に届いた場合を1回と数え、その足が元の側で終わった割合を出しています。SMA20では年1,434回(10年・4ペアで57,349回)触れ、そのうち51.3%が元の側で終わりました。SMA50は年875回で51.2%、SMA200は年420回で50.9%です。足の途中で線に触れても、その足が元の側で終わるか、反対側で終わるかは、ほぼ半々でした。SMA20で、終値で線の反対側に移った回数は年723回で、触れた回数の約半分です。
確定した足の値を読む書き方
形成中の足の値で判定すると、足が確定する前に線を越えて、確定時には元に戻る場合があります。MT4のiMA関数では、引数のshiftに1を指定すると、1本前の確定した足の値を読めます(0は形成中の足)。MT5ではiMAが指標のハンドルを返し、CopyBufferで値を読みます。このときも、開始位置に1を指定すると、確定した足の値を読めます。
アドバイス足の途中で触れた回数は、終値で横切った回数の2倍ほどあったよ。EAは、確定した足の値で判定しよう。
移動平均線と組み合わせる指標|MACD・ボリンジャーバンドなど

移動平均線から作られている指標
多くの指標は、移動平均線を土台にしています。MACDは、EMA12本とEMA26本の差です。ボリンジャーバンドは、中心線に20本のSMAを使うのが標準で、その上下にバンドを引きます。DEMA、TEMA、HMAは、移動平均線を組み合わせて、遅れを小さくした線です。
別の見方を足す指標
移動平均線は、向きを見る道具で、勢いや値幅は表しません。勢いを見るRSI、値幅の平均を見るATR、ローソク足の形を見るピンバーなどを足す方法があります。この記事では、組み合わせた成績は測っていません。週足と日足の線を合わせる使い方は週足の記事、一目均衡表は転換線・基準線の記事にあります。
アドバイスMACDやボリンジャーバンドも、中身は移動平均線だよ。線の動きが分かると、ほかの指標も読みやすくなるんだ。
要点
・移動平均線は、直近N本の終値に重みを付けて平均した線。SMAは同じ重み、EMAとWMAは新しい終値ほど重く、SMMAはEMA(2N−1)と同じ線
・遅れ(直線的な上昇での線と価格の差)は、20本でSMAとEMAが9.5本、WMAが約6.3本、SMMAが19本
・この記事の測定は、Dukascopy のティックから作った足、ドル円・ユーロドル・ポンドドル・豪ドル円の4通貨ペア、2016〜2025年の10年分
・横切った後、5本以内に戻った割合は、1時間足のSMAで5本が79.4%、20本が57.8%、200本が56.1%。値動きの順序を並べ替えた価格でも、戻った割合は53.1〜59.2%
・GC・DCの後に価格がクロスの向きへ動いた割合は、16の比べ方のうち15が無作為の範囲の中(外の1つは日足50/200のDC・20日後・32回)
・パーフェクトオーダー(EMA20・SMA50・SMA200)だった足は、1時間足で59.9%、日足で60.6%。区間の中央値は1時間足33本、日足36日
・足の途中で線に触れた足が元の側で終わった割合は、SMA20・50・200で50.9〜51.3%
・測っていないのは、売買の損益、スプレッド、損切り、グランビルの8つの成績、ほかの通貨ペアと足の種類
移動平均線のよくある質問
移動平均線とは何ですか?
直近の終値の平均を、線にしたものです。価格の細かな上下がならされ、流れの向きを見やすくなります。
SMAとEMAは何が違いますか?
終値に掛ける重みが違います。SMAは全部同じ重み、EMAは新しい終値ほど重くなります。20本の遅れは、どちらも9.5本です。
20本・50本・200本のどれを使えばよいですか?
この測定では、決められませんでした。本数が長いほど横切る回数は減り、横切ってすぐ戻る割合も下がりました。成績は測っていません。
ゴールデンクロスのあとは、上がりますか?
上がるとは言えませんでした。16の比べ方のうち15は、無作為に選んだ足と同じ範囲に入っています。
MT4・MT5で移動平均線を出すには、どうしますか?
「挿入」メニューから選びます。「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」で、本数と計算方法を決めてOKを押します。
配布のインジケーターは、MT5でも使えますか?
使えます。zipの中のex5を、MT5のMQL5の下のIndicatorsに入れます。ex4はMT4用で、MT5では動きません。
移動平均線のまとめ
移動平均線は、直近の終値を平均して、価格の動きをなめらかにした線です。SMA・EMA・SMMA・WMAは、終値に掛ける重みが違い、同じ20本でも、線の遅れと動きが変わります。Dukascopy のティックから作った1時間足と日足の10年分(4通貨ペア)で測ると、本数が長いほど横切る回数は減り、横切ってすぐ戻る割合も下がりました。ゴールデンクロス・デッドクロスの後に価格がクロスの向きへ動いた割合は、16の比べ方のうち15が、無作為に選んだ足の範囲に入りました。測っていないのは、売買の損益、スプレッド、損切り、グランビルの8つの成績、ほかの通貨ペアと足の種類です。
移動平均線を使った条件を自動で回して確かめたい場合は、EA(自動売買)の記事と、EAの選び方の記事があります。
この記事はFXの取引手法の情報提供で、特定の投資を勧めるものではありません。FXには価格変動のリスクがあり、元本を割り込むことがあります。取引は自己責任で、リスク管理をしたうえで行ってください。
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